BS日テレ「華政(ファジョン)」第11-15話あらすじ:危険な闇取引に協力するファイ!

2022年11月17日13時00分ドラマ
©2015 MBC

BS日テレで放送中の「華政(ファジョン)」はイ・ヨニ、キム・ジェウォン、チャ・スンウォン共演の韓流時代劇!11月18日(金)からの第11話~第15話のあらすじと見どころを紹介、予告動画はDVD公式サイトにて公開中だ。

「華政」は朝鮮王朝第15代王・光海君16代王・仁祖の時代を中心に、王座を巡る熾烈な争い、駆け引き、そして切ない恋が壮大なスケールで描かれる。
【「華政」を2倍楽しむ】では、以下のようなドラマの時代背景や実在の人物紹介、各話の詳しいあらすじと見どころ、豆知識などをまとめて紹介している。

■キャスト
ファイ=貞明公主役:イ・ヨニ
 子役:オ・ジョンウン→チョン・チャンビ
ホン・ジュウォン役:ソ・ガンジュン
 子役:チェ・グォンス→ユン・チャニョン
カン・イヌ役:ハン・ジュワン
 子役:イ・テウ→アン・ドギュ
光海君役:チャ・スンウォン
綾陽君役:キム・ジェウォン
ほか

■第11話
ファイは江戸で偶然再会したジュウォンが火器都監の役人として光海君に仕えていることを知り、複雑な思いを抱く。一方、ジュウォンはファイが貞明公主であるとは夢にも思わず、硫黄を独占する商人イダチとの橋渡しを頼む。倭国で硫黄の闇取引が見つかれば即刻死罪となるが、ファイは朝鮮に帰るため、危険を承知でジュウォンに協力する。同じ頃、光海君は国境の視察へ向かう。表向きは視察を兼ねて境界地域に新しい武器を与えるという名目であったが、実際には他の目的があった…
今回も京都・東映太秦映画村ロケ。おまけにジュウォン役のソ・ガンジュンの日本のお侍姿も拝める。イダチ役で大谷亮平も登場し、ソ・ガンジュンとの対面では日本語&朝鮮語ちゃんぽん会談もあるのでお聴き逃しなく。日本ロケや大谷亮平、演じた“イダチ”という名前についてはコチラで詳しく紹介している。
※この回の詳しいあらすじと見どころは11話詳細で。


華政12©2015 MBC■第12話
ファイとジュウォンは、闇取引のため渡し場へ行く。しかし、ジュソンの密告により江戸の役人たちに取引現場を取り押さえられてしまうが、ファイが身代わりとなり難を逃れる。ジュウォンは行動の怪しかった護衛に問いただすと、闇取引は硫黄の買い付けを邪魔してきた犯人を見つけ出すために光海君が仕組んだおとりだったと聞かされ、驚愕する。通信使の船が出航する日、ジュウォンはファイを救うためジャギョンに協力を求める。片やすべての罪をかぶって投獄されたファイは、今度こそジュウォンが約束を守り、助けにきてくれると信じて待つのだった…一方、明の兵士が朝鮮に越境するという騒動が起きる。
怪しかった護衛、イ軍官を演じたのは「イ・サン」でジャンボ役を演じたソ・ボムシク。ジュウォンはファイを見捨てるのか?硫黄を船に積み込む際、ジュウォンがイ軍官に何かを持って来いというのかお聴き逃しなく。ファイ救出劇では、同じ俳優グループ5urpriseのソ・ガンジュン(ジュウォン役)とコンミョン(ジャギョン役)のツーショットも見られる。コンミョンのアクションとイ・ヨニ(ファイ役)の泣きの演技に注目。
※この回の詳しいあらすじと見どころは12話詳細で。


華政13©2015 MBC■第13話
王を脅かす者の手がかりだけでなく、硫黄まで手に入れた光海君は、ホ・ギュンを朝廷に呼び寄せて、ある計画を実行しようとしていた。その頃、ジュウォンが王宮に行った隙に漢陽の町に出たファイは、町人たちに仁穆大妃の消息を聞いて回っていたが、王宮を追い出されてわびしく過ごす大妃の現状を知り胸を痛める。沈んだ顔でジュウォンの屋敷に戻ったファイだが、ジュウォンの友・イヌによって女であることを知られてしまう。イヌはジュウォンの家に忍び込んだ男を捕らえるが、それが父ジュソンの部下だと知り、驚く。
礼曹は日本の文科省、兵曹は防衛省に当たる。共に、国務を担当する中央官庁だが、朝廷で力を持つのは軍を動かすことができる兵曹。事実上の昇進だ。当時の官庁については、【朝鮮王朝豆知識】「◆政治機構と官職の品階制度 」で紹介。ホ・ギュン=許筠(1569年-1618年)は、ドラマ「ホ・ギュン 朝鮮王朝を揺るがした男」の主人公で、庶民のために革命を起こし、志半ばで処刑場の露と消えた実在の偉人。ハングル文字で書かれた朝鮮最古の小説「洪吉童(ホンギルドン)伝」の作者としても、歴史にその名を残している。これについては、この回の詳しいあらすじと見どころと一緒に13話詳細で。

華政14華©2015 MBC■第14話
ジュウォンは硫黄に製錬技術を習得したファイを火器都監で働けるようにするという約束をしていた。しかし、ファイが女だと知ったジュウォンは、その約束を反古にしようとするが、ファイが硫黄の製錬技術「焼き取り法」を習得していると知り、真偽を確かめるため火器都監に連れていく。一方光海君は、明の出兵要請を拒むことを重臣たちに告げる。西人派の重臣たちが猛反発する中、ジュソンは明の援助なしでは朝鮮は生き残れないと諭す。しかし、光海君はこれまで誰にも明かさなかった火器都監の内部を重臣たちに見せ、大量の硫黄を確保したことと、火薬製法の秘伝の書を手に入れたことを告げる。
さすが遊び人のイヌ。腕だけでファイが女だと見抜いた。一方、酒店でファイにいいようにあしらわれるジュウォンとの対比が興味深い。酒店でジュウォンの手を握ってからかうファイに「ナンジャ!」と叫ぶが、これは“男子=ナムジャ”ではなく“娘子=ナンジャ”のことで、結婚していない女性の事。時代劇でよく使われる言葉。
望闕礼とは、皇帝や国王と離れた場所にいて直接に拝謁できない時に、宮闕のある方を向いて礼を行う儀式。中国から冊封を受けていた当時、元旦、冬至、聖節(中国皇帝の誕生日)、千秋節(中国皇太子の誕生日)に、朝鮮国王が漢城(現、ソウル)から中国皇帝がいる北京の方向を向いて遥拝する儀式を行っていた。
※この回の詳しいあらすじと見どころは14話詳細で。


華政15©2015 MBC■第15話
ファイはついに光海君と再会する。光海君は挑戦的な態度を取る正体不明のファイを怪しむが、ジュウォンに説得され、技術者として火器都監に採用するという王命を下す。そんな中、ジュソンが「王の上に立つ者」ではと考える光海君は、火器都監の責任者にならないかと提案して反応を窺う。ファイが正式に働き始めた日。イヌはジュウォンに、公主様を忘れていないはずのお前が、なぜ王様に忠誠を誓うのか理解できないと問うが、王様がどんな人物であれ、今の国に必要な方だ、と返す。そして、ジュソンは倭国から来たファイを利用し、光海君とジュウォンを破滅させようと目論む…。
光海君は硫黄入手も火器都監の存在も軽んじていなかった。憎みながらもそんな光海君にひかれていくジュウォンに注目。イ・イチョムにたてつくジュウォンも魅力的。女性に触れるなんて…と言っていたジュウォンが心配のあまりファイの体を触りまくる。道端でマンウォッチングするホ・ギュンがイヌをどう評するのか、妓楼の愉快なひと時と、真の狙いをお見逃しなく。光海君とジュンソの心の声の対決に今後の展開が期待させられる。※この回の詳しいあらすじと見どころは11話詳細で。

BS日テレ「華政」番組公式サイト
 2022年11月4日スタート 月~金13:00-14:00
「華政」DVD公式サイト

kandoratop【作品紹介】【「華政」を2倍楽しむ】