WOWOW「太宗イ・バンウォン~龍の国~」第13-16話:父子の深まる溝~狙われた王子たち
父王(キム・ヨンチョル)との溝が深まったバンウォン(チュ・サンウク)がついに立ち上がる!チュ・サンウク主演の韓国時代劇「太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国~」(全32話)、WOWOWプライムおよびオンデマンドにて放送・配信する次週6月9日(金)と6月16日(金)放送の第13話~第16話のあらすじと見どころを紹介しよう。
「太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国~」は、朝鮮王朝の礎を築いた第3代王“太宗”となるイ・バンウォンの生涯を新たな視点で描く本格時代劇。【「太宗イ・バンウォン」を2倍楽しむ】では、ドラマの舞台背景や、押さえておくべき人物、各話のネタバレあらすじと見どころなどまとめて紹介している。
■キャスト⇒イ家の家族・俳優紹介
イ・バンウォン(太宗)役:チュ・サンウク
イ・ソンゲ(太祖)役:キム・ヨンチョル
元敬王后ミン氏役:パク・ジニ
神徳王后カン氏:イェ・ジウォン
ほか
【第13話:父子の深まる溝】⇒13話ネタバレ
病を患っていたシンドク王后は息を引き取る寸前までバンウォンを警戒する。そしてイ・ソンゲは妻の死を早めたのはバンウォンだと責任をなすりつける。失意の中、みじめな姿で帰ってきた夫を見て憤慨したミン氏は、父親のミン・ジェに挙兵を早めたいと訴えるが引き止められてしまう。ミン氏は弟たちの協力を得て周りの勢力を固めることに尽力しながらバンウォンを説得しようとするが、バンウォンは確信が持てるまで待ってほしいと頼む。
13話はバンウォンがいよいよ王位を狙う決心をするまでを描く。いつか夫が立ち上がる日のために勢力を集め、じっと待つミン氏が今回も大活躍。コミカル要素の全くない本格史劇ながら、テンポある展開で各回、まったく飽きさせない。ちなみにこの回でミン氏が産んだ息子こそが、後の第4代・世宗大王となる王子だ。
※この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識などは13話ネタバレで。
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(c) 2021 KBS. All rights reserved【第14話:バンウォンの決心】⇒14話ネタバレ
ミン・ジェの紹介で有志たちと顔を合わせたバンウォンは地方から私兵を呼び寄せる。私兵の訓練を偶然目にしたイ・ソンゲは憤慨するが、バンウォンは職務だとはねつける。一方、明から戻ってきたクォン・グンは明との間で誤解が生じ、使臣が全員殺されたと報告する。朝廷の臣下たちがチョン・ドジョンの責任を問う中、チョン・ドジョンは世子を狙う勢力があると非難する。チョン・ドジョンの挑発を耳にしたバンウォンは挙兵の準備を急ぐ。
第14話で、父イ・ソンゲとバンウォンとの決定的な決裂が描かれる。そんな中、イ・ソンゲの腹心チョ・ヨンムにバンウォンがついに本心を明かす。モデルとなった趙英茂は実在の人物。李成桂を王位につける功臣第2等とされ、後に李芳遠に寵愛されて一兵卒の身から右政丞(ウジョンスン)にまでのし上がった人物だ。ドラマではどの時点でバンウォンに付くのか?バンウォンの処遇を巡り、王から叱責を受けた後の彼の表情に注目しよう。
※この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識などは14話ネタバレで。
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(c) 2021 KBS. All rights reserved【第15話:チョン・ドジョンの思惑】⇒15話ネタバレ
イ・ソンゲは世子を守るために私兵を廃止し、兵士と兵仗器を三軍府に移管させるよう命じる。兵士がいきない家に押し入りみんなが動揺する中、ミン氏は機転を利かせて兵仗器の一部を倉庫に隠す。バンウォン兄弟と朝廷の役人たちはチョン・ドジョンの強引なやり方に猛反発するものの遼東征伐を理由に耳を貸そうとしない。バンウォンはチョン・ドジョンに直接反対意見を伝えるがけんもほろろにあしらわれ挙兵の準備を急ぐ。
王后カン氏の3年喪が明け、王は衰弱していたが、世子バンソクは成長していた。第15話はこれまで両親の意のままに世子の座に就いたバンソクが、バンウォンと正面切って話し合う姿で幕を閉じた。バンソクも異母兄の野望は察していたのだ。あくまでも兄弟として骨肉の争いを避けたいバンソクに対して、王家の義務を語るバンウォン。世子の問いにバンウォンはなんと答えるのか?
※この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識などは15話ネタバレで。
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(c) 2021 KBS. All rights reserved【第16話:狙われた王子たち】⇒16話ネタバレ
イ・ソンゲが倒れ王子たちが宮殿に呼び出される。みんなが父親の回復を待つ間、ファサンがミン氏の重病を知らせ、バンウォンは急いで家に帰る。だがそれは不穏な空気を察したミン氏の計らいだった。綿密な計画を立てて宮殿に戻ったバンウォンは宮中に明かりをついていないのを見て、チョン・ドジョンの罠であることに気付く。刺客が襲いかかる中、バンウォンはすぐさま兄たちを避難させ、兵士たちとの合流場所に向かう。
バンウォンの始末を決心したチョン・ドジョンは、「明るすぎると浮遊している病魔が集まる」という迷信を理由に王宮内を暗くした。チョン・ドジョンが迷信を軽蔑していたことを覚えていたバンウォンがこれで罠だと気づいた。「策士策に溺れる」とはまさにこのこと。16話で描かれたのが「第一次王子の乱」。準備段階から仕上げまで最も活躍したのはミン氏だろう。そんなミン氏を演じるパク・ジニの美しくも凛々しい鎧姿も見られる。次回はいよいよ反乱の仕上げ。バンウォンは父王と義弟である世子をどうするのか?
※この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識などは16話ネタバレで。
◇WOWOW「太宗イ・バンウォン」番組サイト
2023年4月28日スタート 金19:00-21:30 2話連続
【作品詳細】【「太宗イ・バンウォン」を2倍楽しむ】