「還魂 パート2」第7話 イ・ジェウク“お前に会いたくて来た”正気を失ったウクがブヨンにキス!
ウク、ブヨン、世子が協力し、ユルが助かる!12月31日(土)tvNにて放送され、Netflixを通じて独占配信開始した韓国ドラマ「還魂」第二弾「還魂:光と影」第7話のネタバレあらすじと見どころを紹介。
この回の視聴率は全国6.4%と首都圏6.7%(ニールセンコリア)だった。
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「還魂」は、歴史上も地図上にも存在しなかった大湖国(テホコク)を舞台にしたファンタジーロマンス。魂を変える「還魂術」によって運命が歪んだ主人公たちがそれを乗り越えて成長する姿を描いた。パート2「還魂:光と影」は3年が経った後、新たに繰り広げられる術師たちの物語を描く。パート1の各話のあらすじと見どころなどは【「還魂」を2倍楽しむ】で。
■第7話
血虫がチン・ムから出たものだと聞きだしたウクは、ヨムスたちを殺害しユルを助ける。ダングは、ウクの怒りが爆発するのを止めに術士たちを連れてケマ谷へ。その頃チン・ムも天附官の十数名の術士たちがユルを襲って、ウクに返り討ちにあったと報告が入る。
瀕死状態のユルは繐竹院で手当てを受けるが、すでに血虫が身水源に入っており、ホ・ヨムでも手の施しようがない。ユルの身に何かあれば松林と天附官で戦いが起きる。さらに西湖城にあるユルの生死灯※が消えれば、辺境を守るユルの父ソ将軍が原因究明にやってきて、西湖とも戦争になる。
※ソ家の人々には各自の生死が分かるよう、魂の力で灯る“生死灯”がある。パート1の16話。
怒ったウクが天附官に乗り込む。チン・ムを出せと言うウクを世子が止める。チン・ムを守る者はたとえ世子であっても容赦しないというウクに、「私が守ろうとしているのはチン・ムでなく、お前のこれまでの努力だ」と、復讐のために剣を振らぬよう己の胸に刺して必死に耐えてきたウクの努力を無駄にするなと説得する。その時、天附官の術士が総攻撃をかけてくるが、術士を引き連れたパク・ジンが止め、松林がウクに従うと宣言する。ウクは世子にチン・ムを連れてくるよう告げる。
チン・ムの説得に当たる世子は、責任逃れするチン・ムに、ユルの体に血虫が入っていることを教える。驚くチン・ムは、チン・ウタクが血虫を持って来たというが、万長会でもチン・ムの責任を問われ、鎮妖院のチン・ボギョンに助けを求める。一度は断ったボギョンだったが、王命が下され手伝うことに。
ウクの前に姿を見せたチン・ムは、天附官の官主として神妙に謝罪し、チン・ボギョンが協力すると伝える。実は、ウクは事前にボギョンの協力を求めに鎮妖院に行ったが、拒絶された。そこでボギョンを引っ張り出すために松林で騒ぎを起こしたのだった、ウクにとって取るにらないチン・ムより親友のユルの命が一番だった。
一方、繐竹院のユルに付き添うブヨンは意識のないユルに謝り、彼の身水源にそっと手を置く。その時、ムドクが呼吸を盗み、ユルがタニャン谷にいる状況がブギョンに蘇る。もう一度触れようとしたとき、ユノクが止め、すべてを知りながら黙っていたブヨンを責め、病室から追い出す。追い出されたブヨンは、下女スニが持って来た荷物から水の気で封印した手紙に気づく。
鎮妖院。ボギョンは鎮妖院の最も恐ろしい鳥、火の鳥を使えば可能だと言い、ブヨンを返すことを条件に血虫を取り出す方法を教えると告げ、ウクは承知するしかなかった。
火の鳥を使う方法は危険極まりない。術の高いウクと世子の共助が必要だが、世子とウクが喧嘩でもすれば世の中は火の海となる。だがパク・ジンはそれよりブヨンを返すことが気になった。「ブヨンがいないとウクの氷の石を取り出して死ぬことが出来ないぞ」とウクに問うと、「(ブヨンのお陰で)“何もしないなら死ね”というのが“生きて最善を尽くせ”と言う激励だと気づいた」と答えるウク。するとパク・ジンは「二人とも助けろ。大切な人を見放すようなことをしてはいけない」とアドバイスする。
ウクの様子から、自分を手放す気だと察したブヨンも、ユルの手術を手伝う。手術は、ユルの真気と西湖の生死灯を繋ぐ“水滴の芯”に残るユルの気を全て移し、血虫がそれをユルの身水源と勘違いして水滴の芯に移動する。それをブヨンが口に含んで鎮妖院の中の火の鳥の前まで運ぶ。次に3万両の金を使って火の鳥の卵を守る結界を、ウクが広げて火の鳥の気を利用する。最後に世子がブヨンに移った血虫をブヨンの腕を切り取り出す、という手順。3人の連係プレーで血虫を取り出し、最後にウクの真気だけが残った“水滴の芯”をブヨンが口移しでユルに戻した。
世子とウクは互いを慰労する。ブヨンは鎮妖院に戻るとウクに告げ、「温かく休ませてやる」の約束を守れなくてごめんと謝る。「用がなくなった」とブヨンを怒らせ、ブヨンが本当に必要だった理由を話さない。
その頃、チン・ムは二度までも命を救ってくれた世子に礼を言う。世子は「以前はウクを殺すためだったが、今度はユルを救うためにウクと共助した」と話す。すると、チン・ムはウクの生まれた日の星座盤を世子に見せ、ウクは先王の息子だから帝王星を持っていると明かす。そしてウクが先王が残した金牌と書信を持っており、いつでも世子の座を脅かす危険な星だと付け加える。ウクを遠ざけろと言うのはそういう意味だったのかと納得する世子。
ユルが目覚める。結局ソイは助けられなかったが、友人たちが血虫を取り出してくれたと聞き驚く。鎮妖院に戻ったはずのブヨンはユルの傍にいた。麻衣導師イ先生も様子を見に来て、ユルはイ先生がブヨンを助けた医師だと知る。ブヨンの正体に気づいたユルに、知らぬふりをするよう告げ、彼女の中には今2つの魂が入っているが体の主はブヨン。ナクスは神女ブヨンに利用され、間もなく消えると教える。
その頃、ユノクはユルの手紙を読みブヨンがナクスだと知ってしまう。
ブヨンのいなくなったパク家。ブヨンの部屋で陰陽石を持っていかなかったことを確認し、彼女と過ごした日のことを思い出しため息つく。その時、ランタンの火がまるで迷うウクの心のように点いたり消えたりする。火が消え、正気を失くしたウクは鎮妖院に会いに行くが、ブヨンがおらず、松林へ。そこでブヨンと再会したウクは「楽になりたくて、俺の体の中にあるものを取り出してほしかった。取り出せばまた俺は死ぬ。黙っていようかと思ったが、俺を守ると言われだんだん心苦しくなった」と教える。そして「今はお前に感謝している。俺が悪かった」と謝る。ブヨンの機嫌はまだ直らず怒って帰ろうとする。するとウクは「お前に会いたくてここに来た」と囁き、ブヨンはウクに息を吹きかけ「正気を失わせた」といたずらっぽくいう。そんなブヨンを引き寄せウクが口づけする。
■見どころ
結局ソイは死んだが、ブヨンと一緒に死のうとしてユルを止めた。第7話は、ウク、ブヨン、世子がユルを救う場面を中心に描かれた。ここでチェヨンがダングの子を身ごもっているかもしないという仰天のエピソードも!また3人が鎮妖院に揃う場面は音楽もコミカルで笑える。世子とブヨンがお互いの正体が知ることになるが、その後、世子がブヨンをヒョイと持ち上げるシーンや血虫を取り出した後、世子が手当てする場面でウクの目に嫉妬が見える。金塊の山から出るブヨンを今度はウクがひょいと抱きあげ、自分も出してくれと手を伸ばす世子は無視するウク。世子とウク最高のケミだ。ところで火の鳥の周りを囲んだ3万両の金。これはウクは還魂人を成敗するごとにもらった報奨金とは驚いた。
一方、冒頭、天附官に乗り込むウクの無敵ぶりが凄い。そしてパク・ジンが初めて戦うウクを認め、後方支援を買って出る。ブヨンを見捨てるなと助言する場面では「ドジュと自分が溺れたらどちらを助ける?」と聞いて「ドジュ」と即答するウクにパク・ジンは?
ともあれ、ユル救出作戦で世子とウクの関係は確実に改善されたが、ウクは先王と知り、また世子が揺れる。
「還魂2」次回第7話は1月1日(土)tvNにて放送、Netflixでも独占配信する予定。
■キャスト
チャン・ウク役:イ・ジェウク
チン・ブヨン(ナクス)役:コ・ユンジョン
ソ・ユル役:ファン・ミンヒョン(NU’EST)
パク・ダング役:ユ・インス
チン・チョヨン役:アリン(OH MY GIRL)
世子コ・ウォン役:シン・スンホ
麻衣導師イ先生役:イム・チョル
キム・ドジュ役:オ・ナラ
パク・ジン役:ユ・ジュンサン
チン・ム役:チョ・ジェユン
チン・ボギョン役:パク・ウネ
ホ・ヨム役:イ・ドギョン
ソ・ユノ役:ト・サンウ
ほか
◇tvN
◇Netflix
【作品詳細】【「還魂:光と影」を2倍楽しむ】