「最高の教師」最終回視聴率7.4%!“■→託”の伏線回収に涙腺大洪水‼Huluオリジナルストーリーも総合第1位
9月23日(土)日本テレビで放送された松岡茉優主演「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」の最終回視聴率が???%だったことが分かった。Huluではオリジナルストーリーが配信された。
※数字は、ビデオリサーチ調べ、関東地区。
「最高の教師、1年後、私は生徒に■された」は、卒業式の日に生徒に突き落とされるも、気づくと始業式の教室に立っていた教師・九条里奈(松岡茉優)が、最悪の未来を変えるべく命がけで生徒に向き合う物語。
命について考えさせる内容が話題となった本作。初回視聴率6.5%でスタートし、その後も5.8%、6.0%、5.2%、6.2%、5.7%、5.2%、4.6%、6.0%と安定した数字で、最終回は自己最高の7.4%、自己最高視聴率で有終の美を飾った。
数字だけ見ると決して高くはなかったものの、様々な悩みや想いを抱えた個性の強い生徒たちと、彼らに向き合う九条の熱い姿勢と言葉が大きな感動を呼び、8月の月間ランキング<国内ドラマ>部門第1位、<TVシリーズ>部門2位にランクイン。最終回放送時もSNSには「タイトルの意味を知って涙腺が大洪水になってしまった」「控えめに言ってもこのドラマ最高!」など盛り上がりを見せた。
時今のドラマは奇抜な演出や短い言葉で会話のキャッチボールを楽しむ傾向が強いが、本作は見どころの一つでもある言葉は長ゼリフで丁寧に届けられた。初回の芦田愛菜扮する鵜久森の「この1年で全て私が皆さんを変えてみせます。誰かを傷つけるなんてことが当たり前だと思わないように」と涙を流しながらのセリフはおそよ6分にもおよび、相良(加藤清史郎)の嗚咽の独白(8話)、星崎(奥平大)の告白(最終回)でも一つ一つかみしめながらじっくりと聞かせてくれた。
また3話の九条蓮(松下洸平)や7話教頭(荒川良々)、9話の鵜久森・母(吉田羊)たち、真摯に向き合う大人の長ゼリフにも称賛の声が殺到した。
中でも全編通してセリフが多く長かった九条先生(松岡)の言葉は圧巻だった。ドラマスタート時、筆者は松岡が話すセリフが生徒たちに対しても丁寧すぎることに違和感を覚えた。だが、その丁寧さが彼女の真剣さとして心に響き、ストーリー、演技もさることながら「日本語ってこんなに美しい言葉だったのか?」と再認識させられたドラマでもあった。
Huluではオリジナルストーリー『拝啓、大人になる貴方へ』(全2話)が前編は独占配信中、後編が9月30日より独占配信開始する。衝撃の卒業式から2年後を舞台に、九条先生の美しい言葉で綴られた3年D組全員に宛てた手紙と、生徒からのビデオメッセージで九条への感謝と未来の自分を語る内容となっており、前編は「本日の総合 第1位」となっている(25日現在)。
「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は7月15日(土)から9月23日(土)まで放送。出演:松岡茉優、芦田愛菜、奥平大兼、加藤清史郎、當真あみ、茅島みずき、山時聡真、本田仁美(AKB48)、窪塚愛流、松下洸平、荒川良々、細田善彦、長井短、サーヤ(ラランド)、犬飼貴丈ほか。/番組公式X(Twitter)アカウントは「@saikyo_ntv」。番組公式Instagramアカウントは「@saikyo_ntv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」番組公式サイト
◇Hulu「最高の教師」『拝啓、大人になる貴方へ』
【2023年夏ドラマ紹介】【関連記事・各話のあらすじ】