ナムグン・ミン、アン・ウンジン主演のMBC新金土ドラマ「恋人」パート2が10月13日からついに放送開始！10月13・14日に放送された第11・12話のネタバレあらすじと見どころを紹介したい。



韓国「恋人」は、丙子の乱の兵火の最中に繰り広げられる恋人たちの物語と、苦しみの中で希望を見出す人々の物語を描く本格ヒューマン時代劇。
※【「恋人」を2倍のたしむ】では、ドラマの時代背景や実在人物、ネタバレあらすじと見どころ、豆知識など紹介していく。

■キャスト⇒メインキャスト5人のキャラクター・登場人物徹底紹介
イ・ジャンヒョン役：ナムグン・ミン
ユ・ギルチェ役：アン・ウンジン
ナム・ヨンジュン役：イ・ハクジュ
キョン・ウネ役：イ・ダイン
リャンウム役：キム・ユヌ
ク・ウォンム役：チ・スンヒョン
ほか

※第11話放送直後の速報記事パート2、視聴率7.7％で金土ドラマで1位の好スタート！丙子の乱の後の朝鮮、還郷女って？をまず読むことをお勧めしたい。

■第11話あらすじ
ギルチェ（アン・ウンジン）と共に駆け落ちしようとするも、結局一人で瀋陽に戻ることになったジャンヒョン（ナムグン・ミン）だったが、簡単にギルチェのことを吹っ切ることはできなかった。 一方、朝鮮に残りク・ウォンム（チ・スンヒョン）と婚姻したギルチェ。妻として尽くし、鍛冶場を切り盛りして新たな人生を歩み始めるも、夜空を見ながらジャンヒョンのことを思い出すのであった。

瀋陽に戻りこれまで通り逃げた朝鮮人捕虜を捕まえるジャンヒョン。しかし、実は捕まえた朝鮮人捕虜たちをこれまで蓄えた富で、食事を与え家でかくまい、朝鮮へ帰れるように助けていたのだった。ある日、いつものようにカクファ（イ・チョンア）らの組織と競いながら逃げる捕虜たちを捕まえるジャンヒョン。すると捕虜となったヤンチョン(チェ・ムソン)に再会する。ジャンヒョンはカクファに今回だけは見逃して欲しいと頼み、カクファは何か察したようで無言でその場を去っていくのだった。

ジャンヒョンは朝鮮からも清からも必要とされる唯一無二の存在となっていた。ジャンヒョンが手に入れられない物はないと、清の王から依頼を受け家に出向いたジャンヒョン。するとそこで朝鮮語の女性の悲鳴が聞こえて来る。捕虜として捕まっていた朝鮮人女性らがここで働かされていたが、王妃が気に食わなないことがある度に、熱湯を浴びせたり指を切断するなどの拷問を執拗に続けていた。そして、怯える女性たちの中にキーセンのヨンラン(キム・ソアン)を見かけたジャンヒョンはそのまま放っておくことはできず、彼女たちの脱出を手助けする。

朝鮮人捕虜の脱出者が増加したことで、清は勅使を送り、そんな捕虜たちを再び清に送り返すように圧迫する。丙子の乱の後の朝鮮は、清から理不尽な要求を飲まざるを得ないことが多く、仁祖は言う通り捕虜たちを捕まえ再び送り返させるのだった。その中には、実際には捕虜でないにもかからわず、数合わせのために関係ない者まで捕まってしまう場合もあった。そんな中、ギルチェとジョンジョンイは、捕虜として再び連行される老人から孫だけでも助けて欲しいと頼まれ、金を払いその子供を連れていくが、ギルチェに目をつけた勅使によって拉致されてしまう。

そして瀋陽にて、捕虜を出迎えるジャンヒョンの前に、ふらふらになったギルチェが連れてこられ…。



■見どころ
7.7%からのスタートで好調な出だし。パート1終了後、ギルチェはウォンムと結婚するのか！？などとと注目を集めていたが、冒頭からギルチェの婚礼シーンが描かれる。結婚せずにジャンヒョンと結ばれることを切実に願っていた視聴者も多く、悲しむ声も各所から聞こえてきた。

また、清で生きるためとはいえ朝鮮人捕虜を狩る仕事なんてジャンヒョンらしくないと思っていたが、実は彼らを救っていたとは！さすがジャンヒョン！と手を叩いてしまった。元はリャンウムが捕虜たちを見て憐れむ心からジャンヒョンに頼み始まったことだった。ジャンヒョンはヨンゴルデに「自分が売れば一人当たりもっと高く売ることができる」と言い、ジャンヒョンが身銭を切ってヨンゴルデに払う方式で、捕虜たちを密かに助けていた。

カクファ役にイ・チョンアが登場するも、まだまだ謎が多い。但し、ヤンチョン(チェ・ムソン)に再会したジャンヒョンが見逃して欲しいと頼むと無言で去るなど、完全な敵ではないように見える。イ・チョンアが今後ジャンヒョン×ギルチェとどのように関係してくるのか楽しみだ。

画像：MBCより

■第12話あらすじ
ウォンムは突如姿を消したギルチェを必死で探すも見つかず、ジャンヒョンがまたしても連れ去ったのではないかと疑う。するとリャンウムが子供を連れてウォンムの元へとやってくる。その子供はギルチェが連れ去られた時に一緒にいた子供だったが、ウォンムはリャンウムがジャンヒョン側の人間だからと信じない。ギルチェを取り戻すため自分を送ってくれと頼むリャンウムだが、ウォンムがそれを許可せずにいると、その場にいたヨンジュンが自分も同行すると言い出す。こうしてリャンウムとヨンジュンの2人は瀋陽に向けて出発する。道行く人々に聞き込みを行うも手がかりがなく、道を間違えたかと引き返そうとしていると、一人の女性が一枚の布を差し出してきた。そこにはギルチェが瀋陽に拉致されたことを示す血書だった。事実を認識したウォンムは泣き叫びながら布を握りしめ、自らギルチェを取り戻しに瀋陽へと向かう。

一方ギルチェとジョンジョンイは瀋陽に到着し、清の王の家へと連れて行かれる。ジャンヒョンに助けを求めようというジョンジョンイだったが、ギルチェは頑なに拒んで自力で何とかしようと奮闘するも、清の王から気に入られたことで王妃が嫉妬し拷問を受けそうになるなど危機の連続であった。その後「傷もなく綺麗な体で王から寵愛を受けそうだ」と言われたギルチェは、それを逃れるために自ら花瓶を割り額に大きな傷を作るのだった。使い物にならなくなったと判断されたギルチェは捕虜市場へ送られるも、そこで騒動が起きた隙に捕虜たちと共に走って逃げ出すことに成功する。

そんな捕虜たちをカクファたちは追いかける。同じ場所に居合わせたジャンヒョンだったが、この時、捕虜たちと共に死に物狂いで走る韓服を着た女性…ギルチェの姿が見えた。そんなギルチェをカクファが弓で狙っているのを見たジャンヒョンは…！

■見どころ
視聴率は9.3%、瞬間最高視聴率は11.3%まで上がって二桁突破！5週間ぶりに帰って来た本作品だが、相変わらずの人気ぶりで同時間帯全チャンネルで1位を獲得した。
清から農作業をするように命令が下され、まだ暫く朝鮮には帰れなさそうだと嘆くソヒョン世子だったが、そこでジャンヒョンは捕虜として連れてこられた人々は大半が農民であるため彼らを起用することを提案する。そこでジャンヒョンはソヒョン世子を捕虜市場へと連れていき、凄惨な現場を目の当たりにし現実を直視させるのだった。ジャンヒョンは、まるでソヒョン世子が今後王になるために一つずつ大事なことを教えているかのよう。ソヒョン世子も頼りないようなイメージだったが、こうして少しずつ変わっていく。捕虜市場から連れてきた老人の一人が、ソヒョン世子へきちんと農業をしたら故郷に帰れるのかと問い、死ぬにしても故郷で死にたいと泣き崩れる。そこで世子は「自分もいつ戻れるかわからない身だが、自分が朝鮮に帰ることになった場合は、必ず共に連れていく」と宣言する姿は、とても頼もしい姿だった。

また、MBC バラエティ番組「ノルミョンモハニ(놀면 뭐하니/遊ぶなら何するの）」からユ・ジェソクとハハが農民役として特別出演！凄惨なシーンが多いが、つかの間の笑いを視聴者に届けてくれた。

【「恋人」を2倍楽しむ】で紹介する。ここではパート1（1話～10話）のネタバレあらすじと見どころ、時代背景や実在の人物などについても詳しく紹介している。

MBC金土ドラマ「恋人」は毎週金土21:40 - 23:10に放送される。

◇MBC「연인」番組HP（韓国）

◇YouTube「MBCdrama」

【作品詳細】【「恋人」を2倍楽しむ】