【最終回前話ネタバレ】「生まれ変わってもよろしく」第11話 シン・ヘソン、最初の人生を全てを思い出す!その時アン・ボヒョンは…

2023年07月23日19時31分ドラマ
©tvN

人気ウェブ漫画を原作とした韓国ドラマ「生まれ変わってもよろしく」が韓国tvNにて放送中。今回は7月22日に放送された第11話のネタバレあらすじと見どころ、韓国での評判や視聴率などをご紹介!なお、Netflixでも同日配信中。最終回前話は「立ち向かう覚悟」が描かれた。



「生まれ変わってもよろしく」は、前世の記憶を持ったまま生まれ変わりを繰り返す女性バン・ジウム(シン・ヘソン)と、彼女と出会うことを運命づけられている男性ムン・ソハ(アン・ボヒョン)とのラブストーリー。

【「生まれ変わってもよろしく」を2倍楽しむ】では、制作発表会レポートや、配信にあわせて各話のネタバレあらすじと見どころ、感想、視聴率など紹介していく。

■第11話
生まれ変わってもNetflixシリーズ「生まれ変わってもよろしく」独占配信中最初の人生でチョウォンは姉だった。ジウムは体の弱い姉を助けるために神堂の巫鈴を盗んだ。そのために姉がソハ(前世ではハニャ)に斬り殺されてしまった。

ソハの声で意識が戻ったジウムは「殺してやる」とソハの首を絞める。「お姉さんが死んだ。あなたがお姉さんを殺した」と泣き崩れ、憎しみの目を自分に向けるジウムを、「大丈夫だから」と抱きしめるソハ。正気に戻ったジウムは謝り1人にしてほしいとソハを帰らせる。ジウムはソハが残した花束と「僕が傍にいます」のメッセージを見て、自分が前世で切れた縁を繋いだためにエギョンや他のひとにも不幸にするかもしれないと、苦しむ。

そんな2人の様子を部屋の外で見たミンギはソハを呼び出し、「自分もジウムのように前世を覚えている。彼女の1回目の人生に自分がいて、ソハもいた」と教える。ジウムのために何かしたいというソハに、「何もできない」と一度は断るが、失望して席を立つソハを「1つある」と引き止め、「ジウムが平凡になれるよう協力してください。あなたしかいません。彼女を動かせるのは…」と頼む。

エギョンが入院する病院でミンギと出くわしたジウムは、彼を「チョヌ」と前世の名で呼び、なぜ前世のことを教えてくれなかったのかと責める。「特に初めて前世は自分で思い出さなくてはいけない」と言うミンギは、エギョンを助けたいなら最初の前世を最後まで思い出し、そこにジウムを前世から守りながら生きた人が、誰なのか見つけるようにと告げる。そして「すべて思い出した後に訪ねて来るように。1回目の人生と同じ姿で出会えるとは限らない。あなたにとっては1000年ぶりの機会で、自分にはもうその機会がないために、人生を終えられないのだ」と意味深な言葉と巫鈴を託して立ち去る。

その後、エギョンを見舞いに来たソハを見かけたジウムは思わず避けてしまう。「前世でどんな過ちを起こしたのか、どうすれば君を楽にできるのか、一晩中考えても分からなかった」と謝るソハに、「1000年も前のこと」と強がり、ソハの首を絞めたことに後ろめたさを感じるジウム。「前世を覚えている女性を好きになると、こんなこともあるんだな」と冗談で元気づけてやるソハは、「君がどんな選択をしようと、どんな人であってもそばにいる」と変わらぬ愛を伝える。

ソハは全てを思い出すジウムに立ち会うことにする。ソハに見守られ巫鈴を手にしたジウムは、1000年前の記憶の中へ。橋の上には巫鈴を捧げ持つミンギ(前世ではチョヨン)とソハ(ハニャ)と護衛たちがいた。その時。ジウムが短刀を振り上げた相手はミンギだった。それをかばってソハがジウムの短刀を胸に受けたのだった。背中に矢を射られ倒れ込むジウムを抱きしめ、「血を血で洗うのではない。自分を大切に」と囁いたのもソハだった。

その言葉からジウムは見逃していた全てを思い出す。草原で姉を殺したのはミンギだった。姉に泣き縋るジウムまで殺そうとするのをソハが止め、血に染まった剣をソハが受け取ったのだった。

橋の上で瀕死のジウムはミンギを睨みつけ「私は今日のことを決して忘れない。100年、1000年であろうが、もう一度生まれ変わって、必ずこの恨みを晴らす」と恨みの言葉を浴びせ、命果てた。

■見どころ、感想、視聴率
ドラマが大きく動いた最終回前話だったが、ニールセンコリアによると視聴率は全国3.5%、首都圏4.2%と共に自己最低の数字となってしまった。

それでもこの回では、ソハの父ムン・ジョンフン(チェ・ジンホ)が、ヨノク(ぺ・ヘソン)から聴いて事故の真相と犯人を知っていたことに、視聴者を驚かせたようだ。ジョンフンは事故が故意だったこと、しかも命じたのがソハが信頼する叔父(イ・ヘヨン)だったことで受けるショックを考え、事件を封印したのだった。ジュウォンの母(カン・ミョンジュ)もこれを跪いて謝罪するジョンフンから聞いて知っていた。そして娘は守れなかったが、親友の息子を守ってやろうと黙っていたのだ。ソハを守ろうとする大人たちの深い愛に感動する一方で、それが却って父と子の間に溝を作り、互いを傷つけてしまったのが残念だ。今後、父子の関係が修復するのを期待したい。

また今回は、ドユンの弟ドジン(イ・シウ)が活躍した。チョウォンを訪ね、父亡き後、ドユンが父代わりに育ててくれたこと、そんな貧しさからチョウォンへの想いを兄が封印してきたことを打ち明けた。そして、あの日帰っていくチョウォンの後姿を見ながら兄が涙したことも話した。これまで一方的に自分の方がドユンを好きだと思い込んでいたチョウォンは、ドユンの辛い気持ちを知り諦める覚悟を決める。だがチョウォンを博物館に誘ったジウムはそんなチョウォンの心の痛みに気づき、ドユンに1本の電話を入れている。最終回の予告動画では、どうやらこの電話が功を奏したようにも思えるが…。

そして、1000年前から自分を守ってくれたのがソハで、ミンギこそが憎むべき仇と知ったジウムが、1000年の恨みをどう果たすのか。今夜(23日)放送、配信の最終回に期待したい。

1000年前の記憶Netflixシリーズ「生まれ変わってもよろしく」独占配信中橋の上Netflixシリーズ「生まれ変わってもよろしく」独占配信中ところで今回すべてが明らかになった1回目の人生で、ミンギが神堂を仕切るチョヌ様で、服装からドユンが身分のある部下、そしてソハが身分の低い護衛のような立ち位置だと分かる。また、監督が『制作会見』で明かした「ジウムが転生した人物は全て「玉色(翡翠のような淡い青緑色)」が1回目の布を染めた色から始まっているのも分かった。さらに、1000年前にドユンとチョウン袖だ触れるほどのすれ違いのシーンもあり、2人がまさに「袖振り合うも他生の縁」だったことも分かった。それしてもジウムが前世を思い出す橋のシーン。花火を使ったような演出が何とも美しい。その先にある無残なシーンを知りながら思わず見とれてしまった。

最終回予告

■スタッフ
監督:イ・ナジョン 脚本:チェ・ヨンリム
英題:See You In My 19th Life

■キャスト
バン・ジウム役: シン・ヘソン
ムン・ソハ役:アン・ボヒョン
ハ・ドユン役:アン・ドング
ユン・チョウォン役:ハ・ユンギョン


●Netflix シリーズ「See You In My 19th Life (英題)」2023年6月17日〜独占配信中

Netflix

【作品詳細】【「生まれ変わってもよろしく」を2倍楽しむ】
kandoratop