29日 高橋英樹 最終作「十津川警部のレクイエム」西村京太郎トラベルミステリーシリーズ、ついに完結!あらすじと予告

2022年12月27日20時00分ドラマ
©テレビ朝日

12月29日(木)よる8時より、西村京太郎トラベルミステリー・ファイナル「十津川警部のレクイエム」がテレビ朝日で放送される。予告動画は番組公式サイトで公開中。動画配信サービス「TELASA」では“西村京太郎トラベルミステリー シリーズ”が多数配信されている。



森村誠一の「終着駅シリーズ」、西村京太郎の「トラベルミステリー」、日本のミステリー界に燦然とその名を刻む、両巨匠によって生み出され、ミステリードラマの“レジェンド”ともいうべき存在である2シリーズが、12月22日の「十月のチューリップ」、29日「十津川警部のレクイエム」の2作品をもって、ともに終幕を迎えることとなった。
 
「西村京太郎トラベルミステリー」シリーズは、ミステリー界の黄金コンビ“十津川警部”と“亀井刑事”が旅情あふれる映像を背景に、時刻表や鉄道にまつわるトリックを解明していく人気シリーズ。1979年にスタートし、43年間にわたって時代を反映した鉄道トリックを取り入れるなど意欲的な挑戦を続けてきたが、第73弾となるファイナルで幕を閉じることとなった。これまで民法各局で制作されてきた十津川警刑事作品も残すは、2020年から放送されている船越英一郎主演の月曜プレミア8「西村京太郎サスペンス十津川警部の事件簿」シリーズのみとなってしまう。

12月29日(木)に放送される最終作「十津川警部のレクイエム」では、十津川の部下・柿沼刑事が、亡き妻とそっくりな女性と心中するという痛ましい事件で幕を開ける。柿沼の死について調べていくうち、十津川たちは事件の背後に横たわる巨大な闇に突き当たることに…。

34作目で初代・三橋達也から十津川警部役を受け継ぎ、22年間、40作で主演を担ってきた高橋英樹は、本作について「日本人が好きな要素が網羅されている、2時間ドラマの原点のような作品で、西村京太郎先生の真骨頂。先生が書き続けてくださったおかげで、73作まで重ねることができました」と、今年3月に世を去った西村氏に感謝を述べている。今作では、部下を失った十津川が、いつもの冷静さを欠き「仲間を殺した殺人犯を、この手で殺したいと強く感じています」、「あなたが犯人なら、あなたを殺す」などと、これまでにない強い言葉で怒りをあらわにするシーンが!さらに、十津川が拳銃を抜くシリーズ史上初の場面も描かれ、ファイナルらしい衝撃の展開に!

また、長らく亀井刑事を演じてきた愛川欽也にかわり、第58作から亀井刑事を演じてきた高田は「もう亀井刑事を演じて、10年になるんですね…。歴史ある素晴らしい作品に参加できて本当に光栄でした」としみじみ語り、「今回だけは5時間ぶっ続けで放送してほしいと思うぐらい、長いロケにもしっかり臨みました。とにかく余すところなく隅から隅まで見ていただきたいですね」と見どころを語っている。

ついにラストを迎える、ミステリーの名作『西村京太郎トラベルミステリー』、十津川警部×亀井刑事の最後の勇姿をお見逃しなく!

■あらすじ
警視庁捜査一課の十津川警部と亀井刑事らは、十静岡・奥大井の秘境にある“奥大井湖上駅”で行われる津川班のメンバー・柿沼浩輔(山信吾)の結婚式に参列した。幸せな笑顔と絶景を堪能したのもつかの間、なんと式の翌日に新婦のゆき(小島藤子)がストーカー男に刺殺されてしまう。その1年後。奥大井の寸又峡に柿沼と、児童養護施設で働く女性・小菅みな子の遺体が浮かんだ。遺体を確認した十津川と亀井は、みな子がゆきに瓜二つなことに驚く。みな子の同僚・木之内順子(星野真里)は、柿沼がみな子を道連れにしたと激しく非難、所轄署も柿沼がみな子と心中を図ったものと断定するが、釈然としない十津川たちは捜査を開始する。すると、柿沼の部屋から、捜査用に作成されたゆきもしくはみな子そっくりの女性の似顔絵を発見し…。

テレビ朝日2022年12月29日(火)夜9時より「十津川警部のレクイエム」を放送。出演:高橋英樹 高田純次 星野真里 山村紅葉 小島藤子 友近 葛山信吾 ほか。PR動画は番組公式サイトで公開されている。

西村京太郎 トラベルミステリー・ファイナル「十津川警部のレクイエム」番組公式サイト

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