槙野万太郎(神木隆之介)が発見した植物の学名がセドム・マキノに決定!「らんまん」第12週ネタバレと第13週予告

2023年06月23日09時41分ドラマ
©NHK

峰屋の窮状を救うため、そして綾(佐久間由衣)と夫婦になるため、竹雄(志尊淳)は高知に残る決意をする!NHK連続テレビ小説「らんまん」第12週「ヤマザクラ」(6月26日~6月30日)のあらすじと見どころをご紹介!関連動画は番組公式サイトで公開されている。

日本の植物学の父である言われる牧野富太郎をモデルとした「らんまん」の第12週目が6月19日から放送された。第11週で寿恵子(浜辺美波)は実業家の高藤夫人の座ではなく、まだ何者にもなっていない槙野万太郎(神木隆之介)を選んだ。ウエディングドレスを連想させる真っ白なドレスで十徳長屋にいる万太郎に抱きつくシーンに続き、第12週の週初も幸せいっぱいな展開でスタートした。寿恵子は万太郎の夢、日本中の植物を明らかにして図鑑にすることを全力で手伝うといい、自分が働くこともいとわないという。母親のまつ(牧瀬里穂)もそれを応援する。幸せいっぱいな週のスタートとなった。



しかし、高知に戻ってみると、峰屋は役人に無理難題を押しつけられている。役人役の平原テツがまた「憎たらしい」表情が得意な俳優で、思わず「むっと」させられる。それでも万太郎の機転で事なきを得ることが出来た。しかし、峰屋が苦しい事情は変わらない。さらに祖母のタキ(松坂慶子)の体調も悪い。タキは万太郎の子どもの顔が見たいと生きる希望を得た。そして、結婚式を急がせる。

そんな厳しい環境の中、東京のレストランでも評判の竹雄(志尊淳)は、もちろん峰屋の近所で評判となる。評判を聞きつけやってきた女性達に「いらっしゃいませ」と西洋レストラン仕込みの笑顔を振りまくと、女性達がぼーっとなってしまう。その竹雄はついに綾(佐久間由衣)に思いを打ち明ける。綾もまた思いを込めて「井上竹雄」と呼び、竹雄が見つめると一転、「言っただけ」とツンデレな態度で応じた。

6月26日から放送される第13週で、ついに万太郎と寿恵子は結婚式を挙げる。可憐な寿恵子の花嫁姿には万太郎だけでなく、周りの人も、視聴者も脱帽するしかない。そして、万太郎は峰屋について一つの決心をする。

【第12週(2023/6/19-6/23)ネタバレあらすじ】
ドレス姿の寿恵子(浜辺美波)が万太郎(神木隆之介)の家にやってきて、十徳長屋は大騒ぎになる。寿恵子は自分の気持ちをまっすぐに伝え、それに応えた万太郎は寿恵子に、「日本中の植物を明らかにして図鑑を作る」という目標と、彼女への愛をまっすぐに伝える。寿恵子は、必ず図鑑を完成させるよう万太郎に約束させる。そして、共に大冒険を始めることを決意する。

ようやく気持ちを通わせた二人に、竹雄(志尊淳)、丈之助(山脇辰哉)ら長屋の住人たちも大喜びとなった。白梅堂へ挨拶に行った万太郎は、心配するまつ(牧瀬里穂)に、寿恵子を必ず幸せにすると約束する。図鑑の発刊も寿恵子のアイデアで分冊として出してゆくことにして金銭の負担を減らそうという。寿恵子を送り出す決心をしたまつは、ふるさとに帰ることになった文太(池内万作)について行くと明かす。

それから半年。万太郎、寿恵子、竹雄は高知へ里帰りをする。その頃、峰屋の綾(佐久間由衣)は、酒税に苦しめられていた。万太郎が到着した時も、蔵の前で綾が役人に厳しく詰め寄られていた。万太郎が役人を諭し、周りの人々も峰屋を応援してくれて、どうにかその場は逃れたものの、万太郎は酒屋の厳しい現状を目の当たりにする。綾は税金の取り立て方法が変わったことで酒屋は新商品の開発などできない苦しい事情を打ち明ける。

さらに、タキ(松坂慶子)の体調が思わしくない。それでも万太郎の妻となる寿恵子のコトが気になり、体調の悪いなか平静を装い、寿恵子に百人一首の勝負を挑む。歴代の嫁がやってきたことだという。しかし、タキの異変に気づいた万太郎は、勝負を中断させる。タキは痛みをこらえながらも、二人に祝福の言葉を伝えるのだった。そんなタキに、寿恵子は自分の方から万太郎と結婚したいと思ったことを告げ、支えてゆくことを誓う。

その夜、宴会で盛り上がる中、綾は一人、峰屋のこれからを考えていた。それに気づいた竹雄は、綾を一人きりにはしないと、改めて思いを告げる。高知に戻った時に、万太郎の助手は寿恵子に変わってもらいたいと頼んでおいた。昔、万太郎、綾、竹雄で「3人で頑張る」と誓ったが、今、助けるのは綾だと竹雄は確信する。竹雄からの告白に綾は「井上竹雄」と、これまでとは違った呼び方をするが、そのすぐ後に「言っただけ」といい、竹雄を翻弄させる。

タキは医師の鉄寛(綱島郷太郎)に病気を治してほしいとお願いするが、難しいと言われてしまう。鉄寛はタキに、東京に戻らずそばにいてほしいと万太郎に伝えてみては、と話す。これまで峰屋のことを一番に考えてきたタキが初めて「自分の意志」で生きたいと願っているのだから、その願いを叶えていいのではと言ってくれたのだ。

そんな中、万太郎に手紙が届く。それは、マキシモヴィッチ博士が、万太郎が送った標本の中からマルバマンネングサを新種と認め、「セドム・マキノ・マキシモ」という学名にしたという知らせだった。竹雄と寿恵子も大喜び。この話は日本の植物学会で大きな話題となっていた。その話を聞いたタキは、二人の祝言を急ぐことにする。

【第13週(2023/6/26-6/30)あらすじ】
■第61話(月)
万太郎(神木隆之介)の発見した植物が世界に認められたと知ったタキ(松坂慶子)は、祝言を急いで、早く東京に戻るよう万太郎に伝える。タキは呉服商・仙石屋の義兵衛(三山ひろし)を呼び、寿恵子(浜辺美波)に花嫁衣装を選ばせる。義兵衛から、仙石屋のヤマザクラが病気だと聞いた万太郎は、どうにか助けたいと考えるが…。一方、綾(佐久間由衣)は、土佐中の酒屋で組合を作ることを計画。竹雄(志尊淳)を伴い出かけていく。

■第62話(火)
綾(佐久間由衣)と竹雄(志尊淳)は酒屋の組合を作ろうと奔走するも、誰からも相手にされず悔しい思いをする。帰り道に立ち寄った神社で綾は弱音を吐くが、そんな綾を竹雄は愛情深く励ます。一方、万太郎(神木隆之介)はヤマザクラの病気を治そうと研究に没頭。夕飯にも顔を出さず寿恵子(浜辺美波)にも冷たく当たってしまい…

■第63話(水)
竹雄(志尊淳)の提案で横倉山へやってきた万太郎(神木隆之介)と寿恵子(浜辺美波)。竹雄は万太郎の助手の役目を引き継ぐため、寿恵子に植物採集や標本作りの作法を教える。山を歩く中で寿恵子と竹雄にもらった言葉をヒントに、万太郎はヤマザクラの病気を治すべく田邊(要潤)や野田(田辺誠一)に手紙で助けを求める。

■第64話(木)
竹雄(志尊淳)は、綾(佐久間由衣)と夫婦になりたいと思っていること、そしてもう東京には戻らないつもりであることを、万太郎(神木隆之介)に話す。万太郎は竹雄を祝福し、これまでそばで支え続けてくれたことに心から感謝する。そして迎えた、万太郎と寿恵子(浜辺美波)の祝言の日。タキ(松坂慶子)や峰屋の面々、大畑夫妻(奥田瑛二・鶴田真由)、まつ(牧瀬里穂)らが見守る中、いよいよ花嫁姿の寿恵子が登場!

■第65話(金)
万太郎(神木隆之介)は祝言の席で、今後、槙野家の一切を綾(佐久間由衣)と竹雄(志尊淳)に譲ると伝える。納得のいかない分家の豊治(菅原大吉)たちに、タキ(松坂慶子)はこれまでの態度をわび、これからは互いに手を取り合い、商いに励んでほしいと話す。後日、万太郎は、タキを連れてヤマザクラを見に仙石屋へと向かう。

■スタッフ他
脚本:長田育恵
音楽:阿部海太郎
主題歌:あいみょん「愛の花」
語り:宮﨑あおい
出演:神木隆之介,浜辺美波,志尊淳,佐久間由衣,小松利昌,石村みか,三山ひろし,小野大輔,松坂慶子,前原滉,前原瑞樹,要潤,田辺誠一,いとうせいこう,牧瀬里穂,池内万作,鶴田真由,奥田瑛二,他

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHK朝ドラ「らんまん」番組公式サイト
NHK朝ドラ「らんまん」番組公式Twitter @asadora_nhk
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