ソン・ジュンギ主演、韓国ドラマ「財閥家の末息子」が初回6.1％で好スタート！第1話のあらすじと見どころ。

ソン・ジュンギ主演最新ドラマ「財閥家の末息子」が、ついに18日（金）より韓国JTBCで放送を開始した。昨夜放送された第1話では、無惨にも命を奪われた主人公ヒョヌ（ソン・ジュンギ）が、スニャン家の末息子ドジュンとして転生する様子が描かれた。気になる第1話のネタバレあらすじと見どころを紹介していこう。番組HPで予告動画が公開中だ。



「財閥家の末息子」は、財閥一家のオーナーリスクを管理する秘書がひょんなことから一家の末息子として生まれかわり、第二の人生を生きるファンタジードラマだ。【「財閥家の末息子」を2倍楽しむ】では、韓国での放送にあわせて各話のネタバレあらすじ、見どころ、キャスト、視聴率など紹介している。

■キャスト⇒キャスト詳細
ユン・ヒョヌ、チン・ドジュン役：ソン・ジュンギ（一人二役）
チン・ヤンチョル役：イ・ソンミン
ソ・ミニョン役：シン・ヒョンビン
チン・ソンジュン役：キム・ナムヒ
チン・ヨンギ役：ユン・ジェムン
ソン・ジョンレ役：キム・ジョンナン
チン・ドンギ役：チョ・ハンチョル
チン・ファヨン役：キム・シンロク
他

■第1話あらすじ
スニャングループの未来資産管理チーム長ユン・ヒョヌ（ソン・ジュンギ）は、海外の銀行から6億ドルもの資金を回収し、満足げに空を仰いだ。――1週間前、ヒョヌはグループの創立者である故チン・ヤンチョル（イ・ソンミン）の胸像除幕式の会場で、最終チェックに追われていた。ヒョヌの下で働くこととなったシン・ギョンミン（パク・ジニョン）は、ヒョヌのようになりたいと話す。続々とオーナー家の面々が会場入りするなか、ヤンチョルの孫チン・ソンジュン（キム・ナムヒ）は父ヨンギ（ユン・ジェムン）のもとへ。ソンジュンから相続を放棄するつもりだと聞かされ、思わず顔をしかめるヨンギ。その後、部屋を出ていこうとするソンジュンを追いかけようとして、ヨンギはその場に倒れこむ。胸を押さえて苦しむヨンギを見て、パニックになるソンジュン。そこへ、なかなか会場に現れないヨンギを心配したヒョヌが駆けつける。

病院へ運ばれたヨンギは、急性心筋梗塞だと診断される。別室に集められた一同は、誰が代わりに挨拶を行うかと論議。すると次男の娘イェジュン（チョ・へジュ）は、副会長のソンジュンがするべきだと話す。実はイェジュンは、ソンジュンが会場から姿を消したことを知っていたのだ。

このままソンジュンが姿を現さなければすべてが水の泡になると考えた妻ヒョンミン（パク・ジヒョン）は、ヒョヌを呼び出し、30分以内にソンジュンを連れてくるよう命じる。その頃、ソンジュンは部屋に置かれた大きな水槽を見つめていた。何度も自分の名前を呼ぶ部下に腹を立てたソンジュンは、近くにあったゴルフクラブで水槽を叩き割る。車の中でギョンミンからどう考えても時間内に戻ってくるのは不可能だと言われたヒョヌは、自らが掲げる3つの原則について明かした。オーナー家の命令には決して背かないこと、どんな質問もしないこと、そしてどんな状況でも決して勝手に判断しないこと。職員たちを部屋の外へ出し、ソンジュンと向き合うヒョヌ。するとヒョヌは、先ほどヨンギが倒れたときのことは誰にも口外しないと言い、ソンジュンを会場へ連れて行く。

なんとか除幕式に駆けつけたソンジュンは、多くの来賓とマスコミが見守るなか、談話文を発表した。その様子を見届けたヒョヌは安堵の表情を浮かべる。会社に戻ってカップラーメンにお湯を注ぐヒョヌだったが、それを口にすることはなかった。ヨンギの妻ジョンレ（キム・ジョンナン）に呼ばれて病院へ向かったヒョヌは、病室のトイレにビデを設置する。帰り際、財布から5万ウォン札を数枚取り出し、ヒョヌに渡すジョンレ。

翌日、スニャングループへ検察の家宅捜索が入る。連絡を受けて駆けつけたヒョヌに、令状を差し出すソ・ミニョン（シン・ヒョンビン）。執拗なまでにスニャングループを追うミニョンは、“スニャンの死神”と呼ばれていた。令状を確認したヒョヌは、大人しく応じることにする。その後、押収した物品を確認したミニョンは、家宅捜索を予想してすり替えられたと思われるコンピュータと資料の数々を見て愕然とした。同じ頃、ギョンミンを連れて倉庫へ向かったヒョヌは、コンピュータの復元と資料の廃棄を指示する。

捜査に関してソンジュンに報告した後、病室に集まったオーナー家の面々に一人一人挨拶を行うヒョヌ。皆が無言でヒョヌの挨拶をやり過ごすなか、三男のチン・ユンギ（キム・ヨンジェ）だけはヒョヌの肩を叩いて労をねぎらった。ヒョヌとギョンミンがエレベーターを降りると、そこに立っていたのはユンギの妻ヘイン（チョン・ヘヨン）だった。一家にとって招かれざる客のヘインを見て、一同は顔をしかめる。しかし、そんなことはお構いなしといった様子で、全体の約3％を占める自分の株式を譲る代わりに、事故の真相を教えて欲しいとヘイン。

一方、書類の破棄を終えたギョンミンは、リストになかった書類が見つかったといってヒョヌに差し出す。それはなんと、十数年にわたって裏金工作に使われたと思われるペーパーカンパニーに関する資料だった。すぐさま本部長のキム・ジュリョン（ホ・ジョンド）にそれを報告するヒョヌだったが、ジュリョンはその場で資料を破棄してしまう。その後、事務所を後にしたヒョヌは、ヤンチョルの胸像の前に立つソンジュンと顔を合わせる。一度はその場を立ち去ったヒョヌだが、すぐに踵を返してふたたびソンジュンのもとへ。そして、事前に撮影しておいた先ほどの資料の写真を見せるヒョヌ。検察よりも先に動き、ペーパーカンパニーの資産を取り返す必要があるとヒョヌは伝える。

そんななか、ソンジュンに呼ばれて部屋にやってきたのはジュリョンだった。ひとまず自分が資料を破棄したと嘘をつくヒョヌだったが、ソンジュンは最初からジュリョンがペーパーカンパニーの存在を知っていたと考える。その場でジュリョンをクビにし、ヒョヌを財務チーム長に任命するソンジュン。

その後、ソンジュンの指示によってヒョヌは資金の回収へ向かった。無事に資金の回収に成功したヒョヌはタクシーに乗り込むが、そこで自分を狙う怪しい男たちの姿を目にする。慌ててタクシーを降りるヒョヌ。警察に助けを求めようとするも、近くにいた少年たちに注射を打たれてその場に倒れこんでしまう。一方韓国では、ペーパーカンパニーの資金回収について話すヒョヌとソンジュンの会話を録音した音声ファイルを使って、ミニョンと交渉をはかるチン・ファヨン（キム・シンロク）の姿が。さらにイェジュンは、ソンジュンに裏金の存在を知っていると明かし、新たな財務理事としてジュリョンを紹介する。

崖の上に連れていかれたヒョヌは、目の前に立つギョンミンを見て愕然とした。どういうことかと尋ねるヒョヌに向かって、「チーム長が教えてくれたじゃないですか。上からの命令を拒まず、質問せず、判断するなと」とギョンミン。その後、男たちに銃で撃たれたヒョヌは、そのまま崖下へと落とされてしまう。――ふたたびヒョヌが目を覚ますと、そこにはこちらを見て微笑むヘイン、そしてユンギの姿が。さらに隣には、2人の息子と思われる少年が座っていた。窓ガラスに映る自分の姿を見たヒョヌは、思わず目を疑う。死んだはずのヒョヌは、なんとスニャン家の三男ユンギの息子に転生したのだった！

■見どころ・感想
ソン・ジュンギ主演最新作「財閥家の末息子」が、ついに放送を開始した。2022年最高の期待作と呼ばれ、大きな注目を集める本作。初回の視聴率は6.1%と、上々の滑り出しとなった。（ニールセンコリア、全国調べ）

昨夜放送された第1話では、財閥家の犬として働く主人公ヒョヌ（ソン・ジュンギ）が、裏金工作に巻き込まれて命を落とすシーンが描かれた。果たして、ヒョヌを死に追いやったのは一体誰なのだろうか。崖に追い込まれたヒョヌの前に現れたのは、後輩のギョンミンだった。1話のエピソードで最も衝撃的だったのは、このギョンミンの裏切りだといっても過言ではないだろう。ギョンミンを演じたのは、GOT7のメンバーで俳優としても活躍中のパク・ジニョン（特別出演）だ。

何者かの策略によって命を落としたヒョヌ。そんなヒョヌが転生したのは、スニャン家の三男ユンギの息子ドジュン。幼少期のドジュンを演じるのは、「椿の花咲く頃」のキム・ガンフンだ。さらに1話のラストには、スニャン家のトップであるチン・ヤンチョル（イ・ソンミン）の姿も登場し、大きなインパクトを与えた。

「財閥家の末息子」は週3回編成で、今夜19日（土）に第2話が放送される予定だ。気になる予告動画は、番組HPでチェックできる。

◇Jtbc番組サイト

【作品詳細】【「財閥家の末息子」を2倍楽しむ】