6日スタート!フジ韓流α、アラフォーの恋「ラスト・スキャンダル」
かつて、韓国で“結婚したい女優№1”の称号を手にしたトップ女優、チェ・ジンシルさんの遺作「ラスト・スキャンダル」が、フジ韓流αに登場する。奇しくもタイトルどおりとなった今作は、39歳の冴えない主婦と、韓国一のトップスターとのカワイイ恋の物語。キラキラ輝くゴージャスな番組公式サイトが公開されている。
「私の名前はキム・サムスン」がアラサー族の恋のバイブルだとすれば、「ラスト・スキャンダル」はアラフォー族の恋の指南書となる同作品の主人公は、チェ・ジンシルと、現在TBSの水曜日ゴールデンタイムで放送中の「IRIS」にも登場しているチョン・ジュノ。共に、韓国を代表するトップ俳優だ。
主人公のソニ(チェ・ジンシル)は、仕事をかけ持ちしながら、行方不明になった夫の代わりに嫁と姑を養っている39歳のくたびれた主婦。ある日、エキストラのバイトに出かけた先で、人気俳優ソン・ジェビンとトラブルを起こしてしまう。ところが、なんと彼は学生時代付き合っていた初恋の人ドンチョルと同一人物。演じたのは、チョン・ジュノだ。ソニが人生に疲れきった中年主婦なら、ドンチョルは韓国のトップ俳優として輝くばかりのスター!しかし、何を隠そうソニだって、若い頃は美少女としてドンチョルの心を焦がしていたのだ。逆転した二人の立場に戸惑う二人だったが、いつしか…。
ドラマの最大の見どころは、ヒロインのソニの華麗な変身ぶりだ。かつて、お笑いの鶴瓶師匠がやっていたようなアフローヘアーに、アニメ「Dr.スランプ」のアラレちゃんのような黒縁眼鏡のソニが、二人の男性から愛され、どんどん可愛く素敵に変身していく。ついには、ソニを捨てた元の夫までが、モテる彼女にヤキモチを焼く。ソニに恋するもうひとりの男性は「善徳女王」でミシルの弟ミセンを演じているチョン・ウンイン。ミセンでは100人もの子供をこしらえた不届き男だったが、「ラスト・スキャンダル」では、弟のドンチョルを献身的に支える優しい男性を演じている。
「ラスト・スキャンダル」は、「40代なんてまだ若い!人生これから!恋に年齢は関係ない!」こんな、アラサーには嬉しいメッセージがたくさん詰まっている。そんな我ら中年に勇気をくれるラブコメだ。
もちろん、若者の恋とは違って、人生の修羅場をいくつも通り抜けた世代を描くのだから、この恋、奇麗ごとだけでは済ませられない。「閉経、借金、夫の浮気…」など見過ごせない悩みもぎっしり詰まっている。ところが、「イヴの反乱」(06年MBC)と「12月の熱帯夜」(04年MBC)でそれぞれアジュンマ視聴者に支持されたムン・ヒジョン脚本家とイ・テゴン監督の手にかかれば、これらの難問に真っ向から向き合い、アラフォーのソニをみごとにシンデレラに仕立て上げてしまう。視聴率も当初は10%程度だったのが、あれよあれよと言う間に最終回は21.1%にまで跳ね上がった。
ついには、社会現象まで巻き起こし、韓国でアジュンマ(おばさん)もシンデレラになれることを証明し、“ジュンマレラ”という言葉を生みだした。
ナビコンでは、「ラスト・スキャンダル」のキャストの魅力とドラマの見どころを詳しく紹介しているので、ドラマの放送前にチェックしておこう。ロマン&ラブコメメニューへ
フジ韓流α「ラスト・スキャンダル」