NHK「DOC あすへのカルテ」第9話アニェーゼが決断!これから未来を共に歩むのは…ネタバレと第10話予告

2022年12月26日11時17分ドラマ
©2022 Sony Pictures Entertainment. All Rights Reserved.

12月25日(日)「 DOC(ドック)あすへのカルテ 」(NHK総合、夜11時)第9話“病める時も健やかなる時も”が放送された。次回第10話は年明けの1月8日に放送される。NHK番組公式サイトで予告動画とインタビュー動画を公開、NHK+では最新話を見逃し配信中だ。



「DOC(ドック) あすへのカルテ」は、イタリアの病院で医長を務めていた実在の医師の実話をもとに制作されたオリジナルドラマ。過去12年間の記憶を失った主人公アンドレアが、医者から患者へと立場が変わったことに戸惑いながらも、1人の男として、そして医師としての人々の人生に関わりながら、自らの人生を再建していくヒューマンストーリーだ。

12月25日に放送された第9話「病める時も健やかなる時も」 では、双子の父親であるロベルトが遊園地で意識を失い入院してくるところが、診断の結果、ロベルトは不妊であることが判明し、愛しい息子たちの父でないことが明らかとなる。15年間暮らしたパートナーはロベルトに自分の過ちを告げて彼の元を去ろうとするが、アンドレアは「今の幸せ」を手放すべきではないとロベルトを説得、2人は計画通り結婚式をすることになった。

一方、アンドレアは、「今の幸せ」を選んだアニェーゼに振られてしまう。アニェーゼにとって、12年前の情熱をもつアンドレアは魅力的だが、12年間ずっと自分を支え続けてくれたダヴィデとの時間はそれに勝るものだった。アンドレアは、「病める時」にアニェーゼを手放してしまった“過去のアンドレア”を恨むほかない。

今回、4人の研修医たちの四角関係がさらに複雑に…。リッカルドとアルバは両想いなのだが、リッカルドが自分の秘密を明かさずアルバから不審を抱かれており、エルザはガブリエルに夢中なのに素直になれない。そんな中。アルバとガブリエルがスカラ座にオペラを観に行く。アルバとガブリエルは意気投合するが、恋愛に進むかどうかは不明だ。

一方、ロレンツォは、ジュリアと一夜を共にした後、彼女を避けるように…。ジュリアに「愛している」ことを告げられず、どうしてよいのか分からなくなってしまった様子…。遊び人を自称しているロレンツォの意外な一面にキュンとしてしまう。

恋愛一色にも思えた第9話だったが、マルコが処方した向精神薬がアンドレアに短期記憶障害を起させていることが発覚する。アンドレアを排除しようと目論むマルコの策略に、気が付くときは訪れるのだろうか…。

年明け1月8日に放送される第10話では、ロレンツォの妹・スザンナが病院に入院してくる。ジュリアとのことで頭を悩ませているロレンツォに新たな悩みが…。そして、アニェーゼに決定的に振られてしまったアンドレアは平常心を取り戻しているのだろうか?それぞれの恋の行方をきにしつつ、次回放送を楽しみに待ちたい。

■前回:第9話 「病める時も健やかなる時も」ネタバレあらすじ
双子の父親であるロベルト・ロッティは、子供たちと一緒にジェットコースターに乗っているときに意識を失い入院してくる。15年に渡ってロベルトのパートナーのマヌエラが心配する中、再び体調が急変し、窒息の危機に落ちいる。目覚めたロベルトはマヌエラとの結婚式をすぐさま病院で行いたいとアンドレアに式の手配を頼む。

同じころ入院してきた、5年間腹痛に苦しんでいる修道院のシスター見習い・セシリアと、癌の手術を控えている保険会社務めのシルビアが互いの信じるもの(神と統計)について意見を交わしていた。そんな中、エルバはガブリエルからミラノ座のオペラを観に行こうと誘われる。リッカルドとエリサは2人のデートに気が気ではない。ガブリエルは前回エルバに助けてもらったことに感謝し、自分が村の人たちの助けと期待を背負って医者になったといい、その恩を返すためにいずれ故郷に戻ることを伝える。

アンドレアは、ロベルトが塩分を取りすぎていることに注目し、彼のが嚢胞性線維症を患っていることに気づく。嚢胞性線維症は不妊症になるケースが多く、完治することはできないが、適切な治療を行えば、この先何年も生きることができる。アンドレアとジュリア、そしてアニェーゼは、マヌエラにロベルトの病名を告げ、ロベルトとの間には子供が出来ないことを伝える。マヌエラは、彼と不仲だった時期に別の男性と関係を持ったことを明かす。アニェーゼは、真実を話す必要はないとマヌエラに告げるが、結婚式を控えているマヌエラは揺れる。

修道女見習いのセシリアは、過去に子宮外妊娠した胎児が石化していたことが判明、保険会社務めのシルビアの癌が思ったよりも進行し施術の成功確率が下がったことに悩む。セシリアとシルビアは、思いもよらない苦難を慰め合い、心を通じ合わせた。

ジュリアと一夜を過ごしたロレンツォは、何故かジュリアを避け続ける。やっとロレンツォを捕まれたジュリアはその理由を訊ねるが、ロレンツォの答えははっきりとせず、ジュリアは愛想をつかしてしまう。その一方で、ダヴィデと養子を迎えることになっていたアニェーゼは、アンドレアへの思いも捨てきれず、心が揺れ動く。アンドレアからは、もう一度やり直そうと迫られ、ダヴィデからは養子縁組の申請を要求され…。

そんな中、マヌエラから双子が自分の子ではないと告白されたロベルトは、結婚式の中止を決める。アンドレアはロベルトに、これから何年生きられるかわからないのに、“今の幸せ”を捨てるべきではないと諭す。式が予定されていた日。ロベルトは病院から離れようとしていたマヌエラにプロボーズ。セシリアとシルビアの手術も無事に終わり、アンドレアが準備した式は和やかに行なわれた。

秘密を打ち明け、絆を深めた幸せそうなカップルを見つめていたアニェーゼは、やっと心を決める。アンドレアには、今でも愛している気持ちはあるが、これまで困難な時を支えてくれたダヴィデも愛しているし、彼とこれから新しい家族を迎えるという未来に進んで行きたいと話す。そして、アンドレアとの一夜のこともダヴィデに告げるという。アンドレアはそれは2人だけの秘密にしようと言うが、アニェーゼは首を振った。

アニェーゼは養子縁組の書類にサインをしにダヴィデの元へ。しかし、アンドレアとの秘密は告げられなかった…。

■次回:第10話 あらすじ
ロレンツォの妹でダウン症の少女・スザンナがセンター施設から運ばれてくる。ロレンツォは、スザンヌが他の患者との旅行中に髄膜炎にかかった可能性があるという仮説を立てるが…。

■キャスト
アンドレア・ファンティ:ルカ・アルジェンテーロ(声:安元洋貴)
ジュリア・ジョルダーノ:マティルデ・ジョリ(声:沢城みゆき)
アニェーゼ:サラ・ラッザーロ(声:日髙のり子)
マルコ・サルドーニ:ラファエレ・エスポジト(声:星野貴紀)
エンリコ・サンドリ:ジョヴァンニ・シフォーニ(声:関俊彦)
ロレンツォ・ラッザリーニ:ジャンマルコ・サウリーノ(声:佐藤拓也)
マルコ・サルドーニ:ラファエレ・エスポジト(声:星野貴紀)
エンリコ・サンドリ:ジョヴァンニ・シフォーニ(声:関俊彦)
ロレンツォ・ラッザリーニ:ジャンマルコ・サウリーノ(声:佐藤拓也)
リッカルド・ボンヴェーニャ:ピエルパオロ・スポッロン(声:大河元気)
アルバ・パトリツィ:シルヴィア・マッツィエリ(声:上杉華子)
エリーザ・ルッソ:シモーナ・タバスコ(声:葉山那奈)
ガブリエル・キダーネ:アルベルト・ブバカル・マランキーノ(声:野澤英義)
ほか

原題:DOC - NELLE TUE MANI
制作:2020年 イタリア

【放送予定】 総合 毎週日曜夜11時 2022年10月9日スタート!
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:イタリア語)字幕放送有り]

NHK「DOC(ドック)あすへのカルテ」番組情報サイト
YouTube「DOC(ドック)あすへのカルテ」吹替版予告編 
YouTube「DOC(ドック)あすへのカルテ」字幕版2分30秒予告編