【最終回】「私たちの人生レース」第12話 ユンホ、痛恨のミス…イ・ヨニはホン・ジョンヒョンのヒーロー!
イ・ヨニ、ホン・ジョンヒョン、ムン・ソリ、東方神起 ユンホ共演の韓国ドラマ「私たちの人生レース」6月14日ディズニープラス「スター」にて独占配信開始した第12話(最終回)のネタバレあらすじと見どころ、感想など紹介しよう。
●【「Disney Plus」で配信中の韓国ドラマ】
「私たちの人生レース」は、平凡な社会人生活を送る女性主人公が、一流PRマンになるべく日々奮闘し成長する姿を描いた、オフィスサクセスストーリー。
■キャスト
パク・ユンジョ役:イ・ヨニ
ク・イジョン役:ムン・ソリ
リュ・ジェミン役:ホン・ジョンヒョン
ソ・ドンフン役:チョン・ユンホ(東方神起)
ほか
第12話(最終回)見どころ、感想
最終回は過半数を占めていたセヨンの「古い」、「時代遅れ」のイメージを刷新していく様子から始まり、ユンジョ、イジョン、ジェミンが新しい人生に踏み出すまでを描いている。
セヨンのリニューアルは、まずお互いの呼び方に変化があった。R&Iの報告会では互いを役職でなく名前を呼び合っていたのが新鮮。また、会社への意見投票も役員も社員も顧客と同じ1票というのもこれまでのセヨンからは考えられない変化だ。
メインキャストたちのプライベートでも大きな変化があった。前回やっとユンジョと交際を始めたドンフンだったが、ユートピアで一緒になったジェミンにユンジョの幼少期の話を聞くと言う痛恨のミス!これでユンジョの中のジェミンへの想いに火をつけてしまった。
本作はイ・ヨニが初めて挑戦したお仕事ドラマで、まさに女性版「ミセン -未生-」。旧態依然とした企業が抱えるパワハラや隠蔽、働く女性の妊娠など問題は実際にありそうな話。だが、全12話の中で男女間の友情、ロマンス(同性同士も含めて)、複雑な家族関係などを盛り込んだために、問題解決が少々あっさりしすぎた感も否めない。
それでも女性陣のオフィスファッションは素敵だし、「大丈夫じゃない大人たち~オフィス・サバイバル~」や「クイーンメーカー」で働く女性を演じてきたムン・ソリは今回も素敵。イ・ヨニとホン・ジョンヒョン、キム・イェウンの幼馴染の関係性も羨ましく、テンポの良い会話は心地良く、働く人に勇気をくれる素敵な作品だった。何より久々のドラマ出演となった東方神起のユンホの演技と「Waterfall」が堪能できたのは、韓国ドラマファンだけでなくK-POPファンにとってもうれしかったのでは?
第12話(最終回):ユンホ、痛恨のミス…イ・ヨニはホン・ジョンヒョンのヒーロー!
昇進祝いで大騒ぎしたソンチーム長は、電気の点いていない家に帰って、携帯取り出し、オーストラリアで暮らしている妻や子供の写真を見つめる。早期退職を迫られたチェチーム長は、一人寂しく酒を飲む。
そんな中、ジェミンはユンジョに昇進祝いをねだりユートピアで待つが、ドンフンが一緒に来たことに寂しさを感じてしまう。ドンフンがジェミンに幼い頃のユンジョのことを聞く。「僕にとってヒーローだった。初めて涙を拭ってくれたのもユンジョだった」と小学生の時を思い出し答えるジェミン。涙の理由を聞かれ、労働運動をしていた父親が収監され、そのことでいじめられ、ユンジョがやっつけてくれたと話す。さらに辛いときはいつもユンジョがいた。高校の時、両親の離婚したとき、恋人と別れて苦しんでいるときも、いつもそばにいて勇気をくれたと話し、「ごめんな、ユンジョ」と謝り、感謝する。重い雰囲気になり、ユンジョが席を立ち、ドンフンが追いかける。
翌日、チェチーム長が自主退職し、1週間休暇を取っていたチェ課長もやはり同期のチチーム長の下に就くのは嫌だと、辞意を固めた。
ユートピアの夜以降、ユンジョとの連絡も途絶えてしまった。ユンジョはあの夜のジェミンの言葉に心が揺さぶられていた。さらにホ・ウンからジェミンがずっと以前にフラれていたと聞く。
一方、イジョンは娘ユジンが通う塾に毎夜迎えに行く。迷惑がられ警察に通報するとまで言われてしまう。その後ユンジョとヒヨンと一緒にユートピアで女子会。会話の中でイジョンの娘ユジンとユンジョの妹ヘジョが同級生とわかる。
そんな中、ジェミンはESG(10話参照)推進の一環として「主治医プログラム」企画のために昌原に出向き、その下地を作った元1チーム長だったチェ・ヨンホと会う。その後もユンジョへの想いがどんどん膨らむジェミン。
イム代表は副社長に退陣を迫り、共に歩んできたキム本部長が辞める時に一緒に退くべきだったと後悔する副社長は潔く退陣する。
ユンジョは「彼の元へ行くのではないが、どうしても忘れられない」と正直な気持ちをドンフンに伝え、当分は仕事に専念することに。友達に戻るにはドンフンのユンジョへの想いは深すぎた。それでも「この感情も時が解決してくれるはず。そしたらまた友達になりましょう」とドンフン。
妹ヘジョからの連絡で、母ファジャが家の補償金を持ち逃げしたと知るユンジョ。家から追い出されると先走りしたヘジョは飛び出し、捜しに行ったゲームセンターでユジンと遭遇する。その時、田舎で暮らす祖母が亡くなったと知らせが入る。ユンジョはジェミンの車で田舎まで連れて行ってもらう。
田舎の葬儀場にソ・ウンとチェ記者、ヒヨンとドンフンも駆けつけてくれる。ユンジョはジェミンに、祖母の死を聞いて最初に脳裏に浮かんだのはジェミンだったと伝え、車があるからというジェミンに、「一番身近な人だから。ありがとう」と感謝を伝える。その後、ユンジョがドンフンと別れたと知り驚くジェミンとウン。
母ファジャと共に駆けつけたヘジョ。葬儀場は怖くて嫌いと言うヘジョは、死んだ自分の父親をユンジョが嫌っていたと言い出す。実はユンジョとヘジョは異父姉妹。母は常々ヘジョに「自分の父親でもないのに、病院代を出すために苦労した」と話していたのだ。ユンジョはビョンギルと名前で呼んでいたが、自分に優しくしてくれた継父のことを嫌っていなかった。「だから病気を治してやりたかった」とヘジョの誤解を解いた。
祭壇の前で号泣し魂の抜けたような母ファジャは、ユンジョが自分を「ファジャさん」と呼んだが、申し訳なくてそのまま名前で呼ばせた。ユンジョは、ビョンギルの前の悪い男から守るためにユンジョを祖母の預けたことを知っていた。母が家の補償金をビットコインに使ったことも分かった。
その後、ユジンはユンジョを呼び出し、イジョンのどこを尊敬しているのかと訊ねる。ユジョンは答えの代わりに「ク・イジョンのスクラップブック」を渡す。そこにはユジンの知らない働くカッコいい母イジョンがいた。同じとき、イジョンはイム代表と飲んでいた。代表はイジョンに副社長就任を打診していたが、ユジンからの電話を受けると飛び出していく。
ユジンはスクラップブックを差し出し、チャンスをやると、イジョンの話を聞く。イジョンは外国で勉強がしたかった。自分がもし父親なら家族で外国に行ったかもしれない。でも女であり母の自分にはそれはできない。だから娘を置いて一人で外国に行ったと、涙ながらに謝る。これからどうしたいかと聞くユジンに、「少しずつ互いを知る時間を持ってくれないか」と願うイジョン。「それならまずが家を捜して。(ホテル住まいは)また去っていくようだから…」と答え、「私のために、夢を諦めなくてよかった」と続けた。
後日、イジョンはユンジョに感謝の言葉と共にスクラップブックを返す。ユンジョに噂になっている副社長になるのかと訊ねると、セヨンを辞めると答える。そして辞める前に正社員にしてやると言うイジョンの申し出を「特別待遇のようだ」と辞退するユンジョ。そんなユンジョが好きで、学んだと感謝するイジョン。
ユンジョは「ソウル市長選」に立候補する元夫アン・ウンソクの選挙事務所を訪ね、ウンソクの抱える不安材料に的確にアドバイスをする。その的確なアドバイスに再度選挙を手伝ってくれないと頼むが、再度提案を断り、塾の写真を送ってくれたことは感謝し、2人の仲は戻らないがユジンの両親だと確認する。
ユンジョはチチーム長に辞表を出す。その夜、公園で話すユンジョとジェミン。今の家で暮らすために留学資金を使ったユンジョ。これで留学できなくなったとほくそ笑むジェミン。死ぬほど勉強してもっといい会社に行くというユンジョ。「いつまで待てばいいのかな~」と呟いたジェミンは、死ぬほど勉強した後、僕に時間をくれと頼み、「友達同士なのに」と答えるユンジョに「恋人として…」と訂正する。
ユンジョは多くのスカウトを断って大学院で学び、元PRジョアの同僚イ・シルジャンの手伝いをしていた。1年がたち、ユンジョは、LAに支社を出すほど仕事に精を出すドンフンとも以前のように話す。
「人生はその時しかできないことってある。ユジンが20歳になるまでにいろんな経験をさせてやり、それを分かち合いたい」とイジョンは、退学したユジンと一緒に世界旅行をしていた。
そん中、ユンジョとジェミンはイジョンから呼び出される。そこは新築のビル。何もない広いフロアーで窓辺に立つイジョン。用件を聞く2人に「一緒に仕事をしない?」とスカウト。大学院が1年残っているユンジョには必死で両立させればいいと告げ、ジェミンはすぐに駆けつけるとスカウトを受ける。3人はこれから始まる新しい夢を窓の向こうに見る。
「私たちの人生レース」全12話はDisney Plusで独占配信中だ。
【作品詳細】【「私たちの人生レース」を2倍楽しむ】
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