中国ドラマ「上陽賦~運命の王妃~」(全68話)第5-8話:引き裂かれた恋~豫章王の婚礼

2023年02月11日08時00分ドラマ
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皇太子・馬子隆の郎辱事件で意を決した馬子澹(したん)は…中国時代劇「上陽賦~運命の王妃~」(全68話版)の第5話~第8話のあらすじを紹介。GYAO!にて2023年2月10日(金)0:00~2023年3月31日(金)17:00にWEB先行無料配信される。※毎週月~金曜2話更新。2月10日のみ、第1話~第4話一挙配信。



「上陽賦〜運命の王妃〜」は、総製作費は約170億円、製作期間に4年をかけた本作は、架空の古代中国を舞台に繰り広げられる重厚な人間ドラマと王朝に渦巻く激しい権力闘争を描いた超本格歴史スペクタクル。架空の国・成(王朝)を時代設定や、各話のネタバレあらすじ(全43話版)と見どころ、豆知識は【「上陽賦」を2倍楽しむ】でまとめて紹介している。

■キャスト押さえておくべき5人
王儇(おうけん)役:チャン・ツィイー(章子怡)
蕭綦(しょうき)役:ジョウ・イーウェイ(周一囲)
王藺(おうりん)役:ユー・ホーウェイ(于和偉)
馬子澹(ばしたん)役:トニー・ヤン(楊祐寧)
賀蘭箴(がらんしん)役:ユアン・ホン(袁弘)
ほか

■第5話:引き裂かれた恋
子澹は皇帝を訪ね、王ケンとの婚姻の許可を取り付ける。時を同じくして王ケンの父親である王藺は蕭キの屋敷を訪ね、自分の娘との婚姻を提案する。そんな中、宛如は自分の運命を受け入れ、皇太子のもとに嫁いでいく。そして王藺は、長年失われていた玉璽を皇帝に渡し信頼を回復するよう皇太子に指示をするが……。
蕭キの王冊封の裏で、皇太子・子隆と皇后のおぞましい計画が決行され失敗に終わったものの、馬氏、王氏、謝氏の力関係や陰謀、策略などが見え隠れした。そんな中、気になるのがもう一つの有力士族の存在だ。王氏の世子・王夙(おうしゅく)は有力士族の桓氏の娘・桓宓(かんひつ)と政略結婚している。今回、王儇(おうけん)を見舞う場面で夫婦の冷たい関係が見て取れる。物静かで美しい桓宓が夫に心を閉ざし、別の人に想いを寄せている。果たしてその人物とは?一方、王夙の桓宓に対する思いは? ※この回のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などは3話詳細4話詳細あらすじ(43話版)を参考にされたい。

■第6話:謝貴妃の自死
倒れた皇帝の代わりを皇太子が務め、王藺が摂政となることが告げられる。そして、毒を盛った疑いで謝貴妃と子澹をはじめ謝氏一族は捕らえられてしまう。皇后は謝貴妃のろうに行き、子澹を救いたければ罪を認め命を絶てと迫る。一方、子澹の身を心配する王ケンに、子澹を助けたければ蕭キと婚姻しろという皇后の言葉が伝えられる。
王藺が高価な贈り物とともに王儇との婚姻を持ち込んだ際に、蕭綦の生真面目で心根の優しさもしっかり描かれた。そんな蕭綦の側近、宋懐恩(そうかいおん)はなかなか融通が利く人物のようで、どこまで蕭綦の生真面目さに付き合えるのか、少々気になる。※この回のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などは4話詳細あらすじ(43話版)を参考にされたい。

■第7話:子澹の裏切り
王ケンのもとに宛如が訪ねてくるが、王ケンは婚姻が子澹のためだと明かすことはできなかった。宛如はろうを出て謝貴妃の弔いをする子澹に、英雄と婚姻すると語った王ケンの様子を伝え家門のために仇を討てと訴える。そんな中、長公主が弔問に訪れる。自らの婚姻と引き換えに王ケンが子澹の命を守ったことを伝え、2人で逃げろと話すが……。
子澹の決断力の鈍さが王儇を手放してしまうことに。子澹が見つけた翡翠のかんざし、宛如が絶交の印のように渡した真珠のかんざし、そして婚姻初夜に戦地に駆け付けた蕭綦への怒りを宋懐恩にぶつけるシーンで懐恩に投げ渡した婚礼用のかんざし。今回はかんざしが効果的に使われている。献身的に王ケンに仕える侍女の蘇錦児(そきんじ)だが、初回から子澹を見つめる目が熱い。王夙から天牢から子澹が無事出てきたと聞いた時の喜びがどうにも大きすぎるような気がするのだが…。 ※この回のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などは4話5話詳細あらすじ(43話版)を参考にされたい。

■第8話:豫章王の婚礼
王ケンと蕭キの婚礼の儀が厳かに執り行なわれるが、辺境の異変を聞いた蕭キは儀式の途中で王ケンにあいさつもせず寧朔へとたってしまう。王ケンは屈辱を味わい、代わりに謝罪に来た宋懐恩に憤りをぶつける。その後、暉州へと居を移した王ケンは蕭キから届く文に目もくれず気ままな時を過ごしていた。そんな中、灯籠祭りが行なわれることになり……。
美しい婚礼の儀式も描かれる。第1話の成人の儀の場面も美しかったが、婚礼の儀は厳かでまた違った厳粛な美しさだ。第2話の見どころで「中国の人たちにとって赤は縁起のいい色として好みむ」と紹介したとおり、婚礼衣装から新郎新婦があるく絨毯や屋敷内お調度品なども赤で統一されている。だが、少し暗めの赤が王ケンの沈んだ気持ちを表現しているようでもある。それにしても徹底的に新婦に無視される新郎・蕭キが気の毒でもある。王ケンはこの結婚が父親が仕組んだものとは知らずに、蕭キを恨んでいる。王ケンが真実を知り、蕭キに心を開くのはいつになるのか? ※この回のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などは5話詳細あらすじ(43話版)を参考にされたい。

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