ユシンの愛が忠誠に変わるとき「善徳女王」最後の抱擁-BSフジ
29日(木)放送の第27話で、秘密結社“復耶会”に単身乗り込んだユシン(オム・テウン)が、トンマン(イ・ヨウォン)への愛を断ち切り、王女トンマンへの忠誠を誓う。今回は、ユシンが下した悲しい胸のうちをトンマンに告げた後、2人の何とも切ない“最後の抱擁”がドラマの始まりだ。この場面をきっかけに、トンマンvsミシルの本格的な戦いの火蓋が切って落とされる。
ドラマ冒頭のシーンでは、ナビコン特集でも紹介した“善徳F4”と呼ばれるイケメン忠臣4人のユシン、アルチョン(イ・スンヒョ)、ピダム(キム・ナムギル)、ウォルヤ(チュ・サンウク)が勢ぞろいする。
悲愴な決断を下したユシンをはじめ、ピダムそれぞれやりきれない思いを秘めた善徳F4のなかで、唯一、事態を楽しんでいる風なイケメンがいる。ピダムだ。この回では、いまだトンマンに対してもタメ口で通すピダムが、自らおとりとなって矢面に立つ。彼の怪しい変身も見ごたえたっぷりで、当分はピダムの茶目っ気のある言動に注目しよう。
ミシル権力と神秘の力をもつ絶対権力者ミシルは、意外と手ごたえのあるトンマンの戦いぶりに苛立ちを見せながらも、久々に骨のある敵の出現をどこか喜んでもいるようだ。27話では、ミシル独特の眉を大きく吊り上げるあの“悪女の微笑み”が随所で見られるのでお楽しみに。
ミシルとピダムについては、ドラマ終盤で対面シーンがある。一筋縄ではいかないピダムと絶対権力者のミシルとの丁々発止の初対面は目が離せない。
一方、トンマンは王女の身分を取り戻し宮廷に戻るために、日食の日付を算出することを不可欠と、和徳寺の大師・ウォルチョンの協力を仰ぐが、彼は科学を政治に利用することに強く反発し、協力がもらえない。それでもトンマンは、誰も予想できない方法で宮廷への道を切り開いていくのだ。
ドラマはやっと中盤、これからがますます面白くなる「善徳女王」、これまで見逃した方は、番組サイトに詳しいあらすじや、人物相関図が掲載されているので参考にされたい。さらに、ポニーキャニオンの「善徳女王」公式サイトでは、見どころPVも公開している。
ドラマの見どころについては、ナビコン特集で「善徳女王」を2倍楽しむコーナーや、イ・ヨウォン来日の「善徳女王」プレミアム・イベントの様子を詳しくレポートしているので、参考にされたい。
今週の[「善徳女王」を2倍楽しむ]は、[ミシルの初恋とサダハムの梅]。コチラからどうぞ。
BSフジ「善徳女王」公式サイト