視聴率8.5%「還魂 パート2」第4話ムドク登場にSNS興奮!イ・ジェウク“今の俺の新婦はお前だ”とキスに撃沈!

2022年12月19日08時30分ドラマ
画像出典:tvN「환혼:빛과 그림자」HPより Netflixシリーズ『還魂2』独占配信中!

陰陽玉に導かれて黒い森にたどり着いた先にいたのはブヨンだった…12月18日(日)tvNにて放送された韓国ドラマ「還魂」第二弾「還魂:光と影」では、前回の声に続いてムドク(チョン・ソミン)が登場しSNSが盛り上がった。Netflixを通じて独占配信開始した第4話のネタバレあらすじと見どころを紹介。

この回の視聴率はニールセンコリア全国8.5%、首都圏9.4%の自己新を記録。
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「還魂」は、歴史上も地図上にも存在しなかった大湖国(テホコク)を舞台にしたファンタジーロマンス。魂を変える「還魂術」によって運命が歪んだ主人公たちがそれを乗り越えて成長する姿を描いた。パート2「還魂:光と影」は3年が経った後、新たに繰り広げられる術師たちの物語を描く。パート1の各話のあらすじと見どころなどは【「還魂」を2倍楽しむ】で。



■キャスト
チャン・ウク役:イ・ジェウク
チン・ブヨン(ナクス)役:コ・ユンジョン
ソ・ユル役:ファン・ミンヒョン(NU’EST)
パク・ダング役:ユ・インス
チン・チョヨン役:アリン(OH MY GIRL)
世子コ・ウォン役:シン・スンホ
麻衣導師イ先生役:イム・チョル
キム・ドジュ役:オ・ナラ
パク・ジン役:ユ・ジュンサン
チン・ム役:チョ・ジェユン
チン・ホギョン役:パク・ウネ
ホ・ヨム役:イ・ドギョン
ソ・ユノ役:ト・サンウ
 ほか

■第4話あらすじ
石に嫉妬するブヨンと蛍の道案内
「私たちは以前から互いに好き合っていた…これをもらった時の記憶を思い出した」というブヨンに「記憶の捏造か」と怒るウク。ブヨンは幼い頃この陰陽玉を鎮妖院で見たのを思い出し、自分の記憶と勘違いしたと説明。陰陽玉を元の場所に戻そうと石の墓に触れた途端、石積みが壊れ、さらにウクを怒らせる。玉を返すというブヨンに、それを持って彼女の最後の言葉を思い出せというウク。ウクの亡き恋人への愛の深さを思い知ったブヨンは、自分たちの婚姻を信じてもらえなかった理由を理解した。そして「本当の新婦は積み石だった」と呟く。ウクが立ち去った後、夜まで石を積み直すブヨン。獣の泣き声に怯えるブヨンだったが、蛍の光に導かれて無事帰ることできる。この蛍の道案内をしてくれたのがウクだと、この時はまだブヨンも気づいていない。

人生とは運試し、運命は選ぶもの
チソル楼に逗留していたソ・ユルが精進閣に移ってくる。新婦を置いて精進閣に居座るウク、体調の悪そうなユル、友はお互いを心配する。部屋の空気が冷たいのは、ウクの中の氷の石にたかる鬼気のせいだと聞いたユルは、ウクを労わる。友の優しい言葉に「いっそ抱きしめてくれ」と冗談を言うウク。生真面目なユルが両手を広げて「抱きしめてやる」と柄にもなく冗談で返し驚くウク。「死期が近いせいで変わったのか」とはぐらかすユル。ダングが誘いに来て3人でパク・ジンの朝食を食べる羽目に。食事の後には“運試し餅”のデザートまで用意していた。パク・ジンはこの餅を使って「自分の人生は自分で選んで試すものだ」と3人に教えたかったのだ。そこにサンホがやってきてナクスの幽霊の噂を報告する。

チン・ムと王妃の「ナクスの幽霊」作戦
都城では敬天太湖で船が襲われ船員たちがナクスの幽霊に殺されたと噂が出回っていた。幽霊は還魂してナクスの3年目の命日に戻って来るという話でもちきりになり、身を守るお札が飛ぶように売れていた。
※パート1では「ナクスは刺客だったが一般人を決して傷つけず、ナクスに助けてもらおうとナクスらしき者がつけていた青い布を人々はこぞって買い求めた」15話

ユルとダングはサンホと対策を講じる。実際に襲われたという船は見つかっておらずデマだとユルは考える。ナクスの幽霊の話はこれまでにも何度もあったが、還魂して戻るという話は初めて。「おそらくケマ谷の者がお札を売るためにデマを流したのだろう」と考えるダング。ユルは噂の元を調べてほしいとサンホに頼む。

噂は宮殿にまで届いていた。都城の若い女たちは還魂されないよう札を買っていると王に報告するソ・ユノ(ト・サンウ)。ナクスは影の刺客の次は侍女のムドクとして生きていたが、ナクスの顔を知る者はいない。
※ユルの初恋の相手はチョ・ヨン(ク・ユジョン)、ウクの恋した人はムドク(チョン・ソミン)。チョ・ヨンは父を殺された復讐心でナクスになり、その後ムドクに還魂した。成人したナクスの顔をはっきり知るのはチン・ムだけ。

クジャクにない亀の魅力
あの日、世子は“ブヨンからの忠告通りに亀も一緒に買っており、すっかり懐いている。一方、ウクの亡き恋人が気になるブヨンは、お札の大量購入するチソル楼のチュウォルと再会。チュウォルはブヨンがナクスの恋人を奪ったから一番恨まれるはずという。だが彼女が知るのはナクスではなく、気が強くてかわいそうな侍女ムドクだ。誘われてチソル楼に出向いたブヨンは、そこで“コ内官”=世子と再会。ブヨンを“亀の巫女”と呼び、亀よりカッコいいクジャクを持っているとからかう。だが、夫に見向きもされないと沈むブヨンに、「亀にはクジャクにない魅力がある」と優しい言葉で慰める。ブヨンは喜び、世子もブヨンと話をして心が軽くなった。

チン・ムと王妃の「ナクスの網でウクを縛る」作戦
噂を怖れて船が敬天太湖を通れず、輸送が滞っていた。王はウクに幽霊退治をして民心を安心させるよう命じる。ウクは自分が出ていけば、存在しないナクスが実在すると思われると、断ろうとする。だがチン・ムが、3年間ウクが還魂人を退治して人々からの信頼を得てきたのに、恋人だったナクスだけを退治しないとウクへの信頼が壊れてしまうと、言葉巧みに幽霊退治の必要性を説く。仕方なくウクはこれを引き受ける。

世子はまたチン・ムが何か企んでいると考える。「今現れる還魂人が人を殺せばナクスの仕業としてウクの責任となり、ウクは実態のないナクスを追い続けさるしかない」チン・ムの狙いはこれだった。そして「すべてが世子のため、最初に鎮妖院を王室に差し上げる」と話す。

噂の元がビョングという船の下働きだと突き止めたサンホは、お札を売りたい巫女たちの作戦だろうとユルに報告する。だがユルは、噂を流すためだけに命までかけるかと疑問に思う。その頃、ビョングはケマ谷のソイから金をもらい、すぐに都城からでて来月の6日のナクスの命日まで戻って来るなと指示を受けていたが…。

おバカ友達の約束
チソル楼でチュウォルから「ウクとムドク」の恋バナを散々聞かされたブヨンは、腹立ちまぎれにウクの好物の薬菓をやけ食い。部屋をでた瞬間、今度はウクがムドクに求婚したときの言葉が脳裏をよぎる。別室ではソ・ユノが精進閣の術士たちと酒盛り。王妃の縁者で、王や権力者のチン・ムとも懇意な仲だと言って、すたれた精進閣を立て直したいと大風呂敷を広げる。店の者からブヨンが来ていると聞いたユノはブヨンを呼べという。そこにユルが挨拶に来る。破談になったブヨンを呼んだと聞き、ブヨンを笑いものにしようとする魂胆を見抜く。そこで機転を利かせたユルは「チン家の婿になれると喜んだ叔父が、婚礼当日に逃げられて傷ついているのに、なぜおまえたちはブヨンを呼んだのか」と、ユノを労わるそぶりで術士たちを窘める。部屋を出たユルはブヨンを見つけて一緒に帰る。

興奮したユルはまた道に迷った。ユルが落ち着くまで待ったブヨンは、「体が悪いのでは?」と切り出し、ケマ谷で言えなかった「体の中に妙な物がはいっていて、そのままにすると命が…」と教える。ユルは「おバカ友達のよしみで見なかったことにしてほしい」と頼む。甘い物で元気を出してと、ウクへのお土産の薬菓を差し出す。ユルの好物が“らくがん”と聞いたブヨンが「高い物が好きなのね」と言う。ユルは「ずっと前に同じような話をしたことがある」と話す。
※らくがんの話はパート1で、ユルが初恋の少女チョ・ヨン(ク・ユジョン)に話し、それをムドク(チョン・ソミン)が覚えていた。

ウクの「幽霊の嫉妬」作戦
その頃、ウクからナクスの積み石をブヨンが壊したと聞いたパク・ジンは、ブヨンが言葉より行動で示したのかと納得し、「ブヨンが“お前を守る”と約束した」と教える。そして「ナクスが現れたらお前の新婦が一番危ないから、帰ってブヨンを守れ。幽霊も嫉妬する」と話す。その言葉にウクは妙案を思いつき、パク・ジンにある頼みごとをする。

王妃は、ナクスの命日に宴を開くと発表し、チャン家にもブヨン宛に招待状が届く。ドジュは張り切ってブヨンの晴れ着の手配。終わりのない試着につかれるブヨンは、部屋に入ってきたウクに仏頂面を向けるが、「綺麗だ」と言ってくれて爪切りの心配までしてくれたことに驚く。きれいにして一番目立つところに座れと言うウクに「みんなの興味は生きて戻るあなたの新婦」と言い返すと、「今は、お前が新婦だ」ウクのこの言葉に有頂天になり、「夫婦が仲良しだと、私のために夜道を照らしてくれたとみんなに言いふらす」と喜ぶ。

ウクの計画を手伝うドジュはブヨンの爪を切り、それをパク・ジンに届け、パク・ジンはそれをもって鎮妖院のチン・ホギョンに協力を求めに行く。

ナクスの命日に2つの作戦決行
華やかな王妃の宴が始まる。ユノクがやってきて、婚約者だと紹介されたブヨンを哀れむ。ブヨンはユノクのお陰でかえってウクとの仲が深まったと仲良しアピール。ドジュも、ウクが婚約者ブヨンのために暗い夜を灯してほしいと花火を用意したと発表し、ウクの新婦がブヨンだと印象付ける。蛍の道案内を思い出し喜ぶブヨンをドジュがそっと裏庭に呼び出す。そこにはウクがいた。仲良しアピールもしたというブヨンに、全てがナクスをおびき寄せるための罠だと明かし、「俺の新婦をナクスに殺させる。悪いがここで死んでくれ」ととんでもないことを言い出す。

花火が打ちあがり、席に戻ったブヨンを誰も気に留めない。その時、還魂人が現れ逃げるブヨンに剣を突き刺す。計画通り王妃が「ナクスがウクの新婦ブヨンを殺した」と叫ぶ。ところがブヨンの遺体は光となって鎮妖院へ飛んでいく。本物のブヨンが現れ、殺されたのは妖器“鬼鼠”だったと説明。爪を食べたネズミは爪の主と同じ姿で歩き回るのだ。パク・ジンに頼まれたホギョンがブヨンを守るために“鬼鼠”を送ってくれたのだ。

ナクスを永遠に葬るために
ウクは逃げた還魂人を追って、みんなの見ている前で退治する。そして王に二度とナクスは現れないと報告し、チン・ムの計画は失敗に終わる。ウクはことあるごとに利用されるナクスが哀れだったのだ。安らかに眠らせたくてこの計画を思いつき、ブヨンも協力した。

ケマ谷でソイと再会するユル
ソンホがソイの賭博場にやって来て、ビョングを逃がすソイの前にユルが姿を見せる。「デマを流したのはお札を売って金儲けしようとしたから」と言うソイ。だがユルが聞きたいのは、自分の中に入っているものの正体だった。ソイが渡している薬を飲めば問題ないはずだが、ユルは薬を飲んでいなかった。驚くソイに、「何も知らないまま死にたくないから、正体を教えてくれ」と頼む。

ムドクとブヨン
すべてが終わってナクスが沈んだ敬天太湖に立つウク。屋敷に戻ったウクは、ムドクと過ごした日のことを思い出す。「私を守ってくれたのはお前が始めてだ」というムドクを「死の淵から生還した俺のイカれた師匠め」と抱きしめたこと。「弟子ウクは師匠ムドクを命がけで守ります」「私は今その巣の中にある卵だ。温めてくれるのはお前だけだ」「俺がからならずてっぺんに連れていく」「俺も会いたかった。それが返事だ」「チャン・ウクお前が大好きだ」…血に染まった手で指輪つなぎをした最期のときを思ったその時、ムドクがウクの名を呼び、目の前にムドクが現れた。近づくムドクはブヨンに変わり、「お前をあそこで捨てるような気がして泣けなかった」と敬天大湖で流せなかった涙を流す。その夜二人を一緒に眠り、ウクはブヨンに口づけする。



■見どころ
パート1の名シーンや名セリフが目白押しの第4話は、前回の声だけムドクに続いて姿も登場し、Twitterにはムドク恋しさにウクと共に涙したとTweetもあった。そんな中、ブヨン役のコ・ユンジョンが薬菓を口いっぱい放り込んだり、ファッションショーのように衣装を着替えたりとコミカルなシーンも多く、さすがホン姉妹の脚本と納得。

恋にオクテのパク・ジンはすっかり恋愛達人になってドギュを喜ばせ、ダングはチョヨンに高価な髪飾りをドジュに渡してくれと頼んだ。思い通りにならない世子嬪選びに興味のない世子の本心は、「手に入らぬ女を好きになって苦しむのは嫌だ」ということ。これはもちろんムドクのこと。ブヨンとおバカ友達になったユルは、まだ彼女が初恋の人と気づいていない。そしてホ・ヨムは魔導士イ先生がブヨンの医者だと知る。

ここで押さえておくべきことは、ムドクが少女の頃、湖に落とされたブヨンだということ。この回の気になるラストの口づけ。ウクはブヨンの中のムドクに気づいたのか、それともおバカで純真なドジュに惹かれたのか?次回の放送が待ち遠しい。

「還魂2。第5話は12月24日(土)tvNにて放送、Netflixでも独占配信する予定。

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