赤楚衛二主演、日本テレビ系 新水曜ドラマ「こっちむいてよ向井くん」の第8話が8月30日（水）22時から放送され、赤楚衛二と波瑠の“パフェ論争”が話題となった。次回9月6日の第9話で麻美まみ（藤原さくら）と元気げんき（岡山天音）がついに離婚！予告動画が番組公式サイトで公開されている。



「こっちむいてよ向井くん」は、雰囲気よし、性格よし、仕事もできる、いいオトコの向井くん、10年ぶりに恋をしようと意気込む彼に待ち受けていたのは、すてき女子たちとの出会い、そして10年前の忘れられない元カノで…切実なのに笑えちゃう、不器用だから胸をうつ。それでも恋を諦めきれない“恋愛迷子たち”のラブストーリー。

8月30日に放送された第8話では、大人の恋愛をしている洸稀（波瑠）と環田（市原隼人）の恋模様が描かれた。てっきりお互いが“恋愛の美味しいとこ取り”を自覚していると思いきや…。向井くんの出現に焦った環田が、洸稀への独占力や向井への対抗心、そして「腹をくくって」という後押しから急に態度を変えて、洸稀に突然プロポーズしてしまう。

“つきあっている”ことや“結婚”を女性が望んでいると思い込む、これまで何度も向井くんが失敗してきた“男の勘違い”を環田もやらかしてしまった。何より洸稀が問題視したのは、向井にけん制をしかけて勝手に自分のコミュニティーを断ち切ろうとしたこと。“結婚”には“独占権”が紐づいている部分もあるが、“恋愛”にコミュニティー侵害までの権利があるわけはない。そのルール違反と、自分という人間がモノのように扱われてしまったことで環田の魅力は一気に薄れ、洸稀は「お別れ」を決めた。

恋愛をパフェに例え“上の部分の綺麗なところ”しか食べたくない、見せたくないという洸稀に、それは納得いかない“延々と続くバニラアイスとふにゃふにゃのコーンフレークゾーン”がパフェの醍醐味だと豪語する向井くん。朝まで続いたであろう“パフェ論争”に視聴者も「洸稀ちゃんにもコーンフレークしみしみな恋愛してほしい 」、「パフェの本体について話す向井くん最高かよ」と興味津々。

翌朝、ラジオ体操の歌で洸稀を起こし、塩と胡椒派だと言っていた目玉焼きに、堂々ケチャップをかけて食べる向井くん、そしてボサボサの髪に大あくびでも向井くん相手には気にしない素の洸稀。お互いに心地よいこの関係がどんな言葉で表されるのか分からないが、賞味期限がないことを願いたい。

9月6日に放送される第9話では、向井くんが洸稀とのあやふやな関係に悩み始める。大切な飲み友達ではあるけれど、飲んでない時だってあるし、俺たちっていったい…何？一方、麻美と元気はついに離婚が成立してしまう。麻美は家を出ていっちゃうし、元気は抜け殻同然。愛し合っているはずなのに、夫婦じゃなくなったら、もう一緒にいることはできないの？最終回直前の怒涛の展開に難題山積の向井くん。友達って何？恋人って何？夫婦って一体…何！？

■前回：第8話 あらすじ
今いる場所から一歩踏み出そうと決めた向井（赤楚衛二）は、元カノ･美和子（生田絵梨花）とのダラダラした関係を断ち切った。それから1週間…。失恋しても社会人だから毎日仕事へ行っているが、さすがに喪失感が半端ない。そんな向井を、「恋愛って賞味期限は付きもの。悲しいのは仕方ない。始まった時から終わりに向かってる」と洸稀（波瑠）は慰めてくれる。けど…終わらない恋もあるって信じたい。

そんなある日、環田（市原隼人）から突然飲みに誘われた向井。何の話かと思ったら、「あの娘（こ）にちょっかい出すのやめてくれない？」とまさかの警告。向井は「つきあっているんですか？」と尋ねるが、環田は洸稀と付き合ってはいないと明言。ならば言う権利ないと向井は思いつつ、憧れの先輩である環田の圧が怖くて、黙って従うことに。

その帰り道。洸稀から「目玉焼きは醤油派か、ソース派か」というたわいもない電話がかかってきた。ただ飲み友達と話しをしているだけなのに、後ろめたさを感じて、しばらく会わないようにしようと向井は決めた。

ところが翌日。部長がサプライズとして洸稀と環田が勤めるアパレル会社とのコラボ企画を明かした。昨日の今日で居心地の悪い思いの向井。洸稀との仲良さげな会話を指摘され、飲み友達だと明かすが、環田の視線が怖い。

疲労困憊の向井は、同僚から向井が取り組んでいる企画を見せて欲しいと言われ、その書類を美和子の家に忘れてきたことを思い出す。きっぱり別れたはずなのに、また会わなくてはならなくなった2人。美和子は前の彼氏ときちんと話しをしたと明かし、前を向いて歩くために登山を始めるという。ゆくゆくは、マッターホルンに挑戦したいという夢を語った。

居心地のよい美和子との会話。美和子と友達だったなら、ずっと一緒にいられたかもしれないと思わずにいられない向井だった。

麻美（藤原さくら）は母・公子（財前直見）に、元気（岡山天音）を縛る“結婚”は嫌だったが、元気を独り占めできる妻の権利が手放したくないと話す。公子は「結婚して、変わろうが、変わるまいが、（それは）元気くんの自由。結婚は人間関係。紙切れ一枚で煩わしいことがなくなると思ったら大間違い。麻美は言葉が足りない」と伝え、何を言ったらいいかと問う麻美に「愛してる。愛だよ」と助言する。

コラボ企画は順調に進み、今度も部長の旗振りで元気の店「スパイスバー」へ飲みに行った一行。部長が元部下の環田に「つきあっている人はいないのか」と尋ねるが、環田は「いない」と答える。酔っぱらった向井は「なんでスマートウォッチにしたんですか？」と環田にからみ、「環田さんのこと好きだったのに、なんで？そんな人だったんですか？腹くくってくださいよ」と洸稀との関係をはっきりさせるよう言う。

翌日。環田は洸稀をデートに誘い、知り合いのアート展の主催者へ「僕がお付き合いしている人」と洸稀を紹介する。カフェに入った2人。環田はカッコ悪いけれどと前置きし「君との関係を終わらせたくない。結婚を視野に入れてお付き合いしませんか」と洸稀に告げた。

昨夜のことを思い出した向井は、自分と洸稀の関係について思いをめぐらす。友達には賞味期限がないと思っていたけど、男女では友達関係を維持するのは難しいなと。

元気から柿の種なしの柿ピーをブレゼントされた麻美。「そうだった。ズレてるけど、元気にしか分からない優しさなんだ。私の方が見失ってた…」と気づき、は勇気をふりしぼって元気に“愛”を伝えようとする。ところが元気は「麻美の考えていることが分からないから、望みを叶えられなくて嫌だ。
まみんを幸せに出来ないなら、俺も別れたい」と離婚届を差し出した。

その夜、元気の店に閉店まで居座っていた向井が店をでると、洸稀とばったり会う。洸稀は「環田さんとお別れしてきた」という。

話しを聞くためにカラオケボックスに場所を移した2人。洸稀は「私はおいしいとこ取りの恋愛がいい」という自分の価値観を語る。パフェの上の「着“飾った部分”しか食べたくない。そこを食べてしまったら、残るのはクリームとコーンフレークと予想のつくものばかり。日常の自分を見せたくないから、泊まらないし、朝ごはんも一緒に食べない。素の部分を見せ合う関係は求めていないのだと。

環田のことも、つい質問をして「妻を守りたい人」という知りたくない部分を知ってしまった。環田が向井にけん制をしかけたことも気に入らなかった。環田は嫉妬からではなく独占欲で対抗心を燃やしたのだし、そんな男性同士の争いに巻き込まれたくない。自分の友達でもある向井との関係を環田が断ち切る権利はないのだ。勝手に「お付き合い」していると他人に紹介されたこともショックだったと明かす。

向井は、環田も良くないが、落ち度がない人はいないのだから、その場で嫌な気持ちを伝えた方がいいと言う。洸稀は「私は人の深い感情と向き合うのが向いてない。私自身も見せたくない。お互いの感情と向き合う前に幕を引きたい」という。パフェの上の部分だけ食べたいのだと。

“パフェの上の部分が重要”に向井は納得できが、パフェの醍醐味はその下にある“バニラアイスとふにゃふにゃのコーンフレーク”だと解く。

2人はカラオケボックスで朝まで過ごし、そのままファミレスでモーニングを食べる。洸稀は素の自分を出して昔失敗したことを明かす。「仕事のときは魅力的だけど、普段は普通で面白くないね」と言われたのを気にしていた。向井は洸稀が自分に自信なさすぎだといい、素の洸稀は「面白い。癖になる面白さだ」と肯定する。じゃない？」と聞く。

向井はモーニングの目玉焼きにケチャップをたっぷりかけた。塩コショウが好きだと電話では答えていたはずなのに…、あきれかえる洸稀に向井は「だって美味しい」と開き直る。大あくびをしながら向かい合って朝食を食べている2人。洸稀はふと我に返り、向井と朝ごはん食べるという「素の日常」を楽しんでいることにきづく。

■次回：第9話 あらすじ
2人で朝ご飯を食べたあの日から、洸稀とのあやふやな関係に悩み始めてしまった向井。一方、麻美と元気はついに離婚が成立。麻美は家を出ていっちゃうし、元気は抜け殻同然…。

日本テレビ水曜ドラマ「こっちむいてよ向井くん」は7月12日（水）22時スタート。原作： 原作：ねむようこ『こっち向いてよ向井くん』（祥伝社フィールコミックス）／出演： 赤楚衛二、生田絵梨花、岡山天音、波瑠、藤原さくら、財前直見、田辺桃子、久間田琳加、市原隼人／第3話～4話ゲスト出演：藤間爽子／第4話～第6話ゲスト出演：穂志もえか　ほか。／番組公式X（Twitter）アカウントは「＠mukaikun_ntv」。番組公式Instagramアカウントは「＠mukaikun_ntv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

◇「こっちむいてよ向井くん」番組公式サイト

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