【最終回ネタバレ】視聴率12.9%「ザ・トラベルナース」まさかのBL展開に驚きの声!岡田将生の“運命の人”あしながおじさんは中井貴一!シーズン2に期待が高まる!第8話ネタバレ
12月8日(木)「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日、夜9時)第8話の最終回で伏線回収!歩(岡田将生)は静(中井貴一)の願いを叶え、完璧なナースへと成長し、2人揃ってニューヨークへと旅立った。Tverで最新話が無料配信、TLRASAで全話配信中されている。
「ザ・トラベルナース」は、優れた資格を持った2人のフリーランス看護師、那須田歩(岡田将生)と、九鬼静(中井貴一)が、パンデミックによる職場環境悪化で大量に看護師が辞めてしまった天乃総合メディカルセンターを舞台に、《新時代のナイチンゲール・コンビ》として反発しながらも手を取り合い、患者のみならず医療従事者や自分自身をも救っていく医療サスペンス。気になる視聴率は初回から、11.9%、11.1%、12.6%、11.3%、12.1%、12.3%、12.6%と、順調に推移し、最終回は12.9%と最高視聴率で有終の美を飾った。
12月8日に放送された最終回の第8話で、静の病状はひどく悪化しており、手術で治る可能性が極めて低い状態に陥っていることが判明する。しかし自分の死期が近いことを知っている静は、意識を取り戻すやいなや、病室をこっそりと抜け出して、ナースの仕事を再開する。1日でも長く患者に寄り添って、命をまっとうしたいと強く願っていたのだ。そして、歩の看護師としての成長を願う静は、「患者に寄り添う心」を学ばせるために、歩をアメリカから呼び寄せたことも明かす。
歩は看護師になるために支援してくれていた「あしながおじさん」が静だったと知り、驚きを隠せない。Twitterには、「なるほどそんな繋がりがあったとは」「なんとも言えないエモさ」といったコメントや、「歩ちゃんとあしながおじさん、結婚するしかない!」「これこそ最高のBLだわ」「最終回、理想のBL」と、歩の“運命の人”である静とのその後について大胆に予想するコメントなども寄せられた。
ドラマのベースに名作が潜んでいたことも面白いし、寮母のよく当たる“占い”や看護師たちの歓談はパンチの効いたスパイスとなって、ドラマを盛り上げてくれた。全8話という短さの中でも、キャラの濃いメインキャスト陣の個性もしっかり根付き、シーズン2の足固めは整ったはず。病を完治した静と、完璧なナースへと成長を遂げた歩が、新たにどんな関係を築き、ニューヨークから戻ってくるのかに期待が高まっている。
■最終回:第8話 ネタバレあらすじ
契約ナースとして「天乃総合メディカルセンター」で働き始めて以来、ことあるごとに衝突しながらも固い絆を育んできたトラベルナース・那須田歩(岡田将生)とスーパーナース・九鬼静(中井貴一)。2人の契約満了日が2週間後に迫る中、歩の目の前で静が急性心不全を起こして倒れた。幸いにも、歩と外科医・郡司真都(菜々緒)の適切な処置が功を奏し、静は一命を取り留めるが…検査結果が出るや、歩は愕然とする。あろうことか心不全の原因が、遺伝子異常で突然死を起こすこともあるマルファン症候群である疑いが浮上。しかも、病状はひどく悪化しており、手術で治る可能性が極めて低い状態に陥っていた。
もちろん、静本人も以前から病状を把握し、死期が近いことも悟っていた。にもかかわらず、意識を取り戻した静は病室をこっそり抜け出し、看護師の仕事を再開。歩は慌てて連れ戻そうとするが、「動けるうちに患者さんの助けになりたい」と譲らない。1日も長く患者に寄り添い命をまっとうしたいと強く願う静の決意は固く、歩が怯むほどの凄みに満ちていた。
それでも何とかして静の命を救いたい歩は、最新の治療法について懸命に調査。かつて「天乃総合メディカルセンター」をクビになった外科医・神崎弘行(柳葉敏郎)が、マルファン症候群による大動脈弁閉鎖不全のオペを何度も成功させていること知り、一縷の望みに賭け、神崎に手術をしてほしいと直談判する。しかし、歩が必死で頭を下げるも、神崎は首を縦に振ろうとせず「患者が医者を選べるか?」と言って去って行った。
久しぶりに看護師寮で全員が集い、歩の手料理を楽しむ。よく当たるたまこ(池谷のぶえ)の占いで、静が近々遠いところに旅立ってしまうと出る。静の病を知る愛川(寺島しのぶ)と歩はドキリとするが、続いて、歩の“運命の人”が静で、歩も同じく遠いところに旅立つと出てしまい…。静は、まさかと想いながらも歩の体調を気遣う。
この3カ月ずっと近くにいたのに、もっと早い段階で静の病気に気づけなかった自分を悔やむ歩。歩から静の病を知らされた天乃院長(松平健)は、「働けないナースはいらない」と冷たく言い放つ。しかし、天乃は神崎を呼び出し、病院に戻ってきて静の手術をしてほしいと頼む。
ところが、神崎は静の検査結果を目にして「手術の危険性が高すぎる」とすでに手遅れの状態だと言って依頼を断った。昔、静に助けてもらった恩を返そうと、天乃が自分にできることはないかと問うと、「貴方に貸しがあるともったことなど一度もありません。(昔は)一人ひとりの患者と誠実に向き合っていた。でも今は、金儲けのことしか頭にない“クソ医者”ですけどね。貴方にできること。患者に寄り添い、人を見て病を治す医者に戻ること。私の願いはそれだけです」と静は答えた。そんな中、ふたたび静が倒れてしまう。
一晩中、静を看護していた歩の所へ、「フローレンス財団」の花岡が理事長の見舞いにやってきた。歩は、静がこれまでずっと自分を見守ってくれていた「あしながおじさん」だったことを知り狼狽える。
いつでも患者の看護に行けるようにと白衣を病室に持ってきた歩に、もう視力も衰えてきたため患者に寄り添うことはできないと静は語る。そして、歩をアメリカから呼び戻したのは、たったひとつ欠けていた“患者に寄り添う心”を学んで欲しかったからだと告げる。歩は今、きちんと患者である静に寄り添っていることを主張し、「だから今、寄り添ってんじゃないか。あんたも一人じゃ抱えきれないことあるだろう?本音言ってくれよ。目の前の俺に言ってくれ」と告げる。静は「ほいじゃ、ぶつけようかのう。一人で死ぬのは、怖い」と打ち明け、歩はそばにいることを誓った。
神崎が「天乃総合メディカルセンター」にやってきた。実はこの難病を唯一手術できるニューヨークのシェルプ医師が引き受けてくれることになったというのだ。そして、その条件は、歩がオペ看を務めることだという。歩はその条件を喜んで受け入れ、神崎はこれで“チャラにしてほしい”と静に耳打ちする。
またも看護師寮で会食が行われ、2人そろってニューヨークに行くことになったことを祝う。やっぱり歩の“運命の人”が静だったと、看護師たちは2人の仲を誤解するが、病気の事を告げておらず、誤解は解けないままだった。
そして、三か月の契約を終えた静と歩はニューヨークに行くために空港へ…。
静は万が一の事を考えて先に渡しておくと言い、歩に、歩親子の写真が入ったロケットペンダントを渡す。実は歩の母の看護をしていたのは静だったというのだ。付き添ってくれていた看護師は女性だったはず、歩は嘘つきの静の言葉が信じられず…。歩の混乱した様子を静は楽しそうに見つめ、真相は解からない。
「天乃総合メディカルセンター」では天乃院長がやる気を取り戻し、患者に寄り添うため、毎日病室を巡回することに。トラベルナースの活躍で、病院も少しづつ変わりつつあった。
テレビ朝日 木曜ドラマ「ザ・トラベルナース」は10月20日スタート。主題歌:DISH//「五明後日(ごあさって)」/出演:岡田将生、中井貴一、菜々緒、松平健、寺島しのぶ、安達祐実、恒松祐里、宮本茉由、野呂佳代、浅田美代子、泉澤祐希、古田ウーロン太、前原瑞樹、池谷のぶえ、六角精児 、第7話ゲスト出演:荒木飛羽 青山倫子/最終回ゲスト出演:柳葉敏郎 ほか/ナレーション:遠藤憲一。番組公式Twitterアカウントは「@the_travelnurse」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇テレビ朝日「ザ・トラベルナース」番組公式サイト
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