要潤が神木隆之介に「私のものになりなさい」とパワーワードをぶつけた!「らんまん」第14週ネタバレと第15週予告

2023年07月07日08時25分ドラマ
©NHK

万太郎(神木隆之介)の実力に嫉妬した田邊教授(要潤)!万太郎は里中(いとうせいこう)からのアドバイスを受け、出版を決意!NHK連続テレビ小説「らんまん」第15週「ヤマトグサ」(7月10日~7月14日)のあらすじと見どころをご紹介!関連動画は番組公式サイトで公開されている。



日本の植物学の父である言われる牧野富太郎をモデルとした「らんまん」の第14週目が7月3日から放送された。佐川から戻った万太郎(神木隆之介)と寿恵子(浜辺美波)は十徳長屋で生活を始めた。万太郎は佐川で採取した植物を持って研究室へ向かう。誰からも歓迎されると思っていたが、田邊教授(要潤)は違った。万太郎にプラントハンターとなるように言う。その言葉は「私のものになりなさい」というもので、そのワードの力でTwitterのトレンド2位を獲得していた。万太郎は断るが、今後の新種の発表はどうなるのか?

6月25日に放送を終えたTBS日曜劇場の「ラストマン-全盲の捜査官-」で、「どうしようもない悪」を演じた要潤が、本作でもその「悪い魅力」を発揮した。万太郎には「自分のプラントハンター」として働くように言うが、私生活では後妻の聡子(中田青渚)に対して、やさしい面を見せるなど少し「ほっとする」シーンも作られていた。

7月10日から放送される第15週からは、万太郎は図鑑作りに挑戦を始める。印刷所の大畑夫婦(奥田瑛二・鶴田真由)のもとでまた働き始める。図鑑を作るためにと二重生活を送る万太郎も万太郎だが、その万太郎をみて、印刷機を買おうと考える寿恵子もなかなかの人物だ。十徳長屋をリフォームして印刷機を置き、図鑑を作りだそうとする計画がスタートする。

【第14週(2023/7/3-7/7)ネタバレあらすじ】
万太郎(神木隆之介)と寿恵子(浜辺美波)、いよいよ十徳長屋での新婚生活が始まる。そして、大学も新学期を迎え、波多野(前原滉)、藤丸(前原瑞樹)は新4年生になり、2年生が二人新しく入っていた。万太郎は、高知で採集してきた珍しい植物の標本を徳永(田中哲司)、大窪(今野浩喜)に見せようとするが、突然、田邊(要潤)が制止する。田邊は万太郎に、今後採集してきた植物は最初に自分に見せること、そして、その標本を持って家に来るよう命じる。戸惑う万太郎だったが、田邊は「結婚祝いをしたい」といい、寿恵子とともにやってくるように言った。

田邊家につくと、田邊の妻・聡子(中田青渚)も迎えてくれた。聡子は田邊家の子どもにも女中にももちろん田邊にも遠慮しているように見えた。食事の後、大事な話をするからと、田邊の妻・聡子と寿恵子は席を外すように言われる。別室で二人きり…ぎこちない空気になるも、寿恵子は持ち前の明るさで場を和ませ、内気な聡子は、そんな寿恵子に心を開き始める。聡子は田邊の二人目の妻で、子ども達は先妻の子どもだった。学校に通わなかった寿恵子は同世代の友達がいない。聡子は女学校を中退して田邊の元に嫁いだため、友達との交流がなくなっていた。二人は「友達」になることにした。

一方、田邊は、万太郎が持ってきた植物標本を見て、「万太郎は本物だからかわいそう」という。学会で発表するには今後、正式な学位がないと発表できないという。4年の予備校生活の後、東京大学に入るか、今すぐ留学するかしか手はないという。万太郎はどちらも「時間がかかりすぎる」と断ると、田邊は最後の手段で、俺のものになれといいだした。それは、田邊専属のプラントハンターになることだ。田邊のために植物を探し、新種の発表は田邊がするということに納得のいかない万太郎は、その話を断る。自分の力だけでは植物の名付け親になれないのかと落ち込む万太郎に、寿恵子は一人で頑張らなくてもいいと、明るく励ますのだった。笑顔を取り戻した万太郎は、家に帰ると早速、新種を明かすための研究に打ち込む。

佑一郎(中村蒼)が、万太郎を訪ねて十徳長屋へとやってくる。佑一郎から、ミシシッピ川の治水工事の技師としてアメリカに行くと報告を受けた万太郎は、蘭光(寺脇康文)と3人で仁淀川へ行ったあの日に思いを馳(は)せるのだった。万太郎は、佑一郎に田邊とのことを相談するが、「教授だけがすべてではない」と励まされる。もともと佐川から出てきた際、博物館の野田(田辺誠一)や里中(いとうせいこう)たちを頼ったのではないかといい、野田に相談してみることを勧める。その言葉を受けて万太郎はますます研究に没頭してゆく。

綾(佐久間由衣)から多額のお金を預かっている寿恵子だが、その金の使い方を万太郎に相談したいが、万太郎は研究ばかりに没頭して相談に乗ってくれない。えい(成海璃子)に内職の相談をする。

万太郎は、新種の名付け親になる方法について相談をしようと、里中(いとうせいこう)がいる博物館へ向かう。すると、たまたま居合わせた伊藤孝光(落合モトキ)を紹介される。シーボルトの助手を務めた伊藤圭介の孫と聞き、万太郎は舞いあがってしまう。しかし、会話の流れで田邊が発表しようとしている“トガクシソウ”の話をすると、孝光は怒って部屋を出ていってしまった。田邊が新種として発表しようとしている“トガクシソウ”は、伊藤家で代々研究して、既存の種として発表していた。もしも、新種となればその発表を取り消すことになる。孝光はそのことがゆるせないでいた。

万太郎は里中から万太郎自身が新種を発表するには、自分で雑誌を作ればいいとアドバイスを受ける。ますます研究に没頭しそうになる万太郎に、寿恵子は「身体を大事にしてくれ」と願った。

【第14週(2023/7/3-7/7)あらすじ】
■第71話(月)
植物の名付け親になるべく、誰もが認める図鑑を作り始めようと決意した万太郎(神木隆之介)。そのため、昼間は大学で研究、夜は大畑(奥田瑛二)の印刷所に通うことになると寿恵子(浜辺美波)に伝える。寿恵子は了承するものの、万太郎の身体が心配で…。一方、田邊(要潤)は動物学教授の美作(山本浩司)に、実績を出せていないことについて嫌みを言われ、いら立つばかり。そのいら立ちを大窪(今野浩喜)にぶつけてしまう。

■第72話(火)
図鑑作りに向けて動き出した万太郎(神木隆之介)。寿恵子(浜辺美波)は、万太郎と伴走するつもりが何も出来ずにいる自分が情けなく、福治(池田鉄洋)に相談するが、身の丈に合わない望みは不幸になると言われる。一方、万太郎は、大畑夫婦(奥田瑛二・鶴田真由)に図鑑作りの相談をするが、印刷所は大忙しで印刷機がいつ空くか分からない状況。そこへ突然寿恵子がやってきて、ある提案をする。

■第73話(水)
寿恵子(浜辺美波)は、高価な印刷機を買いたいと言いだす。突然の申し出に、万太郎(神木隆之介)、大畑夫婦(奥田瑛二・鶴田真由)は驚くが、寿恵子なりの熱い思いもあり、印刷機購入へと踏み出す。そして、長屋では印刷機を置くための大リフォーム計画が始動。倉木(大東駿介)、丈之助(山脇辰哉)らも万太郎の夢を応援するのだった。そこへ、大窪(今野浩喜)、波多野(前原滉)、藤丸(前原瑞樹)の3人がやってきて…

■第74話(木)
万太郎(神木隆之介)が高知で採集してきた植物を共同研究させてほしいと頭を下げる大窪(今野浩喜)。万太郎は大窪を受け入れ、植物学雑誌での発表を目標に、二人で研究することになる。二人を見守ると決めた徳永(田中哲司)は、田邊(要潤)に報告。納得のいかない田邊に対し、徳永はこの研究に関わらなければ植物学教室は実績を出せないと伝える。連日連夜、研究に励む万太郎と大窪。そして…ついに!?

■第75話(金)
万太郎(神木隆之介)は、新種の植物を「ヤマトグサ」と名付ける。大窪(今野浩喜)と論文を書き上げ、ヤマトグサを載せた植物学雑誌がついに完成。二人の発表は、日本で植物学が始まって以来の快挙となった。雑誌と並行して作っていた万太郎の図譜も完成し、寿恵子(浜辺美波)や長屋の面々も大喜び。しかし、この時、田邊(要潤)が研究していたトガクシソウを巡って植物学会を揺るがす大事件が起きていた。

■スタッフ他
脚本:長田育恵
音楽:阿部海太郎
主題歌:あいみょん「愛の花」
語り:宮﨑あおい
出演:神木隆之介,浜辺美波,今野浩喜,前原滉,前原瑞樹,山本浩司,田中哲司,要潤,奥田瑛二,大東駿介,成海璃子,池田鉄洋,安藤玉恵,他

 <総合>(月~土)8時~8時15分/12時45分~13時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)7時30分~7時45分/23時00分~23時30分[再]
   (土)9時45分~11時[1週間分]

NHK朝ドラ「らんまん」番組公式サイト
NHK朝ドラ「らんまん」番組公式Twitter @asadora_nhk
NHK朝ドラ「らんまん」NHK-PRサイト

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