中国ドラマ「上陽賦~運命の王妃~」(全68話)第17-20話:王ケンの知恵~忘れ去られた過去

2023年02月15日21時00分ドラマ
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王ケンを誘拐した賀蘭箴(がらんしん)は…中国時代劇「上陽賦~運命の王妃~」(全68話版)の第17話~第20話のあらすじを紹介。GYAO!にて2023年2月10日(金)0:00~2023年3月31日(金)17:00にWEB先行無料配信される。※毎週月~金曜2話更新。



「上陽賦〜運命の王妃〜」は、総製作費は約170億円、製作期間に4年をかけた本作は、架空の古代中国を舞台に繰り広げられる重厚な人間ドラマと王朝に渦巻く激しい権力闘争を描いた超本格歴史スペクタクル。架空の国・成(王朝)を時代設定や、各話のネタバレあらすじ(全43話版)と見どころ、豆知識は【「上陽賦」を2倍楽しむ】でまとめて紹介している。

■キャスト押さえておくべき5人
王儇(おうけん)役:チャン・ツィイー(章子怡)
蕭綦(しょうき)役:ジョウ・イーウェイ(周一囲)
王藺(おうりん)役:ユー・ホーウェイ(于和偉)
馬子澹(ばしたん)役:トニー・ヤン(楊祐寧)
賀蘭箴(がらんしん)役:ユアン・ホン(袁弘)
ほか

■第17話:戦の序幕
謇寧王の攻城に備え策を練る宋懐恩は王ケンに避難を進めるが、王ケンは豫章王妃として兵とともにいると告げる。そんな王ケンの前に子澹が現われ一緒に逃げようと説得するが、王ケンは民を置いて逃げる卑怯なまねはできないと突き放す。一方、謇寧王の軍が城壁の南門前に集結。王ケンは攻城を遅らせようと馬に乗り城外の謇寧王の軍の前に進み出る。
中国ドラマの魅力はその規模の大きさにもあるが、暉州の城門の前に並んだケン寧王率いる大軍の迫力がすごい。ケン寧を率いる大軍の前に単身向き合う王ケンの勇気が城を守る兵士たちを奮い立たせた。大胆な行動の一方で、民たちを避難させて食事を与え、けが人の手当ても率先してする王ケンの気遣いも見て取れた。そんな王ケンにただただ逃げようと迫る子澹の駄目っぷりが際立ったのも今話。蕭キが現れたことでその駄目っぷりが余計目立ったものの、王ケンにとっては、この迷惑な来訪が王ケンに過去との決別を決定づけた。 ※この回のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などは11話詳細あらすじ(43話版)を参考にされたい。

■第18話:待ちわびた英雄
謇寧王の攻城に劣勢を強いられ、王ケンのもとにも負傷者が次々と運ばれてくる。ついに、城壁の西門が破られ反乱軍が町中に攻め込む。王ケンは刺史宅にいた民を後方に誘導し、自らは敵に向かう覚悟を決める。しかし外の様子が変わり、開けた門の向こうには待ちわびた蕭キの姿があった。謇寧王は後退し、蕭キたちは勝利の声を上げる。
敵軍が攻城の戦いでは梯子を使って門を超えようとしたり、城壁から石を投げたり、丸太の先がとがった攻城兵器「破城槌(はじょうつい)または攻城槌(こうじょうつい)」での攻撃は時代劇ならでは手に汗握る激戦が見られる。兵士たちをねぎらう蕭キに、胡光烈や懐恩たちは王ケンの勇気ある行動に感嘆し、一番の殊勲者だと褒めちぎる。王ケンの手を取り「私の妻は、諸葛亮だったのか」とまんざらでもない様子。せっかく再会できた王ケンと蕭キが、またもや離れ離れに…。冒頭、母・馬瑾若と同じ自問をする王ケンが気の毒だ。そして到着が遅れた蕭キに「一生かけて償って」と甘える王ケンに、「いやだね。今世だけでは足りない。そなたの来世も欲しい。その次の世も」と甘い言葉で返す蕭キがとろけそう。 ※この回のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などは11話詳細12話詳細あらすじ(43話版)を参考にされたい。

■第19話:父との確執
王ケンは暉州を離れ懐かしい皇都へと帰ってくるが、長公主の具合を案じ表情は優れない。実家へと立ち寄った彼女を出迎えたのは父親の王藺だけだった。蕭キから聞かされた真実が頭をよぎり、王ケンは王藺の歓迎を素直に受け入れることができない。その上、長公主が寺にいることを聞かされる。一方、謇寧王を追撃する蕭キは苦戦を強いられていた。
王家の屋敷。娘の帰宅を喜ぶ王藺だが、王ケンの他人行儀な態度に気まずい雰囲気。それでも季節外れのキンモクセイを育てさせ、娘のために桂花菓子を用意した王藺。菓子を見て幼い頃の父との幸せな思い出を蘇らせる王ケン。野心家の王藺は娘を利用したが、その裏で実の父としての深い愛も持っていたのが分かる切ないシーンだ。食糧不足に不平を言う寧朔軍の兵士も、さすがに大王・蕭キ自ら配給の列に並び兵士たちと同じ量の食事をするのでそれ以上文句は言えない。腹心・胡光烈がつかまえた鳥の肉も兵士たちに分けてやるよう命じる。そんな蕭キが都の豫章王府(蕭綦の屋敷)だけは豪華にしているのは、王ケンの顔を立てるため。 ※この回のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などは12話詳細あらすじ(43話版)を参考にされたい。

■第20話:忘れ去られた過去
王ケンは蕭キの屋敷で待っていた兄の王夙に長公主の不在の理由を問い詰める。そして寺に向かった王ケンは、長公主と久しぶりの再会を果たす。一緒に屋敷に帰るよう促す娘に、長公主は胸の内を打ち明ける。そして長公主は、かつて毒酒を飲まされ死んでいった王藺の側女の話とともに王藺が皇族に少なからず恨みを持っていたことを明かす。
忠と義の間で悩む牟連が忠臣となることを選んだことで、懐恩、牟連、そして新たに龐癸が加わり、王ケンを守る勇者3人が大活躍する。そんな勇者たちを仕切るのが王ケン。蕭キたち寧朔軍が侵入してきたと噂を流し、大群に見せかけて土ぼこりを立てさせたり、城壁に寧朔軍旗を立たせたりと王ケンの智慧と度胸に驚かされる。その一方で、恩人の呉夫人の死を悲しみ、民と兵士のために逃げ出さない義理堅さも見せる。 ※この回のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などは12話詳細あらすじ13話詳細あらすじ(43話版)を参考にされたい。

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