「百人力執事~願い、かなえます~」第13-14話:真実と向き合う姿勢~あなたに非はない!ネタバレ、見どころ、キャスト

2022年12月23日23時23分ドラマ
画像:MBC『일당백집사』番組サイトより

ジュノ(キム・ハオン)の死の真相が明らかになり始め、キム・執事(ジュン)はついに事件の真相を知り、ドンジュ(イ・ヘリ)に危険が迫る!主演、韓国MBC「百人力執事~願い、かなえます~」(水・木よる9時50分から)の第13話と第14話のネタバレあらすじと見どころを紹介しよう。本作はPrime Videoにて独占配信している。



「百人力執事~願い、かなえます~」は、死者と話ができる葬儀ディレクターのペク・ドンジュと、1件100ウォンから依頼者の執事となって奮闘する便利屋「百人力(イルダンペク)」従業員のキム執事が、力を合わせて故人の願いを叶える相互共助ロマンス。
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■キャスト
ペク・ドンジュ役:ヘリ(Girl’s Day)
キム執事(テヒ)役:イ・ジュンヨン(ジュン/U-KISS)
ヴィンセント役(キム執事の叔父):イ・ギュハン
ソ・ヘアン役(巡警):ソン・ドクホ
イム・イルソプ役(ドンジュの上司):テ・インホ
神父ミカエル役(ドンジュの叔父):オ・デファン
ペク・ダルシク役(ドンジュの父):パク・スヨン
ユ・ソラ役(ドンジュの友人、准看護師):ソ・ヘウォン
ヒョン・ジェンファ役(ドンジュの友人、卓球クラブ講師);アン・ションホ
 ほか

■第13話「真実に向き合う姿勢」
ソル刑事からジュノを事故死させたソ・ヨンチョル(チェ・デハン)の意識が戻ったと聞いたキム執事は病院へ駆けつける。するとそこに加害者の家族としてソ・ヘアンがいた。ヘアンは、キム執事とヴィンセントの前で自分がヨンチョルの弟で、事故当日一緒にいたと告白し、事故当日のことを詳しく話ししだす。

2年前の雨の日、首席で警察学校を卒業する弟ヘアンを誇りに思うソ・ヨンチョルは2人で祝杯を挙げる。だが辛い過去を振り返るヨンチョルがやけ酒をし、ヘアンが目を離したすきにトラックを出して交通事故を起こしてしまった。保護者に謝罪をしようと連絡先を聞いたが教えてもらえなかったと、泣いて謝るヘアン。

翌朝、ヘアンはキム執事からプレゼントされたジャケットとお詫びの手紙を残して百人力ハウスを出て行った。キム執事は警察署に出向いて事故当日の防犯カメラの閲覧を申し込むが、不思議なことに映像が消えていた。

そんな中、ドンジュの上司イム・イルソプの元恋人ヒョンジュ(チョン・セビョル)の娘が亡くなる。ヒョンジュの父親は、縁起の悪いお前のせいだと言いがかりをつけてイルソプに八つ当たり。イルソプはドンジュが一度辞めたのが、初納棺で小さな子供を担当させたせいではないかと気にしていた。ドンジュになぜこの仕事を続けるのかと聞かれたイルソプは、「納棺を終えた後、故人がありがとうと言ってくれる気がして。彼らの人生の最期の締めくくりが自分の仕事だと思って続けている」と話し、「だが、これが親族にとっては苦痛の始まりなのだ」と、ヒョンジュンの父親の八つ当たりにも理解を示す。さらい幼い故人が寒くないようにとあたたかい上着まで用意してやる。そんな彼の細やかな気配りに、葬儀を終えた後、ヒョンジュとその父親は感謝する。

キム執事は、ヘアンをよびだし「ジュノが最後に何か言ってなかったか」尋ねる。ヘアンは「助けて」といったジュノの言葉を飲み込み、何も聞けなかったと話す。犯人を決して許すことはできないが、ヘアンに過ちはない。ヘアンを受け入れることに決めたキム執事は、彼を再び百人力ハウスに連れ帰る。

そんな中、集中治療室のヨンチョルの容態が急変し、死亡する。ヘアンはキム執事に兄の死を報告。ドンジュが納棺を担当することに。キム執事は事故当時のことを聞いてもらおうとするが、大罪を犯した故人には会えないと言われる。ところがドンジュが遺体に触れると、ヨンチョルが起き上がった。そのことからドンジュはヨンチョルが事故の加害者でないと気づく。その頃喪主ヘアンは、兄の遺影の前で不気味な笑みを浮かべる。

第13話でも葬儀ディレクターの仕事を蔑むエピソードがあったが、ドンジュの上司イム・イルソプがこの仕事を続ける理由を話すシーンに胸が熱くなる。ドンジュのような不思議な力はないものの、自身の仕事にプライドを持って故人と向き合うイルソプがまぶしい。一方で、これまで方言で話す、気の良い警官だと思っていたヘアンのもう一つの顔が明らかになっていくのもこの回。特に、ラストの兄の遺影を見ながら微笑むヘアンの姿には鳥肌が立つ。演じたソン・ドクホは、「LINK:ふたりのシンパシー」でも訳ありの巡査を演じている。



百人力画像:MBC『일당백집사』番組サイトより■第14話「あなたに非はない」
納棺室でヨンチョルと対面したドンジュは、「あなたが殺したのではないはず、車を運転していたのが誰?」と聞く。だがヨンチョルは最後まで自分が犯人だと言いはる。ヨンチョルに会えたことをキム執事にどう説明しようか悩むドンジュは、彼が「死んでお詫びする、と謝った」という言葉でごまかす。

実は2年前、泥酔したヨンチョルに代わってトラックを運転したのはヘアンだった。酔ったヨンチョルが、出来のいいヘアンのために全て諦めたと愚痴を言い、車中で兄弟げんかを始め事故を起こしてしまったのだ。

告別式の日、ドンジュは弔問に来たミヨンとの会話から、ヨンチョルが運転していないことが証明できる写真の存在を突き止める。ミヨンは当時、写真の存在をヘアンに話したが、警察で証拠にならないと言われたのだという。どうにもすっきりしないドンジュはキム執事に写真の話をする。一方ヘアンも、ドンジュがヨンチョル愛用のタバコの銘柄を知っており、ミヨンに接触していることに不安を覚える。

キム執事は、再び真実を追求しようと当時の事故担当のソル刑事に会い、同乗者がいなかったことを確認するが、ドライブレコーダーのメモリーは紛失しており、証拠はない。防犯カメラのデーターが修復できたら連絡すると約束する刑事に、写真のことを確認すると知らないという。このことでキム執事はヘアンを疑い始める。

コンビニでヘアンと出くわしたキム執事は、事故当日の防犯カメラの映像を見たかと聞き、見たというヘアンに「トラックに同乗者はいなかったか?またはだれか降りなかったか?」と揺さぶりをかける。いなかったと答えるヘアンに、「ヨンチョルが犯人ではない可能性がある」と教え、「ヨンチョルの汚名を晴らすために事件ファイルを見せてほしい」と協力を頼む。

実は、事故にはさらなる衝撃の事実が隠されていた。事故を起こしたことで出世の道が立たれると考えたヘアンは兄に罪を着せようと、ヨンチョルを運転席に移動させ、ジュノの助けを無視した。その時、トラックが勝手に坂道を下り壁に激突、ヨンチョルは昏睡状態に陥った。ブラックボックスのメモリーカードを抜いたヘアンはその場を立ち去ったのだ。さらに、キム執事が見たがっていた防犯カメラを削除したのもヘアンだった。

その夜、別件で教会に出向いたヘアンは、ドンジュを見かけ後をつける。懺悔室でドンジュが真犯人を捜そうとしていることを知ったヘアンは焦り、酒を飲む。彼らの父親はアルコール中毒でDV夫だった。不幸な家族史を乗り越えようと、出世するために頑張って生きてきたのだった

ソル刑事と一緒に復旧した防犯カメラを確認したキム執事は、映像に不審な点を見つける。その頃、百人力ハウスに戻ったドンジュは、酔ってしゃがみ込むヘアンを見つける。ヘアンの好みのたばこの銘柄をなぜ知っていたのかとドンジュに詰め寄る。ドンジュがヨンチョルに会ったと話すと、ヘアンは、ドンジュの首を絞めあげ…。

第14話でジュノの事件の真相が全て明らかになる。不幸な家族史を塗り替えるためとはいえ、人としてやってはいけないことをしてしまったヘアン。そしてそれを隠蔽するためにさらに罪を重ねていく。対する兄ヨンチョルは、弟の罪を着せられたことを知りながらも最後まで弟をかばって死んでいった。

そんな殺伐とした展開の中、癒されるのがキム執事に差し入れを持って来たドンジュの父ペク・ダルシクの存在だ。ヴィンセントからキム執事とドンジュが付き合っていることを聞く。キム執事がお気に入りのダルシクに文句はないが、娘が気まずくならないように知らないふりで通すことに。ドンジュの父もまた優しい気配りのできる人物だ。それにしてもドンジュの母はなぜ死んだのか?ドンジュに不思議な力があるのは?そしてドンジュに故人の願いをかなえる使命で、なぜ21人なのか?


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MBC番組サイト
 韓国放送:2022年10月19日~ MBC 水・木21:50~
Youtube予告動画(日本語字幕なし)

kandoratop【作品詳細】【「百人力執事」を2倍楽しむ】