「ザ・トラベルナース」第5話 ついに正体判明！“静”中井貴一の気品と強さの理由に納得！ネタバレと第6話のあらすじと予告

11月17日（木）「ザ・トラベルナース」（テレビ朝日、夜9時）第5話でツン妻・安達祐実＆ダメ夫・松尾諭の元夫婦愛と、2日続けて「看護師に捨てられる男」と話題に。24日（木）に放送される第6話で看護部長・愛川塔子（寺島しのぶ）が窮地に！予告動画は番組公式サイトで公開されている。

「ザ・トラベルナース」は、優れた資格を持った2人のフリーランス看護師が主人公の医療サスペンス。NP（＝ナース・プラクティショナー）を持つやり手ナース・那須田歩（岡田将生）と、圧倒的スキルを持つミステリアスなベテランナース・九鬼静（中井貴一）が、パンデミックによる職場環境悪化で大量に看護師が辞めてしまった天乃総合メディカルセンターを舞台に、《新時代のナイチンゲール・コンビ》として反発しながらも手を取り合い、患者のみならず医療従事者や自分自身をも救っていく。



11月17日に放送された第5話で、謎のスーパーナース・静の正体が「フローレンス財団」の理事長だということが明らかになり、視聴者からは驚きの声があがった。ナースハウスの寮母・たま子（池谷のぶえ）の占いで「一生お金に困らない」とでていたのは大当たり、静は、寮にいる必要も、働く必要もないほどの財力を持っていたというわけだ。これはどんな資格を持つより強い！高級フレンチでの優遇も、院長と対等に渡り合えるのも、静に気品がある理由も、すべて納得がいった。

ところが、そんな静が自身の医療記録を手にしているシーンが挟まれたことで、視聴者には新たな不安の種が…。Twitterには「まさか重い病気？」「歩ちゃんに継がせるために鍛えてる？」「死んだりしないよね！？」といった今後の展開への考察が寄せられている。「人を見て、人を治すのがナース」だと静は言う。歩が成長して静を「治す」という時が、いつか来るのだろうか？

第5話では、いつもクールな看護師・金谷吉子（安達祐実）と人気講談師・五反田宝山（松尾諭）の元夫婦を中心に描かれた。「売れる前はヒモ、売れた後はクズ」と言いながらも、スーパードクターに大金を渡して手術を担当してもらおうとし、「二度とここ（病院）に来るな」と遠回しに身体を気遣う、安達お得意のツンデレな愛情表現に視聴者はホロリとさせられた。一方、ヘタレ男役を朝ドラ「舞いあがれ」でも演じている松尾、奇しくも本日11月18日に放送された回では、こちらの元妻も看護師だったことから、Twitterには、「拾われた男」ならぬ「看護師に捨てられる男」、「今日も昨日も看護師のヒモ」といったコメントが寄せられた。

次週11月24日に放送される第6話では、これまで必死に看護師たちをまとめてきたは看護部長の愛川塔子（寺島しのぶ）が窮地に立たされることに！？働き過ぎのナースたちは抗議の反乱を起こすのだが、ナースの変わりはいくらでもいるという院長。そんな中、静が「白い巨塔」（大学病院）の看護部長をしていたことが発覚し、看護師たちは驚きを隠せない。そんな中、静は「院長の変わりはいくらでもいる、かもしれません」と院長に揺さぶりをかけるのだが…。次回で静の秘密は歩に明かされるのだろうか？

■前回：第5話 あらすじ
人気講談師・五反田宝山（松尾諭）が検査のため「天乃総合メディカルセンター」に入院。看護部長・愛川塔子（寺島しのぶ）はトラベルナース・那須田歩（岡田将生）を受け持ち看護師に任命する。ところが、いつもは淡々と業務をこなす看護師・金谷吉子（安達祐実）がいきなり、しかも一歩も引かぬ勢いで、自分を五反田の担当にしてほしいと塔子に直訴する。あのクールな吉子が、もしや五反田のファンなのか？と、意外すぎる言動に担当医である内科医・天乃太郎（泉澤祐希）や看護師らが色めき立つ中、吉子は希望通り五反田を受け持つことに。

しかし、彼女はなぜか五反田に対し、殺気すら感じるほどのツン対応。ビクついた五反田が、歩に看護師のチェンジを依頼するほど。そんな中、五反田が直腸がんを患っていることが判明。外科医・古谷亘（吉田ウーロン太）がオペを担当することも含め、太郎が告知することになった。

しかし、なんと行き違いが行き違いを呼び、太郎の代わりに医師でもない歩が五反田に告知してしまうことに…。しかも、自分ががんだと知った五反田は、余命半年と誤解して激しく動揺、病院からいなくなってしまう。五反田の失踪を聞きつけた金谷は突然一人で飲みに行くといい寮から外出。その足で、五反田が通う飲み屋にやってくる。金谷から連絡を受けて五反田を迎えに行った歩と太郎は、金谷と五反田が元夫婦だったことを知る。金谷は「売れる前はヒモ、売れた後はクズ」だと五反田を酷評する。

歩はナースの自分が告知してしまったことを、太郎に謝罪する。走り回り、疲れて帰った歩を静が待ち構えていた。静は「あなたは日本のナースの地位が低いといっていますが、ナースの本分がわかっていない。あなたは医者になりたかったが、家が貧しくて医大にいけなかった。NPの資格まで取得したのに、いまだナースは医者よりも低いと思っている。あなたの仕事ぶりを見ていたら分かりました。そのひがみと負け犬根性が、あなたのナースとしての致命的な欠陥です」と言い切る。図星をつかれた歩は激しく反発し、「出ていけ！」と静をどなりつけた。

五反田のオペは急遽スーパードクター神野（六角精児）が担当することとなった。オペ看は金谷が務め、手術は無事に成功する。実はその裏で、吉子が分厚い封筒を五反田に差し出し、オペを担当するよう頼んでいた。その様子を静に目撃されていたため、神野は金は受け取らなかったが、手術後に五反田にお礼の蟹を催促してきた。静はお礼なら金谷にするべきと、神野が手術を担当した事情を話すと、五反田は「吉子はそんな女なんだ！」と嬉し泣きする。五反田は今も吉子の写真を持っていた。

そして退院の日。五反田は吉子に「俺、がんになって良かったよ。一番大切なものがわかった。今度こそ心をいれかえてかんばるよ。だから、こんな俺ともう一度結婚してください」とプロポーズ。しかし、金谷は「お断りします」ときっぱり。「あなたのためではなく、ファンのためです。まだ生かしておかなきゃいけないと思っただけです。私はもう顔もみたくないので、もう二度と、二度とここにはこないでください」と行って立ち去っていく。五反田の失恋を憐れむ看護師たちに対し、「二度と病院には来るな」というのは、金谷の最愛のメッセージだと静は金谷のツンデレ発言を考察する。

豪邸を所有する「フローレンス財団」。財団の花岡（宮川一朗太）が歩に連絡を入れると、歩は今の病院で「もう少し頑張る」と答える。花岡は理事長に歩の意向を伝える。その理事長とは、他でもない九鬼静その人だった。

■次回：第6話 あらすじ
相変わらずの人手不足で、看護師たちが激務に追われている「天乃総合メディカルセンター」。ところが、経営第一主義の院長・天乃隆之介（松平健）と事務長・西千晶（浅田美代子）は看護部長・愛川塔子（寺島しのぶ）を呼び出し、ただでさえ少ない夜勤の看護師数をさらに減らすと告げる。

その矢先、軽度の認知症を患う元ボクサー・六川源太（六平直政）のスパーリング相手をしていたくれる歩を探し、の名前だけはしっかりと覚えているのだ。歩は取り掛かっていた作業を中断し、六川とスパーリングを開始。だが、よりによって目元にパンチを食らってしまうことに…。愛川は歩の担当業務をいったん割り振ろうとするが、手一杯の看護師たちから次々と断られてしまう。

精神的にも体力的にも限界に達しつつある愛川に、静はそっと寄り添い、今にも壊れそうな心を救おうとする。ところが…他所から夜勤人数の削減策を聞きつけた森口福美（野呂佳代）が、愛川に詰め寄り、優柔不断な愛川の“リーダーとしての資質”に疑問を抱いた金谷吉子（安達祐実）もきつく責め立て…。そんな中、六川が病室で暴れだし、天乃院長たちから責任を問われた愛川がついに“退路を断たれる事態”へと追い込まれることに。一方、静の身にも“とてつもなく不穏な影”が忍び寄り…！？

テレビ朝日 木曜ドラマ「ザ・トラベルナース」は10月20日スタート。主題歌：DISH//「五明後日（ごあさって）」／出演：岡田将生、中井貴一、菜々緒、松平健、寺島しのぶ、安達祐実、恒松祐里、宮本茉由、野呂佳代、浅田美代子、泉澤祐希、古田ウーロン太、前原瑞樹、池谷のぶえ、六角精児　ほか／第5話ゲスト出演：松尾諭　宮川一朗太　ランジャタイ ／ナレーション：遠藤憲一。番組公式Twitterアカウントは「@the_travelnurse」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

◇テレビ朝日「ザ・トラベルナース」番組公式サイト
◇Twitter公式アカウント　@the_travelnurse
◇Instagram【公式】テレビ朝日木曜ドラマ「ザ・トラベルナース」

【2022年秋ドラマ一覧】【関連記事・各話のあらすじ】