ジュノ(2PM)×イ・セヨン「赤い袖先」第1-4話あらすじとみどころ:幼き日の出会い~ドギムの戸惑い
ついにWOWOWプライムで韓国ドラマ「赤い袖先」(全17話)がスタート!10月28日と11月4日放送の第1話~第4話までのあらすじと見どころ、豆知識を紹介、番組サイトには予告動画とジュノとイ・セヨンのコメント動画が公開中だ。第1話は無料放送。
新たな名作の誕生!「赤い袖先」若き日の第22代国王イ・サンと聡明な女官ドギムの身分を超えた切ない愛の物語を繊細に描き、韓国で大ブームを巻き起こした本格的歴史ロマンス。
【「赤い袖先」を2倍楽しむ】ではドラマの時代背景や実在人物、各話のネタバレあらすじと見どころ、キャストの魅力などまとめているので、視聴の参考にどうぞ。
「赤い袖先」と「イ・サン」を比べた以下の記事も参考にされたい。
①作品&名前編:ヒロインの名前が違うのはなぜ?
②友情編:生涯の友から視聴者を号泣させた友情まで
③ロマンス編:ヒロインが側室になるのを拒んだ理由は?
■キャスト
イ・サン役:ジュノ
ソン・ドギム(またはドクイム)役:イ・セヨン
ホン・ドクロ役:カンフン
英祖役:イ・ドクファ
提調尚宮チョ氏役:パク・ジヨン
ソ尚宮役:チャン・ヘジン
ほか
【第1話:幼き日の出会い】 ※豆知識
宮廷に仕える幼い見習い宮女ソン・ドギム。彼女は本を読み聞かせる伝奇叟(チョンギス)遊びが得意だ。その日も大勢の仲間たちに本を読むドギムだが、先輩尚宮たちにバレて叱られ、罰として亡くなった暎嬪(ヨンビン)の弔問に夜、1人で行かされることになる。一方、実の祖母、暎嬪の死を知った王世孫イ・サンも、東宮殿を抜け出し1人で後宮に向かう。そこで道に迷っていたドギムと出会ったサン。2人は無事後宮にたどり着き、サンは祖母の遺骸を前に涙を流す。
幼いドクイムはなぜ100両もののお金を貯めているのか?提調尚宮がドクイムの勇気と知的な言動を認めることになるきっかけは、『ローマの休日』の「真実の口」のような箱。ドクイムが何をしたのかお見逃しなく。一方、祖父・英祖から祖母に会わせてもらえなかったイ・サン。その理由は暎嬪李氏が思悼世子(サドセジャ=荘献世子)(罪人とされ英祖の命で米びつに閉じ込められ餓死させられた世子)の生母であり、サンの祖母と認めると罪人の子孫として王位継承に支障が出る事を危惧した為だ。また、英祖がドクイムに語った「宮女の袖が赤いのは王の女である証だ」は、まさに本作のタイトルの意味を物語っている。ここで英祖が与えた書物『女範』を記憶しておこう。この回のネタバレあらすじは詳細1話で。
※ドギムが読み聞かせた本:『薔花紅蓮伝』韓国における古典怪談のひとつ。
©2021MBC【第2話:書庫で始まった関係】
都に虎が出没し犠牲者が出る。自ら弓を手に虎狩りに乗り出すサン。東宮殿に「罪人の子は王になれない」という矢文が射込まれる。罪人とは英祖の命令で死んだ父、思悼(サド)世子のことだ。そんなある日、足を踏み外したドギムは丘の斜面を転がり落ちてサンにぶつかり、2人は池の中に…。この件でドギムは反省文を書かされることになる。東宮殿の書庫係を命じられたドギムが書の書き写しをやっていると、兼司書と名乗る男が姿を現す。
虎に始まり虎で終わる第2話はサン(ジュノ)の勇ましい姿も見られる。古くから虎が多く生息した朝鮮は「虎の国」とも呼ばれたほどで、時代劇でもたびたび登場する。第1話のラストにはロマンチックなシーンとして描かれたが、動揺して何度もサンを水中に沈めてしまうドクイムがコミカルに描かれている。サンの正体に気づかないままのドクイムや、サンがドギムに頼み事をした目的など、気になる展開に次回も目が離せない。ところで矢文の件でサンが招集するように命じてドンロが危険だと止めた“同徳会”とはいったいどんな組織なのか?この回のネタバレあらすじは詳細2話で。
©2021MBC【第3話:小さな波紋】
宮女たちの祭りの晩、王宮に虎が現れる。ドギムはサンの頼みで、朗読をすると言って宮女たちを集め脱出させるが…。ドギムの前に虎が姿を見せ、あわやという瞬間、サンが矢を放ってドギムを救う。翌朝、兼司書のホン・ドンノに、兼司書の安否を問うドギム。その特徴を聞いて、サンがドギムに兼司書を名乗っていることを知る。一方、王命を待たずに兵士を動員して虎を捕えたサンに対し、左議政をはじめ臣下たちは次々に非難の声を上げる。
何人もの犠牲者を出した凶暴な虎の登場から始まる第3話では虎と向き合い絶体絶命のドクイムや、それを救い虎狩りを成し遂げるサンなど手に汗握る展開が視聴者を引き込む。イ・サンの廃位を望むファワン翁主が取引を求めた左議政、そして彼と裏で結託しているのが宮女たちを束ねる提調尚宮チョ氏(パク・チヨン)と次々に明かされ、サンを陥れようとする勢力の存在が明るみになってきた。提調尚宮チョ氏がドクイムを気に入って東宮に仕えさせようとするのには何か思惑がありそうだ。この回のネタバレあらすじは3話詳細で。
※ドクイムが読もうとした『雲英伝(ウンヨンジョン)』は、朝鮮後期に創作された作家不詳の悲恋小説。詳しくは「ポッサム」10話で。
※兼司書(キョムサソ):王世子(孫)に四書を教える官職。
©2021MBC【第4話:ドギムの戸惑い】
兼司書と思っていたサンが実は世孫だったと知り、ショックを受けるドギム。サンは自派の秘密会議を持ち、虎を捕えた夜に自分を弓で狙ったものがいると明らかにする。そんな中、ドギムたちが見習いを卒業して正式な宮女になる笄礼の日が近づく。ドギムは書庫係から東宮殿に配置が変わることを考えると気が重い。書庫での最後の日、サンが突然、現れる。自分は騙されたと考えるドギムに、サンは心の内をすべて吐き出すように命じるが……。
サンが世孫だと知り騙されていたと憤慨しながらもサンが暮らす東宮殿で働く事になってしまったドクイム。一方のサンは身分が知られてしまってから書庫に通い詰めるもドクイムには会えず、身の回りの世話をするようになったドクイムに冷たく接するも目で追ってしまうというツンデレっぷりを見せた。この回のネタバレあらすじは4話詳細で。
※翊衛司(イグィサ):日本の防衛省にあたる“兵曹”所属の世子や世孫専属の護衛。
※“慈駕(チャガ)”:嫁いだ姫(公主・翁主)を呼ぶときに家族や親しい人たちが会話の中で使った。
◇WOWOW「赤い袖先」番組サイト
2022年10月28日スタート 金18:45-21:30 2話連続放送
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【作品詳細】【「赤い袖先」を2倍楽しむ】