「ザ・トラベルナース」“静”中井貴一の謎の経歴に注目集まる!言語聴覚士(ST)に医師免許も保持!?第2話ネタバレと第3話あらすじと予告
10月27日(木)「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日、夜9時)第2話は美食のオンパレード!『孤独のグルメ』が岡田将生とキムラ緑子の縁を結んだ。11月3日に放送される第3話はナースVS最恐モンスターペイシェント!?予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「ザ・トラベルナース」は、優れた資格を持った2人のフリーランス看護師が主人公の医療サスペンス。NP(=ナース・プラクティショナー)を持つやり手ナース・那須田歩(岡田将生)と、圧倒的スキルを持つミステリアスなベテランナース・九鬼静(中井貴一)が、パンデミックによる職場環境悪化で大量に看護師が辞めてしまった天乃総合メディカルセンターを舞台に、《新時代のナイチンゲール・コンビ》として反発しながらも手を取り合い、患者のみならず医療従事者や自分自身をも救っていく。
10月27日に放送された第2話は、食欲の秋にちなんでか、“グルメ”がテーマだった。看板ドクターだった神崎(柳葉敏郎)は天乃院長のご機嫌をそこねてお払い箱となり、代わりやってきたのは、オペより美食を優先させるグルメなスーパードクター神野(六角精児)。そして、歩がランチに訪れた店で、キムラ緑子演じる二階堂日向子と知り合うきっかけになったのは漫画『孤独のグルメ』で、現在「孤独のグルメ Season10」が放送中ということもあり、局を超えてのコラボと話題をよんだ。
「広島から直送された牡蠣とあげたてカキフライ」「カリカリベーコンと目玉焼き」「白トリュフのパイ」「生ハムのトリュフのせ」「赤羽の絶品うな丼(『孤独のグルメ』に掲載された“川栄”のものと思われる)」と、セリフも映像も食欲をそそるものばかり。「食べる」ことは「生きる気力」につながるのだと、切々と訴えていた。
看護師の静が、言語聴覚士(ST)の領分である、嚥下トレーニングを行うことについて、Twitterではドラマの設定上の不備を指摘するコメントが上がっていたが、じつは静の経歴はまだ謎に包まれたままだ。天乃院長とは同等のつきあいをしている様子。言語聴覚士の資格はおろか、医師資格も持ち合わせているのではないかといった予想も上がっているため、今後の展開によっては、全ての人を納得させるだけの真相が明かされることになるかもしれない。
11月3日に放送される第3話は、へたれだが、心優しい若手看護師・向坂麻美(恒松祐里)がフィーチャーされる。麻美は看護師としての技量不足を自覚して、すっかり自信を失っているところに、“命の現場で絶対にあってはならないミス”を犯してしまう。そして、セクハラ&パワハラ三昧で看護師たちを困らせるモンスターペイシェントが、歩に厳しく注意されたことで、病院にクレームを入れて大問題に。静からも、自分の感情をコントロールできない未熟さをたしなめられた歩は、腹の虫がおさまらない。ヘタレ看護師・麻美とスーパーナース・歩、対照的な2人は、最悪のピンチをどうやって乗り切るのか!?
■前回:第2話 あらすじ
「天乃総合メディカルセンター」で働き始めたトラベルナース・那須田歩(岡田将生)が、愛読書『孤独のグルメ』に掲載されたとある店で一人ランチをしていると、同じく『孤独のグルメ』を愛読する一人客の女性・二階堂日向子(キムラ緑子)が歩の目前で倒れた。
歩の適切な判断のおかげで一命を取り留めるも、脳梗塞の後遺症で発話も食事もできなくなった二階堂は、搬送先の「天乃総合メディカルセンター」にそのまま入院。歩と謎のスーパーナース・九鬼静(中井貴一)が担当看護師となり、リハビリのサポートに着手する。ところが…なぜか静はいきなり、少しずつ口から食べられるよう嚥下トレーニングしようと提案。早急だと判断した歩は猛反対するが、静は「やはりあなたは何も分かっていない馬鹿ナースです」と言い捨て、嚥下トレーニングの準備を始める。「自分の口で食事をしたい」というのが二階堂の望みなのだ。
時を同じくして「天乃総合メディカルセンター」に、政財界の大物のオペを多数成功させてきた、グルメなスーパードクター・神野博道(六角精児)が着任する。しかも、院長・天乃隆之介(松平健)から“病院のシンボル”として迎えられた神野は我が物顔。初日から堂々と、自らのやり方や都合を貫き、オペよりグルメを優先する無法ぶり。
その矢先、なんと二階堂が「天乃総合メディカルセンター」の大スポンサーである資産家だと判明する。経営第一主義の天乃院長はすぐさま独断で、二階堂の秘書・日下部二郎(手塚とおる)に“リスクのない治療”を約束し、胃に管を通して栄養を摂取する「胃ろう」のオペを担当医・郡司真都(菜々緒)に命じる。ところが、二階堂がVIP患者だと知った神野が、オペを横取りしてしまう。
そんな中、静は嚥下トレーニングを強行!あろうことか、二階堂が誤嚥を起こしてしまう。しかし、静は二階堂が胃ろう手術を拒んでいることを日下部に知らせ、胃ろう手術前に嚥下のテストをすることに。静は二階堂に付きっきりでトレーニングに励む。何故なら、静はかつて脳梗塞で倒れた父に胃ろうを勧め、生きる気力である“食べる”ことを奪ったことを後悔していたからだという。「ここの…うな…丼、食べ…たい」と二階堂が初めて発語した。『孤独のグルメ』ファンの静は、二階堂の熱い想いを受け止め、嚥下トレーニングに肯定的になった。
しかし、神野も立ち会っての嚥下テストは不成功に終わり、早々に胃ろう手術の日が決まった。ところが、手術日当日、神野は何故か手術の延期を告げる。実は、どうしても食べたかった白トリュフの料理を食べに高級レストランへ行くことになったからだ。神野の留守の間に、静は二階堂の嚥下テストを郡司(菜々緒)に行ってもらう。今度は無事に誤飲せず、胃ろう手術も行なわれないことになった。
二階堂は予定よりも一カ月早く退院することになった。実は静の父は存命で、二階堂に一か月後に閉店すると耳打ちしたうな丼の店も話もまったくの嘘だった。そして、神野に白トリュフ料理を食べに行かせたのも、静の策略だったことがわかる。静はくだんの高級レストランで天乃院長と会食。「那須田歩は利用しないでいただきたい。看護師は医者の手下ではないので…」と釘をさした。
■次回:第3話 あらすじ
大学生の三上礼(荒木飛羽)が救急搬送されてきた。礼は半年前に筋線維芽細胞腫の手術を受け、未来への希望を胸に退院したが、非情にもここへ来て再発してしまったのだ。以前から彼と親しくしていた担当看護師・向坂麻美(恒松祐里)は、我が事のように胸を痛めながらも、懸命に励ます。だがその一方で、彼女はことあるごとに看護師としての技量不足を自覚。すっかり自信を失っていた…。
そんな中、院内でトラブルが発生する。セクハラ&パワハラ三昧で看護師たちを困らせるモンスターペイシェントの会社経営者・三雲大悟(村杉蝉之介)が、歩に厳しく注意されたことで、病院にクレームを入れて大問題に。静からも、自分の感情をコントロールできない未熟さをたしなめられた歩は、腹の虫がおさまらない。
しかも、トラブルはまだまだ続く。なぜか深夜に一人で廊下を歩いていた三雲が転倒して骨折。そこへ畳み掛けるように、麻美が“命の現場で絶対にあってはならないミス”を犯してしまったのだ!度重なる病院側の失態に、三雲の妻・弓枝(杉田かおる)は激怒。なんと怒りの矛先は病院だけでなく、歯に衣着せぬ物言いを繰り返す歩個人にも向けられることになり、結果、歩は考えてもみなかった“最悪のピンチ”に追い込まれ…。
テレビ朝日 木曜ドラマ「ザ・トラベルナース」は10月20日スタート。主題歌:DISH//「五明後日(ごあさって)」/出演:岡田将生、中井貴一、菜々緒、松平健、寺島しのぶ、柳葉敏郎、安達祐実、恒松祐里、宮本茉由、野呂佳代、浅田美代子、泉澤祐希、古田ウーロン太、前原瑞樹、池谷のぶえ ほか/第3話ゲスト出演:荒木飛羽 村杉蝉之介 /ナレーション:遠藤憲一。番組公式Twitterアカウントは「@the_travelnurse」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇テレビ朝日「ザ・トラベルナース」番組公式サイト
◇Twitter公式アカウント @the_travelnurse
◇Instagram【公式】テレビ朝日木曜ドラマ「ザ・トラベルナース」
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