ドラマ「コッソンビ 二花院の秘密」第1話 シン・イェウンとイケメン3士人、初めての共同作業は赤ん坊救出作戦!ネタバレ
Netflixオリジナル「ザ・グローリー」で初の悪役を演じたシン・イェウォン主演の韓国ドラマ「コッソンビ熱愛史(コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密)」第1話が3月20日韓国SBSで放送された。第1話ではワケありイケメン士人3人=サン(リョウン)、シヨル(カン・フン)、ユハ(チョン・ゴジュン)らがダノ(シン・イェウン)の経営する二花院で共同生活を送ることになる顛末がテンポよく描かれた。
※この記事は、Prime Videoでの「コッソンビ熱愛史」独占配信に合わせて紹介したものです。
「コッソンビ二花院の秘密」は、すべての固定観念を打破した下宿“客主 二花院”の主人ユン・ダノと、秘密を抱える下宿生コッソンビ3人組が描く爽やかで大胆なミステリー密着恋愛話だ。各話のネタバレあらすじと見どころ、視聴率、時代背景などは【「コッソンビ」を2倍楽しむ】で紹介している。
■キャスト
⇒押さえておくべきキャスト紹介
⇒シン・イェウン、リョウン、カン・フン、チョン・ゴンジュ徹底紹介
ユン・ダノ(タノ)役:シン・イェウン
カン・サン役:リョウン
キム・シヨル役:カン・フン
チョン・ユハ役:チョン・ゴンジュ
ほか
第1話は13年前から始まる…内禁衛は逃げた廃世孫イ・ソルを天誅に掛けようと必死で探すが見つからない。その頃、喪中の家に1人の少年が逃げこむ。弔問客のいない家で幼いダノは少年を匿ってやる。父を亡くしたというダノに少年もまた両親を亡くしたといい、「今度会った時に僕の名前を教えてやる」と言って立ち去った。
13年後…。
ユン・ダノ科挙の武科を受験するために、カン・サン(リョウン)は都・漢陽へ向かう。途中山賊に襲われるが、自慢の腕は追い払い都に到着。一方科挙を受ける士人専門の宿、二花院を営むユン・ダノ(シン・イェウン)。客を探すために街へ出るが、幽霊が出るという噂のためになかなか客が見つからない。さらにある男からしつこく結婚をせまられる。そこへ妓房(はたご屋)で無銭飲食をして逃げ出してきた士人、キム・シヨル(カン・フン)が助けに入る。しかし、駆けつけた役人に無銭飲食のことでシヨルが連行されてしまう。
※科挙:役人登用試験。文科と部科がある。詳細は「朝鮮王朝豆知識」◆科挙で。
その後も客探しを続けるダノは、妓房でサン(リョウン)と出会う。二花院へ来るように話をするが、サンは荷物を置いたまま突然席を立つ。結局、ダノは彼の荷物を持って二花院へ帰ってしまう。戻ったダノを、客チョン・ユハ(チョン・ゴンジュ)が出迎える。優秀なユハは代々由緒ある家柄の末息子で科挙の文科の受験準備中だ。
サンは荷物を取り戻すために二花院にやって来る。ダノが自分を誘惑しようとしていると勘違いするサンは不機嫌極まりない。ところが成り行きで宿泊するはめに。さらにシヨルもやって来て後払いで数日宿泊することに。
左から:カン・サン、チョン・ユハ、キム・シヨル
こうして3人のイケメン士人が揃うが、もう一人最高齢で十数年科挙を受け続けているユク・ユクホ(イン・ギョジン)がいた。ユクホはサンに二花院の決まり事をマシンガントークで説明。だがそのお陰でダノにぼったくられているのに気づき、ますます悪印象を抱く。
ユク・ユクホ翌朝、サンたちはユクホから両班のダノが下宿屋の二花院を開く事情を聞く。ダノに同情しながらも彼女の言動が気に入らないサンはことあるごとに彼女口論する。
宮殿ではパク貴人(キル・ウネ)がなんとしても男児を産もうとしていた。一方、王イ・チャン(ヒョヌ)は「男児が授からない体で、今捜している人物がお前を葬るだろう」と不吉な予言をする占い師を殺害させる。
王からイ・ソル捜しを催促される左議政シン・ウォノ(アン・ネサン)は、科挙で賑わう漢陽に潜伏しているという情報を聞きつけ、漢城符判官チェン・テファ(オ・マンシク)に探すよう命じる。テファは、幼少期のソルを知る元尚膳だったノ・ソンギル(イ・ジュンヒョク)を連れて妓房を捜索する。
※尚膳(サンソン):王の私的な秘書のような業務を行っていた役職。
未来の予言書『讖緯(しんい)書』を探すサンは、書店でユハと遭遇。この本を既読しているユハは、「朝鮮の未来が気になる」というサンの古ぼけた刀に目をやる。「斬らずに勝てる世界を見つけたい」というサンに興味を示す。
書店からの帰り、「暴政に苦しむ民が心の支えにしている『讖緯書』が気になる」というサンに、本を手に入れてやると約束するユハ。その時、ユハは妓房の前で門前払いされていている女を見かける。かつてユハが免賤させたやった女で、夫の借金のカタに赤ん坊を奪われたという。ユハは赤ん坊を取り戻してやろうとユハと妓房に潜入。ところがそこにはダノとシヨルが来ていた。事情を知ったダノたちも協力し、4人は赤ん坊救出作戦に成功する。
画像出典:SBS番組サイトより
赤ん坊を母親に返し、初めての共同作業に成功した4人は意気揚々と二花院に戻ってくる。だが、そこに待ち構えていたのは子母銭家の男たちだった。男は亡き父が抱えた借金、馬蹄銀100両の代わりに二花院を取り上げるというのだ。
※子母銭家(チャボジョンガ):“子銭”は利息で“母銭”は元金の意味で、利息をつけて金を貸すところ。ここでは高利貸しのこと。
その時、漢陽中の妓房でイ・ソルを探しあぐねたテファとジュンヒョクが、最後に二花院の門の前に来ていた。
■見どころ・感想
ストップモーションのリョウンの素敵な史劇アクションに注目。また、梯子から落ちるダノを抱き留めたり、引き寄せたり、赤ん坊救出作戦では身を挺してダノを守ったりと、ロマンチックな展開になると思いきや一転してコミカルな展開にもっていき、時代が気が苦手なドラマファンにも初回から気軽に見られる。
その一方で、13年前のシーンでは、犬小屋に隠れていた少年が気になる。「名前を聞かれたことがない」という言葉に少年の正体のヒントがある。またサンが隠し持っている刀も彼の正体のヒントとなりそうだ。そして、二花院の離れには何があるのか?最古参の下宿人ユクホは何もかも知っているようで、今後の展開が気になる。
「赤い袖先」でニヒルな2枚目を演じたカン・フンの三枚目演技にも注目。遊び人らしい彼は、どうやら恋には敏感なようで、早くもユハのダノへの恋心に気づいた様子。
20日放送した初回視聴率はニールセンコリア全国4.4%、首都圏4.8%だった。
◇Youtube予告動画
◇韓国SBS「꽃선비 열애사」サイト
【作品詳細】【「コッソンビ」を2倍楽しむ】