BS12「トンイ」第25-30話あらすじ:思わぬ味方~王の決意
トンイの兄を慕っていた妓生ソリ(雪姫)の計らいで、宮廷の掌楽院の奴婢として暮らすことになって6年の月日が経っていた…BS12 トウエルビで放送の「トンイ」11月8日からの第25話~第30話のあらすじと見どころを紹介、YouTubeにて予告動画が視聴できる。
「トンイ」(全 60 話)は、最下層の身分から朝鮮王朝第 19 代王・粛宗の側室となり、後の第 21 代王・英祖の生母となったトンイ(淑嬪 崔氏スクビン チェシ)の一代記。朝鮮王朝の最も派閥闘争の激しかった時代を背景に、粛宗を巡るロマンス、女性同士の権力争い、そして英祖の成長過程を交えながらドラマチックに描く。
【「トンイ」を2倍楽しむ】では、時代背景や実在の人物、各話のあらすじ(ネタバレあり、なし)、見どころ、豆知識などまとめて紹介しているので視聴の参考にされたい。
■第25話「思わぬ味方」⇒ネタバレあらすじと場面写真
逃亡を図ったトンイはピョンに見つかりシム・ウンテクに助けられる。シム・ウンテクにとってチャン・ヒジェは敵であり、二人は協力してチャン・ヒジェのもくろみを探る。難航するが昔トンイを助けてくれたソリの協力を得て、チャン・ヒジェは世子(セジャ)の承認を取り付けるため国防に関する情報を清国に差し出そうとしていることを知る。チャン・ヒジェは、トンイがチャ・チョンスにあてた手紙を見つけ、トンイが生きていることを知る。
トンイとウンテク、そして懐かしいソリが大活躍するが、その裏で、ソ・ヨンギとチャ・チョンスは必死になってトンイの元へ駆けつけようとする。果たして、二人がトンイと再会できるのはいつになるのか…?
■第26話「都を目指して」⇒ネタバレあらすじと場面写真
チャン・ヒジェに捕まったトンイをシム・ウンテクは謄録類抄(トゥンノンユチョ)と引き替えに助ける。代わりに捕らわれたシム・ウンテクをトンイはソリの協力を得て助け出す。トンイは自分のせいで謄録類抄(トゥンノンユチョ)が清国に渡ってしまったと嘆くが、シム・ウンテクがチャン・ヒジェに渡したのは偽物だった。シム・ウンテクから本物を託されたトンイはソリと共に都へ向かう。チャン・ヒジェを都に呼び戻したチャン禧嬪(ヒビン)は、トンイが生きていることを知らされる。
シム・ウンテクの正体がヒジェにばれてしまい、トンイもヒジェに捕らわれてしまう。今度こそトンイはヒジェに始末されてしまうのか?
■第27話「狙われた新王妃」⇒ネタバレあらすじと場面写真
トンイを捜すチャ・チョンスは王とは知らず粛宗(スクチョン)に刃を向け、粛宗(スクチョン)はチャ・チョンスがトンイの兄であり、腕の立つ彼がソ・ヨンギと共にトンイを捜しているのを知って安心する。トンイが生きていることを知ったチャン禧嬪(ヒビン)は粛宗(スクチョン)の心を取り戻すため何者かに毒を盛られた芝居をうち、疑惑の目が仁顯(イニョン)前王妃と西人(ソイン)に向けられることとなる。 若い男に変装して都に入ろうとしたトンイは見つかりそうになるがソリといたためオ・ユンに助けられ都に無事入る。水くみとして宮殿に入ったトンイは粛宗(スクチョン)のいる庭園に近づく。
トンイがチャン・ヒジェの手配した厳しい検問をかいくぐり宮中に潜り込むまでを描く一方で、粛宗のトンイへの思いも膨らみ、粛宗とチャ・チョンスとの初対面のシーンも描かれる。
■第28話「涙の再会」⇒ネタバレあらすじと場面写真
粛宗(スクチョン)の近くまで行きながら会えなかったトンイを慰めようと、ソリはトンジュのヘグムをトンイに渡す。粛宗(スクチョン)はチャン禧嬪(ヒビン)が危険にさらされたため、何が真実か分からなくなる。トンイは暗号を使ってチョン尚宮(サングン)とチョンイムに自分が宮殿にいることを知らせる。しかし二人は王妃の命を狙った容疑で義禁府(ウィグムブ)に捕らえられてしまう。途方に暮れるトンイがヘグムを弾いていると、その音に誘われた粛宗(スクチョン)が現れる。
トンイを紹介する史実はとても少ないとされているが、その中で彼女の身分を紹介する数少ない記述に“ムスリ”という言葉がある。これは宮中で、女官の世話や水汲み、掃除、などの下働きをする、女性の奴婢の中でももっと下位の者をさす言葉だ。ドラマ「張禧嬪」では、ムスリとして登場するトンイが、ドラマ「トンイ」では、掌楽院(チャンアゴン)の奴婢⇒監察宮女として活躍している。ここでムスリに変装させるとは、さすが、歴史ドラマの大家、イ・ビョンフン監督らしい配慮だ。
■第29話「見えてきた真実」⇒ネタバレあらすじと場面写真
粛宗(スクチョン)やチャ・チョンスと再会を果たしたトンイはそれまでの疲れから倒れてしまう。ソ・ヨンギは内禁衛(ネグミ)の大将に任ぜられ、親蚕礼(チンジャムネ)での事件や仁顯(イニョン)前王妃が陥れられた事件の再捜査に乗り出す。朝廷は南人(ナミン)に牛耳られていたがソ・ヨンギは偽の証拠を使ってチャン・ヒジェの指示を受けていたカン署長を捕らえ、チャン・ヒジェもチャ・チョンスに捕らえられる。粛宗(スクチョン)の煎じ薬の薬材が別邸に届けられていることを知ったチャン禧嬪(ヒビン)は、そこにトンイがいることを知る。
今回も名推理でお手柄のトンイだが、さすがに逃亡生活の疲れが出たのか、突然倒れて危篤状態に陥ってしまう。これを知った粛宗が、どういう行動に出るのかお見逃しなく。
■第30話「王の決意」⇒ネタバレあらすじと場面写真
粛宗(スクチョン)の心を取り戻すのをあきらめたチャン禧嬪(ヒビン)は捕らわれたチャン・ヒジェを助けるため親蚕礼(チンジャムネ)での事件で捕らわれていた者たちを釈放させ、オ・テソクたちにトンイの証拠の信憑性を確かめるためトンイを義禁府(ウィグムブ)で調べることを粛宗(スクチョン)に要求させる。粛宗(スクチョン)はトンイを引き渡そうとはしないがトンイは行くことを決め、仁顯(イニョン)前王妃を訪ねる。そして粛宗(スクチョン)のトンイに対する気持ちを知らされ、粛宗(スクチョン)のそばにいてほしいと頼まれる。粛宗(スクチョン)はトンイを守るために承恩(スンウン)尚宮(サングン)として宮廷に迎える。
今回トンイは廃妃(仁顕前王妃)を訪ねる。廃妃は、自らの命をかけて自分の無実を証明しようとしてくれたトンイに深く感謝し、同時に粛宗がどれほど深くトンイを想っているかを話して聞かせる。ひょっとすると、粛宗と一番深く心が通じているのは、この廃妃かもしれない。南人派からトンイを守るため、粛宗はある命を下すのだが、その命とはまさしく廃妃がここで語ったことだった。前王妃がいったい何と言ったのか?
心優しい王妃を演じたのはパク・ハソン。イ・ジュンギ主演「TWO WEEKS」やユチョン(JYJ)主演「スリーデイズ~愛と正義~」のヒロイン役で活躍中。
◇BS12「トンイ」番組サイト
2023年9月27日スタート 水・木16:00~18:00(2話連続放送)
◇YouTube予告動画
【作品詳細】【「トンイ」を2倍楽しむ】