栗山千明がキル・ビルを連想させた!「相棒22」真相は闇の中は水谷豊と寺脇康文に通じない!第2話ネタバレと第3話予告

2023年10月26日10時40分ドラマ
©テレビ朝日

公安が自身の存在意義のために2つの事件を発生させて市民を巻き添えにしていた!許せない右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は毅然と立ち上がった!テレビ朝日、2023年11月1日(水)21時から「相棒SEASON22」の第3話を放送。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「相棒SEASON22」の第2話が10月25日に放送された。第1話から続きで後編になる。第1話では様々な話がスピーディに展開し、ラスト、衣笠副総監(杉本哲太)が狙われたのかを装う演出の後、実際に撃たれたのは内閣情報調査室の社美彌子(仲間由紀恵)だった。美彌子の怪我は命に関わるようなものではなかった。美彌子のしたたかなところは自分がのし上がるために、このこともしっかりと使うことだ。事件を特命係に解決させた後、衣笠に圧力をかける。自分が警察のトップに上り詰めるために使えるものは使うという考えだ。警察を中から変えたいという思いには右京(水谷豊)も賛同するが、そのやり方は納得していない。警察内部にさらにメスをいれようとする右京と薫(寺脇康文)の姿があった。

また、第2話では栗山千明に「本当の姿」が描かれた。第1話では婚約者に会いたいか弱い弁護士かと思わせていたが、実は本当の婚約者の命を奪った公安の鶴見征一(市川知宏)に復讐するために、右京達を欺いていたのだ。鶴見の居場所を割り出すために、内調の青木(浅利陽介)を縛り上げたり、鶴見に向かって反撃するシーンは映画『キル・ビル』を連想する視聴者も多かった。

11月1日に放送される第3話は、シリーズファンに人気の高い、原田龍二演じる特命係“初代・第3の男”陣川公平が登場する。思い込みが激しい猪突猛進なトラブルメーカーだが、なぜか憎めない人物だ。ただ、情にもろく、女性に弱い。すぐに好きになってしまう。第3話でも女性絡みの事件に巻き込まれたのか?第1話、第2話の「警察の闇」と戦うストーリーとはまたかなり毛色の違う回になる。

■第2話ネタバレあらすじ
阿佐子 (栗山千明)が捜している失踪中の婚約者は偽名を使っていて、実は鶴見征一(市川知宏)という公安部の捜査員だったことが判明する。鶴見は3年前、自ら志願して『微笑みの楽園』という宗教団体に潜入。しかし、その後、『微笑みの楽園』側に取り込まれ、懲戒免職になったという。公安部長は、保身のため、それを隠蔽していた。社美彌子(仲間由紀恵)が銃撃されたのは、その一件を掘り返そうとしたためと思われた。

警視監の甲斐(石坂浩二)からは鶴見のことや公安と『微笑みの楽園』をめぐる一連の顛末を教えてもらいただならぬ闇があると感じた右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、カギを握る鶴見の捜索を続行する。甲斐はわざと右京たちに「首を突っ込むな」と行って捜査するように仕向けたのだ。そして甲斐はそのことを美彌子に伝えていた。二人はどうすれば特命が動くかをよく知っていた。

美彌子を襲った犯人に鶴見の写真をみせると鶴見からの指示があったことを認めた。

鶴見は公安部長の御法川とビデオルームで連絡をとっていた。御法川は鶴見にねぎらいの言葉をかけると、偽のパスポートを与え、「これからは自由に生きろ」と伝えた。

公安が『微笑みの楽園』の家宅捜査を行うと拳銃がでてきた。教団の幹部は拳銃など絶対に隠し持っていないと訴える。爆破事件の後、また「危険な集団」と思われてしまい、信者が減ってしまったために、本当にクリーンな宗教を目指していたのだという。

右京は教団が拳銃を持っていたことがだれかからのリークだと知った。右京は拳銃については誰かが教団を陥れるためにねつ造したのもだと気がついた。

鶴見が教団にいるときの吉川名義で借りていた部屋を右京達は見に行く。しかし、阿佐子から婚約者の部屋と紹介されていた部屋とは全く様相が違っている。靴のサイズも2センチも違う。置いてある本にもなんの脈絡もない。右京はとても同一人物の部屋とは思えないことと、なぜ、ジャンルも巻数も違う本が大量にあるのかに不信感を覚えた。

さらに爆破犯の平井の兄の部屋にあった祭壇の向きが間違っていたことを思い出した。本当の信者なら向きを間違うことはない。兄は弟の件を調べるために潜入したのではないかと思う。

右京は公安の御法川に会い、自分の推理を話す。レストランの爆破にはもう一人共犯がいたこと、さらにそれは公安が教団を危険な集団を思わせるためにやったことだ。さらに平井の兄を殺したのも鶴見だという。御法川は公安は大きな正義のために小さな犠牲は厭わないという。右京は一市民のなにがわかるかと強く言い放った。

右京と薫は再度爆破されたレストランの主人のもとへ向かう。前回はなかったが犠牲者の写真があった。その一人のことをみて右京はあることを思いついた。さらに、共犯についても聞き出す。そのころ、阿佐子は青木(浅利陽介)を呼び出し、力ずくで縛り付けた上で、鶴見のゆくえを探させていた。青木は鶴見が御法川と本のギフトサービスを使い、メッセージカードでやりとりしていたことを知り、その情報を調べさせられる。そして、マリーナから鶴見が逃げようとしていることを掴み、阿佐子に教えた。

右京と薫も青木の居場所を調べて部屋に向かうと、青木が縛り上げられていた。青木からマリーナの場所をきき、そこへ向かう。



マリーナでは出発を待っていた鶴見の前に阿佐子がやってきて爆弾を爆破させ、その隙に鶴見を殺そうとした。しかし相手は公安の刑事だ。反対にやられそうになった時に薫が鶴見を突き飛ばした。右京と薫は、阿佐子の本当の婚約者がレストランで殺された人物だといい、その復讐のために鶴見を追っていたことを話す。阿佐子はどうしても鶴見を殺したいというが、なんとか右京が説得した。鶴見も阿佐子の逮捕された。

衣笠副長官(杉本哲太)は御法川を罷免して事を終わらせようとする。美彌子はそんな衣笠に圧力をかける。それもすべて自分が出世するためだ。捕まった鶴見は舌をかんで自殺していた。右京と薫は美彌子に「あなたがおやりにならないのから我々がやるだけです」とこの件をまだ追求する姿勢をみせて去って行った。

■第3話あらすじ
薫(寺脇康文)とも面識がある、自称「特命係第3の男」・捜査二課の刑事・陣川(原田龍二)がやってきた。また女性絡みの事件に巻き込まれ、右京(水谷豊)を頼ってきたのでは?と勘繰っていた矢先、風変わりな一報がもたらされる。

公園の雑木林で男性の遺体が見つかったものの、周囲にスズメバチが飛び交っているため、捜査一課が現場で立ち往生していた。そこに、倒れている男性は「死んでいない」と犯人から連絡が入ったという。緊急事態であることを察した右京と薫は、危険を顧みず倒れた男性に近づこうとするが…!?

テレビ朝日 2023年10月スタート。毎週水曜日21時放送「相棒SEASON22」。出演:水谷豊、寺脇康文、鈴木砂羽、森口瑤子、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@AibouNow」。

テレビ朝日「相棒SEASON22」番組公式サイト

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