【最終回ネタバレ】「100万回 言えばよかった」佐藤健が井上真央に100万回言いたかったのは「愛してる」!

2023年03月18日10時17分ドラマ
©TBS

1日だけこの世に蘇った直木(佐藤健)は思い残しがないように悠依(井上真央)に何回も、何回も「愛してる」を告げてフィニッシュ!幸福感に満ちた2人を見つめる譲(松山ケンイチ)の優しさも光った「100万回 言えばよかった」(毎週金曜、よる10時、TBS)の最新話はTVerにて、全話はParaviでは配信中だ。

数奇な運命に翻弄されながらも奇跡を起こそうとする3人の姿を中心に脚本家・安達奈緒子が描く完全オリジナルドラマ「100万回 言えばよかった」の最終回・第10話が3月17日に放送された。



ドラマは殺された直木(佐藤健)が幽霊となって蘇り、霊が見える譲(松山ケンイチ)の助けのもとに、恋人である悠依(井上真央)と「魂」を通じ合わせるファンタジーと、直木が殺されることになった事件を解明してゆくサスペンスの2本の流れで構成されていた。3月10日に放送された第9話で事件解明となるサスペンス部分は終わったが、ファンタジー要素は残された。「100万回言えばよかった」台詞は第10話に持ち越され、ラストシーンで、その台詞がシンプルすぎるが、なかなか口にだせない「愛してる」だったことがわかった。

第10話は「生きた」人間として蘇った直木が悠依の前に現れ、2人で直木の「思い残し」を一つずつ丁寧に解決してゆく。ラストは2人で春の海へ向かい、直木が言いたかった「愛してる」を何度も何度もいいながら成仏してゆくラストとなった。残された悠依が海をみつめているシーンは、ドラマ内に何度も登場した絵本「100万回生きた猫」の裏表紙を連想させる美しいシーンとなった。

最終回、せっかく再会できた2人なのだからずっと一緒にいればと考える視聴者もいる中、あくまで律儀な直木のキャラクターを活かし、お世話になった人たちに感謝を伝えるために時間を割く。幽霊だった直木に気がついてくれた譲に一番に感謝を伝えに行く。直木と悠依の意思疎通をはかるために譲は絶対に必要な人だったし、事件解決にも活躍し、ドラマを回しているのは譲だった。最終回では「100万回生きた猫」の伏線回収の役目も果たした。

視聴率は7.4%、7.6%、7.1%、7.1%、7.4%、7.0%、7.6%、6.2%と第8話までは7%前後で推移し、3月10日放送の第9話は直前の日本vs韓国戦の視聴者に継続してみられたと見られるように、12.4%と第8話の倍の数字を記録した。最終回の視聴率は週明けに発表となる。(ビデオリサーチ社調べ、関東地区、世帯)

■DVD&Blu-ray発売記念プレゼント実施!
2023年7月28日(金)に「100万回 言えばよかった」のDVD&Blu-rayが発売になることが決定した。その発売を記念して視聴者20名にプレゼントを実施する。応募は番組公式サイトからとなる。

■メモリアルブック発売決定!プレゼント実施!
ドラマの第1話から最終話までの奇跡と感動のシーンを一冊にしたメモリアルブックが2023年3月31日(金)に発売になる。あわせて公式サイトでは50名へのプレゼントを実施している。

■最終回・第10話ネタバレあらすじ
直木(佐藤健)が巻き込まれた一連の事件の全貌が明らかとなった。直木、希也(永島敬三)を殺害した英介(荒川良々)、少女売春など多くの犯罪に関与した武藤千代(神野三鈴)が逮捕された。事件にかたはついたが、直木は譲(松山ケンイチ)に乗り移るも本当に伝えたいことは伝えられないまま姿を消してしまった。

直木のいない世界を生きる覚悟を決めた悠依の元に、夢か幻か…姿を消した直木が「生身の人間」として現れる。朝目覚めた悠依の目の前に「生きた」直木がハンバーグを作っているのだ。夢かと思うが、直木に触ることも出来る。2人で食事をすると、悠依は「いつまで?」と聞くと、直木は「1日くらいかな?」という。そして2人でやりたいことを全部やろうと行動を開始する。

まず最初になんといっても2人がこうやって会えることになった譲を呼び出す。実在していることに驚きを隠せない譲はついつい直木が話をするとそれを悠依に伝えようとしてしまう。譲は仲のよい2人をみて幸せな気持ちになる。夜に再会を約束する。

2人で買い物を楽しむ。直木は悠依の家族のことを知らない。悠依は幼い頃、勝(春風亭昇太)の家に預けられた経緯を伝える。それは母親が再婚した相手が酷い人だったため、母親が悠依に何か無いようにと勝を頼ったのだった。

次に会いたいのは直木の両親だ。家に両親を招待し、直木が作った半バークを振る舞う。すでに火葬している直木が目の前に登場すれば両親は混乱するからと2人をクローゼットの中から見守る。直木の生前は、直木に酷いことばかりしていた両親だったが、今日は素直に直木を偲んだ。

次に直木は弟に会いに行く。直木が死んだことをしらない弟は久しぶりの再会に驚くも、「生かしてくれてありがとう」と直木に伝える。直木もエールを送る。

直木は1人で譲の姉である叶恵(平岩紙)に会いに行く。するとそこに樋口(板倉俊之)がいた。成仏できそうだと話す直木を優しい視線で叶恵は見守る。樋口がいなければ、口笛を吹いて悠依に気付いてもらうこともできなかった。素直に「ありがとう」という。

そのころ、悠依は莉桜(香里奈)と宋(シム・ウンギョン)と会う。莉桜が退院したら悠依の家に来ることにして、宋もたまに会うことにする。

戻ってきた直木と悠依はマンションに譲を迎える。直木の作るオムライスを3人で食べ、ゲームもする。楽しい時間はすぐに過ぎる。直木は自分がいなくなったら2人で楽しむといいというが、悠依は1人でも楽しめると話す。

直木と譲の2人で屋上にゆく。譲に悠依を頼むといったことは嘘だと直木は言う。そして、自分を見つけてくれてありがとうと感謝する。譲も楽しかったと話す。そして、悠依と直木の2人で出かけてゆくということを聞いて、譲は心配になる。悠依に「白い猫はどっちですか?」と聞くと、悠依は「直木」と答える。「100万回生きた猫」の本で、白い猫は「愛を教えてくれた猫」なのだ。以前、直木は悠依は白い猫と言っていた。

海につくと昔の思いで話をする。そして英介(荒川良々)が経営していたハチドリの話になる。英介に殺されたのだが、直木は英介が悪いだけの人ではなかったという。悠依は「いい人すぎる」と笑う。

直木は悠依と再会した2年前のことから話し出す。再会できてとてもうれしかったこと、その後がどんなに幸せだったか、悠依とこうなるために生きてきたと感じられたこと。そして、この先、悠依に笑っていてほしいと。悠依の笑っている顔が好きだといい、ひとりにさせることを謝る。それを聞いて悠依はわらっていられるように頑張るという。直木は「愛してる」と悠依にいい、悠依も「愛してる」と伝える。何回も、何回も。波の音がすると、悠依は1人になっていた。口笛が聞こえる。「空から見てるとかいやだっていったのに」と悠依はいい、歩き始める。

1月13日スタート、TBS金曜ドラマ「100万回 言えばよかった」。出演:井上真央、佐藤健、松山ケンイチ、シム・ウンギョン、板倉俊之(インパルス)、春風亭昇太、荒川良々、平岩紙ほか。番組公式Twitterアカウントは「@hyakumankai_tbs」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

TBS「100万回 言えばよかった」番組公式サイト

【2023冬ドラマ(1月期新ドラマ:地上波)】【関連記事・各話のあらすじ】