NHKBS2で、異例の視聴率を記録している韓国歴史ドラマ「イ・サン」がますます面白くなっている。前回の39話では、認知症を患っている英祖王（イ・スンジェ）が、病状の落ち着いたときに、自分の病をサン（イ・ソジン）に知らせ、サンに王座を譲ることを告げた。

今回の第40話の放送では、敵の妨害を恐れた英祖が内密にサンへの譲位の準備を進め、翌日にはサンへの譲位の宣告をしようと考える。サンは亡き父が残した絵を手がかりに、老論派による謀反の証拠を捜すため、敵が掌握していないわずかに残った軍の兵を動員し山へ向かう。
一方、すべての兵が城外に移されたことを知った貞純王妃（キム・ヨジン）は危険を察知したか、本日40話で王妃が最後のあがきをする。

今回の見どころは、護衛官のテス（イ・ジョンス）までが王妃の手のものに眠らされ、そうとは知らず、サンがついに父の隠していた証拠を発見するシーン。ここで、イ・ソジンの華麗な殺陣が見られる。
ドラマ、もうひとつの見どころは、最後のサンと王妃とのにらみ合いの場面だ。
譲位の宣告の前に倒れてしまった英祖王に変わって、サンが譲位の命を受けたと発表する場面で、王妃が最後の切り札を取り出すのだ。果たしてその切り札とは？一歩も引かぬ二人のにらみ合いは、どう決着がつくのか！

気になる40話の放送は、16日（日）夜9時からNHKBS2で観られる。番組公式サイトでは、予告ムービーが公開されている。

また、BS2では、5月20日（木）午後10時15分より特番「『イ・サン』スペシャル　～イ・ソジン in 大阪」を放送する。これは、5月5日にNHK大阪ホールで行われたイ・ソジンのトークショーで、招待された1200人のファンがイ・ソジンと熱い90分を過ごしたときの様子を収録したもの。当日、招待されたのは、1200人だったが、実際に応募したのは8000人を超えたというから、その人気の高さも想像がつくというもの。
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NHKBS2「イ・サン」