「還魂2(還魂:光と影)」今度はイ・ジェウクがコ・ユンジョンとの結婚宣言!?想い人に気づかないミンヒョン、第2話視聴率7.7%

2022年12月12日08時30分ドラマ
画像出典:tvN「환혼:빛과 그림자」HPより
Netflixシリーズ『還魂2』独占配信中!

韓国ドラマ「還魂」第二弾となる「還魂パート2(還魂:光と影)」第2話が12月11日(日)tvNにて放送され、日本でもNetflixを通じて独占配信開始した。第2話のネタバレあらすじと見どころを紹介。
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「還魂」は、歴史上も地図上にも存在しなかった大湖国(テホコク)を舞台にしたファンタジーロマンス。魂を変える「還魂術」によって運命が歪んだ主人公たちがそれを乗り越えて成長する姿を描いた。

パート2となる第二弾「還魂:光と影」は3年が経った後、新たに繰り広げられる術師たちの物語を描く。パート1の各話のあらすじと見どころなどは【「還魂」を2倍楽しむ】で。



■キャスト
チャン・ウク役:イ・ジェウク
チン・ブヨン(ナクス)役:コ・ユンジョン
ソ・ユル役:ファン・ミンヒョン(NU’EST)
パク・ダング役:ユ・インス
チン・チョヨン役:アリン(OH MY GIRL)
世子コ・ウォン役:シン・スンホ
麻衣導師イ先生役:イム・チョル
キム・ドジュ役:オ・ナラ
パク・ジン役:ユ・ジュンサン
チン・ム役:チョ・ジェユン
チン・ホギョン役:パク・ウネ
ホ・ヨム役:イ・ドギョン
ソ・ユノ役:ト・サンウ
 ほか

■第2話
ブヨンをさらったウク
術で自分を呼び寄せてくれたウク(イ・ジェウク)に感謝して抱きつくチン・ブヨン(コ・ユンジョン)。このまま抱いて逃げてほしいとおねだりするも、「歩け」とそっけないウク。ブヨンは病のために過去の記憶を失くした自分を、母チン・ホギョン(パク・ウネ)が世間から隠したと、身の上を語る。病の後に目が見えるようになったというブヨンの目をのぞき込むウク。だが彼女の目に還魂人の印の青い花(痕)はなかった。そんな還魂人も殺したのかと聞くブヨンに動揺するウクは、「死んだ」と答えて話を打ち切る。

連れ去った理由を聞かれたウクは、ブヨンがウクの中に見た気が“氷の石”と明かし、かつてブヨンは敬天大胡で“氷の石”見つけたと教える。覚えていないブヨンだが、ウクにとっては彼女にすごい神力があれば、記憶などどうでもいい。

ウクに集まる鬼気や怪気
ウクに鬼気や怪気が集まるのは彼の中の天の気のせいだと知った世子コ・ウォン(シン・スンホ)は、だからウクに会うと寒気がするのかと納得。だが、どうしてもウクが気になって仕方がない。チン・ム(チョ・ジェユン)は、「ウクがむやみに力を使った時には、パク・ジンが命を捨てると王室と万長会に約束した」と世子を安心させ、「ウクを天の気を持つ道具と考えればいい」と蔑む。

ブヨンの存在が明らかに
花嫁を連れ去ったが、チョヨンの婚礼と勘違いした松林のダング(ユ・インス)ではないかと疑うチョヨン(アリン)と共に、松林に乗り込むホギョン。ダングは身の潔白を主張し、ユルもダングではないと証言する。そうした会話の中で、パク・ジン(ユ・ジュンサン)たちも長女ブヨンが生きていて3年前から鎮妖院にいたと知る。立ち去るチョヨンに睨みつけられた理由が分からないダング。ユルが「他の男と婚姻すると知っても動かなかったダングに怒った」と理由を教える。立場上できなかったとユルに同意を求めるが、ユルは「今の自分ならやる」と想い人を諦めたかつてを悔やむ。そして「人生で一番悲しいのは後悔して生きることだ」とダングに教える。

ブヨンは俺の花嫁
ブヨンを連れて帰宅したウクは驚くキム・ドジュ(オ・ナラ)に、婚姻相手と紹介。無理やりついて来たことを自覚しているブヨンは、「必要だから連れてきた、俺の花嫁だ」というウクの言葉に驚く。しかも自由に過ごしていいと言われ、最高のもてなしを受けて大喜びする。ドジュは3年前のことも話さず、しかもブヨンからの婚姻の申し出をウクが受け入れたと知り仰天する。

脱出記念にウクと酒を飲みたいというブヨン。ウク愛飲の酒を飲み返盃。これを飲めば夫婦になると、初夜を迎える気満々のブヨン。ウクはいったん盃を置いて、彼女の神力を試すことに。鎮妖院から訳ありでもらった自ら火を生むランタンの火を吹き消せというが、ブヨンにはできない。ウクはそれでは用なしだとブヨンに帰れという。追躡糸の腕輪を見せたブヨンは、これでウクが連れ去ったことが知られると脅す。そしてこの糸は決して切れないと付け加え、ここが好きでウクが好きだから帰りたくないとも告白。ところがウクが腕輪に口づけすると腕輪ははずれ追躡糸が切れる。これで自由になったから翌朝出て行けと突き放す。ブヨンには鎮妖院の門を開けることと、気を見ることしかできない。だが本当に記憶が戻れば神力があると、医師から聞いた話を打ち明け、全ては嘘ではなかったと謝り、ウクの名は出さないと約束する。

3年前の決断
ブヨンを診た医師は麻衣導師イ先生(イム・チョル)だった。3年前、自分を「オモニ=母」と呼んだ侍女<ムドク>こそが娘のブヨンだと気づいたチン・ホギョン。暴走して敬天大胡に沈んだ彼女を引き上げて生き返らせてほしいとイ先生に縋ったのだ。化石化した遺体は不思議なことに生きていた。ナクスがブヨン<ムドク>に還魂したのではなく、神力を持つブヨン<ムドク>がナクスの力を閉じ込めたのだ。だからナクスは暴走しなかったのだ。今もブヨンの魂がナクスを抑えている。そこでイ先生はホギョンに究極の選択を迫った。「ナクスの魂を残して生かすか、ブヨンの魂を残して死なせるか…」、ホギョンはブヨンに流れるチン家の血を守るために生かすことを選んだ。そのためにはナクスの全ての力を使わなくてはならない。さらに体と魂が一致しないと暴走するために、ブヨンの顔はナクスに代わってしまった。こうして蘇ったブヨンの体は神力を、ナクスの魂は記憶を失い一つになった。もし神力が戻ったら消えたナクスの記憶も戻ってしまう。そうさせないためにホギョンはブヨンを監禁し続けたのだった

イ先生は、ブヨンがウクと恋仲だったのが<ムドク>だと事情を知ればウクが守ってくれると告げるが、ホギョンは我が子がウクと恋仲だったとは認めず、相手はナクスだと言い張る。そして仮に二人が出会ってもナクスの顔を知らないウクは決して気づかないはず。それが、ナクスの顔をした娘ブヨンと生きる自分が抱える苦しみの代償だともいう。

朝を待たずにウクの屋敷を出たブヨンは、妙なにおいをする男がウクの屋敷に入ったのを見て戻る。男は水中からウクを見つけて次々と還魂しながら後を追っていた化け物だった。倒れている使用人イソバン(チャン・テミン)を助けたブヨンは、浴槽の中に隠れている化け物を見つけ、切れた追躡糸を投げ入れる。その時、化け物がブヨンを水の中に引きずり込むが、ウクが助ける。気を失ったブヨンを抱えて寝かしつけるウクは、思わずブヨンに飲ませた盃で酒を飲んでしまう。それが初夜の証だというブヨンの言葉を思いだし、厄介な者を抱え込んだと考える。

ブヨン公開捜索
秘密にしていたブヨンの存在が世間に知れてしまったことで、ホギョンは似顔絵を都城中に貼り出しブヨン捜しを始める。この騒ぎで初めてチン家とソ家の間に婚姻があったと知った王妃は、従姉の自分に内証にしていたソ・ユノ(ト・サンウ)を責める。しかもブヨンの父こそが、自分の体を奪った一味だけに王妃の怒りは収まらない。破談になったから許してほしいとひたすら謝罪するユノ。

ブヨンの似顔絵を手にしたチン・ムは、それがナクスの顔だと気づく。この似顔絵をソイ(ソ・ヘウォン)も見て、ブヨンはムドクでこんな顔ではないと呟く。
※ソイ:パート1でチン・ムの指示でブヨンに成りすました人物。ムドクが本物のブヨンだと最初に気づいた人物でもある。

還魂2画像出典:tvN「환혼:빛과 그림자」HPより

キム・ドジュからウクが一晩中看病し、3日分の薬の手配をしてくれたと聞いたブヨンは、3日間は屋敷にいられると喜ぶ。さらに、ウクが氷の石のために怪気がよりつき、そのせいでウクは安眠できないと聞き、氷の石を取り出すために神力が必要だったのかと合点する。それを取り出せば楽になれるのかとも考える。

ブヨンのために繐竹(セジュク)院に薬を頼みに行ったドジュは、パク・ジンの元に立ち寄り、今も悲恋に胸を痛めるウクが、婚姻相手を連れてきたと報告する。一方、ウクの屋敷にユノクが往診し、貼り紙のブヨンがを見ていたためにそれがブヨンだとすぐに気づく。まさか母ホギョンが自分の顔を晒すとは思わないブヨンは、婚姻相手のユルが母を説得したのだと勘違いし、ユルに会うためにチソル楼へ出向く。

期待以上のユルの素敵さにすっかり気に入るブヨンだったが、昨夜看病してくれたウクが初夜の酒を飲んでいたのを思い出し、ソ家との婚姻はできないと残念そうに伝える。だがここで初めて婚姻相手がユルの叔父と知る。大人になったナクスの顔を知らないユルだが、ブヨンに見覚えがあると気になる。そこに鎮妖院から追手がやってきてブヨンは連れ去られてしまう。チソル楼に戻ってきたユノとブヨンの話をしているとき、ユルは不意に胸の痛みを感じる。

ブヨン万長会にデビュー
鎮妖院に連れ戻されたブヨンは母からビンタされる。我に返ったホギョンはブヨンを抱きしめる。そこにチン・ムがブヨンを確かめに鎮妖院にやってくる。ブヨンに会わせないホギョンに、次の万長会で鎮妖院に保管している妖器や法器を回収する話は出るはずと伝え、3年間鎮妖院の門を閉ざしたせいだと、異母姉を責める。「鎮妖院の院長は年を取って神力が弱くなっているのに、後継者もいない。そんなチン家に大切な妖器などを任せられない」というチン・ム。だが、初代院長のチン・ソルラン並みの神力を持つブヨンを万長会でお披露目すれば鎮妖院は奪われないはずと説得する。
※万長会: 術士家系の首長たちによる会合。

ブヨンが出て行ったことにほっとする一方で、戻ればまた監禁されるだろうと気の毒に思うウク。そんなウクを呼びつけたパク・ジンは、なぜ花嫁をさらったのかと訊ねる。絶世の美人だったからとごまかすウクに、「彼女なら氷の石が取り出せると思ったのか。婚姻は生涯を共にできる人としろ」と叱りつける。今夜ブヨンが正式に鎮妖院の後継者として万長会に出席すると知ったウクは神力がない彼女が、逃げなかったことを哀れに思う。帰宅したウクは消えないはずのランタンの火が消えていることに驚く。

一方、神力がないのを悟られないために、万長会で紹介した後、ブヨンを生涯結界の部屋に閉じ込めることにしたホギョンは、直接ブヨンの肩に追躡糸(チュソプサ)を直接縫い付ける。痛みに耐えるブヨンの顔を見るチョヨンの顔も歪む。

その夜、天附官で万長会が開かれる。ブヨンが挨拶に立った時、ウクが現れ、ラタンの火をもう一度消してみろと告げ、これが消せたら連れた帰ってやるとささやく。消せないと確認し立ち去ろうとしたウクの手をブヨンが握ったその時、明かりが消えた。するとウクは、「自分と婚姻したからブヨンは鎮妖院の後継者になれない」、と発表する。ブヨンも初夜の盃を交わしたので二度と鎮妖院に戻らないと宣言し、肩を抱いてくれるウクを頼もしそうに見上げる。

■見どころと視聴率
ニースセンコリアによる第2河の視聴率の全国平均は初回から1ポイント上げた7.7%、首都圏8.8%と好調!

「歩きにくいなら服を脱げ」というウクに「こんなところで事を致す?」など、仰天の発言を連発のブヨンにタジタジのウク。

ところでパート1でチョン・ソミンが演じた“ムドク”。第2話ネタバレあらすじでは分かりやすいように何度か<ムドク>と記したが、実際に“ムドク”の名前と口にするのはソ一人。また、ウクが話した目に青い傷を持つ還魂人とはもちろんムドクのこと。いったいいつ、ウクはブヨンがムドクだと気づくのか?そして、大人になったナクスの顔を知らないユルがいつ、初恋のナクスがブヨンだと知るのか?今度は諦めないというユルだけに、パート1にはなかったラブバトルが勃発しそうだ。さらに、番組サイトに公開された第3話予告ではブヨンが世子とも出会う。こちらも大いに気になる。

今回は、パク・ジンとキム・ドジュのほのぼのトークもたっぷり聞けるのでお楽しみに。

「還魂2」第3話は12月17日(土)tvNにて放送、Netflixでも独占配信する予定。

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