「コッソンビ 二花院の秘密」第13話:カン・フン“君に恋慕している”の口づけvsリョウン“デコピンキス”。ネタバレ

2023年05月02日11時30分ドラマ
画像出典:SBS番組サイトより

リョウン、カン・フン、チョン・ゴンジュがついに真の姿で向き合った第13話は、首都圏の視聴率が前回3.3%から4.1%と数字を伸ばした(全国3.8%、ニールセンコリア)。韓国ドラマ「コッソンビ熱愛史(コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密)」5月1日(月)韓国SBSで放送された第13話のネタバレあらすじと見どころ、感想などを紹介しよう。
※この記事は、Prime Videoでの「コッソンビ熱愛史」独占配信に合わせて紹介したものです。

「コッソンビ二花院の秘密」は、すべての固定観念を打破した下宿“客主 二花院”の主人ユン・ダノと、秘密を抱える下宿生コッソンビ3人組が描く爽やかで大胆なミステリー密着恋愛話だ。各話のネタバレあらすじと見どころ、視聴率、参考:時代背景などは【「コッソンビ」を2倍楽しむ】で紹介している。



■キャスト
押さえておくべきキャスト紹介
シン・イェウン、リョウン、カン・フン、チョン・ゴンジュ徹底紹介
ユン・ダノ(タノ)役:シン・イェウン
カン・サン役:リョウン
キム・シヨル役:カン・フン
チョン・ユハ役:チョン・ゴンジュ
 ほか

第13話ネタバレあらすじ


サン(リョウン)に刀を突きつけられたユハ(チョン・ゴンジュ)は、「王の暴政を早く終わらせたかった」とイ・ソルを騙った理由を話す。だがサンは「いくら世が変わっても嘘は真にならない。全てを元に戻せ」と言い捨ててその場を立ち去る。その様子をファリョン(ハン・チェア)が見ていた。

ユハを危険視するキム・チウン(ペ・ヒョンギョン)。再び骨肉の争いを繰り返したくないサンは、「自分が知るユハなら正しい選択をするはず」とユハに機会を与える。だがその頃ユハは、木人会の側近たちから差し出された「決起文」への書き判に『イ・ソル』と記していた。側近たちが去った後、サンがイ・ソルなのかと確認したファリョンは、「大妃にもお目通りし、いまさら引き返せない。誰がなんと言おうと王孫様(ユハ)が王孫イ・ソルです」と言う。

シヨル(カン・フン)とホンジュ(チョ・ヘジュ)は互いの夢を語る。シヨルは「過ぎた過去を忘れて、君を歩む明日の方が大事だ」と冗談っぽく話し、ホンジュは「幽霊としてでなく、自分の名前で生きてみたい」と願う。2人の想いを知るダノだが、姉が傷つくのが心配。そんなダノにホンジュへの真摯な思いを示すシヨルは、「ホンジュは強い人。子供のように扱われては世にでられない」とホンジュを気遣う。

サンは復職したノ・ソンギル尚膳(イ・ジュンヒョク)を呼び出し、イ・ギョムの存在を確認する。ノ尚膳はイ・ギョムには勢力があるうえ、大妃(ナム・ギエ)は彼が世孫と信じていると教え、「偽者に葬られるかもしれない。大勢が信じれば嘘も真になる」とサンをたきつける。

その後、サンは内宴のために宮廷にいたパンヤ(ファン・ボルムビョル)と出くわす。今日が誕生日だというパンヤの頼みで富営閣に出向いたサンは、祝いの膳を整えてやる。「卑しい妓生ではなく、ひとりの女人としてみてほしい」と言うパンヤに、「君は最初から女人だった」と答えるサン。そんな2人の会話をダノが部屋の外で盗み聞きしていた。他の妓生がやってきたために、その場を立ち去ってしまうが、サンはその後、「恋慕している人がいる」と明かし、それがダノだと認めていた。

それを知らないダノは、サンとの逢引の合図である猫の声も無視。だがパンヤが“赤い斑点”の話をしたことを思いだし、慌ててサンに会いに行く。サンは「君は女人ではなく情人だ」と必死でご機嫌取りをするが、今度はパンヤにどこまで見せたかと食い下がるダノ。足首を見せたかもしれないと聞くや富営閣へ駆けつけるが、パンヤはチャン判官(オ・マンソク)の家に行ったと聞き焦る。

チャン判官の家から出てきたパンヤから、サンの話はしていないと聞きほっとするダノ。実は、パンヤはファリョンが怪しいと報告していたのだ。若い士人たちがファリョンの部屋に出入りし、その中にユハもいたとも告げていた。二花院のユハが何か企んでいるかもしれないと考えたチャン判官は、部下キム・ムヒョン(キム・ヒョンシク)と共にヒョン(クォン・ドヒョン)の墓を訪れる。そこに置かれていた血の付いたノリゲを見て、息子ヒョンの遺体に縋りついて泣いていたホンジュを思い出し、二花院について調べるよう指示する。

ダノはサンを南山コルの廃墟に呼び出し、パンヤが正体を知ったと伝えて彼女と話す機会を作ってやる。サンを告発するつもりはないというパンヤに、感謝するサンは、自分のために命を落とした彼女の父のことについても謝る。そしてすべてを元に戻し、その時には父親の名誉も回復するはずと約束する。帰路、並んで歩くダノに、自分のせいでパンヤの家族を奪い人生を台無しにしてしまったと打ち明けるサン。ダノは危険を顧みず大業を果たそうとするサンの思いを知る。サンを待っていたユハは、「明日、申の刻に会合場で会おう」と告げる。

そのころ、ノ尚膳は左議政シン・ウォノ(アン・ネサン)に、イ・ソルが突然訪ねてきたと話し、「イ・ソルは、イ・ギョムが木人会を率いていると知っていた」と報告する。驚くシン・ウォノに、彼らも他の王族同様に骨肉の争いをするだろうと付け加える。そして「どちらを選ぶか英断を下す時が来た。シン・ウォノが選んだ者をイ・ソルと呼ぶ」と判断を迫る。

翌日、ユハとの約束の場所に来たサンは大勢の刺客に取り囲まれる。誰の差し金かと聞くサンに、別の刺客が襲いかかる。そのとき番人シヨルが現れサンを助ける。だがシヨルはその時に腕に怪我を負ってしまう。直後、ユハがやって来る。ユハが襲わせたのかと疑うサンに、否定するユハだが、一刻早く来るようにと記した手紙を見せられたユハは、「先手を打つべき」と言っていたファリョンの仕業と察する。ユハは「諦められないのは王座ではなく、大業に命を懸けると約束した木人会の面々の決意が折れそうで怖いのだ」と告げ、父の形見の髷留めを渡し、今後は木人会を率いてほしいと願う。だがサンは「木人会を率いる“イ・ソル”は自分ではなく、イ・ギョムお前だ」と言って、当面そのままでいろと告げ、父の遺品も返してやる。

富営閣に出向き、なぜ手を引かなかったのかと怒るユハは、目に涙をためて自分の身の安全を心配し、亡き世子についてもやたら詳しいファリョンをみて、ある疑問が頭をもたげる。ファリョンが生母なのか…。

部下からの報告で、左議政シン・ウォノが逆心を抱いているかもしれないと疑う王イ・チャン(ヒョヌ)は、ウォノとチャン判官を呼び寄せる。相変わらず忠臣ぶり示すウォノだが、チャン判官がイ・ソルについて何か掴んだと察すると、「木人会に間者を入れて情報を集めており、イ・ソルが長として姿を現した」と手の内を明かし、次の会合で兵を率いて木人会を制圧すると報告する。そしてその時にはイ・ソルも捕らえられるとも。

シヨルはホンジュに美しい女人姿のまま連れ出す。ところが二花院を見張っていたキム・ムヒョンが2人に気づきチャン判官に報告する。ホンジュが生きていると知ったチャン判官は、ダノが二花院を守りたかったのはこのためだったのかと憤怒する。その頃、ホンジュはシヨルと馬で遠乗りしており、幸せに浸っていた。シヨルは「君が知る“キム・シヨル”は虚像かもしれない。だが僕の正体がどうであれ、ホンジュを想う心だけは一片の偽りもない真実だ」と想いを告げ、2人は熱い口づけを交わす。

見どころ、感想


全てが明らかになった第13話は、特に注目したいのは二番手カップルのシヨルとホンジュのロマンスだ。ダノからシヨルが怪我をしたと聞くや、彼の部屋に駆けこみ、死んだように眠るシヨルを泣きながら揺り起こすホンジュ。ホンジュが生きていたことを知ったチャン判官がどんな行動に出るのか?そして亡き許嫁を殺した人物を知ったとき…ホンジュの心が心配でならない。

主役カップルのサンとダノは今回も安泰。弓の勝負をするシーンでは、完敗したダノに罰を与えるサンが「手加減しないぞ」と言いながら“愛あるデコピン”キス。一方で、弓の特訓の帰り道。ダノからもらったお守りを見つめ、万が一、すべてがうまくいかなくてもお前だけは必ず生きてくれと、話す言葉には胸が痛む。

ともあれラブラブな2組に対して切ないのがユハだ。イ・ソルが誰かを知り、木人会の長の座から退くことを決意し、ダノに想いを告白するのが今回。6話で告白しようとした橋に連れ出し、渡せなかった花靴を贈る。戸惑うダノに、「この靴を履いて君が私の元に来ることはないと知っているが、君を心から思っていた。ダノのお陰で辛い人生を堪えてこられた」と告白するシーンには思わずもらい泣きさせられる。

一方、“大義”を巡る展開もめまぐるしい。蝙蝠のようなノ尚膳は一体何を望んでいるのか?また、本物のイ・ソル=サンとイ・ギョム=ユハが対峙し、木人会にまでチャン判官の手が伸びていると知った左議政シン・ウォノが、王に進言した「木人会を制圧し、ソルを捕らえる」と言った言葉も気になる。まさか、ウォノはユハを切り捨てるつもりなのか?

サンが決めた大義決行の日がついに次回!気になる第14話5月2日放送、配信。予告動画は以下のYouTubeで視聴できる。

Youtube「14話予告動画」

韓国SBS「꽃선비 열애사」サイト

kandoratop【作品詳細】【「コッソンビ」を2倍楽しむ】