「コタツがない家」“夫”吉岡秀隆も羨む“父”小林薫の過去が明らかに!第5話“鬼怒川の晴れ女”ネタバレと第6話予告
日本テレビ系新水曜ドラマ「コタツがない家」第5話“鬼怒川の晴れ女”が11月15日(水)に放送され、万里江(小池栄子)の父・達男(小林薫)が革ジャン、サングラス姿で惚れた女と逃避行!?次回第6話では、悠作の弟・謙作役で東京03の豊本明長が登場する。番組公式サイトと日テレドマラ公式YouTubeで予告動画が公開されている。Tverで最新話、huluで最新話まで全話が配信されている。
「コタツがない家」は、若い頃から恋に仕事に全力投球、欲しいものはすべて手に入れた…はずだった、44歳のカリスマウェディングプランナーとして働くヒロイン・深掘万理江44歳が、夫・息子・父という3人のダメ男を養う、笑って泣ける“ネオ・ホームコメディだ。
11月15日に放送された第5話で、志織(ホラン千秋)に脈があるか確かめるため、師島(河野真也)のためにキノコパーティーを企画した万里江と達男。ところが、達男は元より恋愛の達人でもなんでもなくて、どちらにしても「脈なし」と告げるつもりだったことが発覚。それでも、万里江の誠意が通じて師島は仕事を続けることに。
一方、達男が深堀家に来るまでの間の半年間、鬼怒川で一緒に暮らしていた女性がいたことが発覚する。これで、友人が亡くなってからの空白の半年間の謎が解けた。ふと入ったスナックのママとそのまま同棲生活を送っていた達男を、突然尊敬し始める悠作。高学歴、高収入にはひれ伏さず、「男のロマンの実現」を羨望するあたりが、悠作らしくて面白い。まったく面白味を感じてなかった達男の人生に興味が湧いた悠作は、やる気を失っていた「舅との同居漫画」企画も再挑戦しようと思い始める。
そんな悠作からのおだてもあってか、達男は“老いらくの恋”に全振り。万里江は必死に止めるのも聞かず、ハーレーに乗って迎えに来たスナックのママの後ろに乗って、革ジャンにサングラス姿で去って行った。「あばよ」とまでは言わなかったが、なんだか懐かしいこの様式美、昭和の名作『男はつらいよ』シリーズを思い出した。(吉岡秀隆が出演しているせいもあるかも…)寅さんは失恋するといつも家に帰ってきた。達男もきっとすぐに深堀家に舞い戻ってくるのでは?
次回11月21日に放送される第6話では、順基が悠作の実家の和菓子屋の手伝いを始めたことがきっかけで、万里江と清美が順基の子育てをめぐってバトルに…。今話で、悠作が5年前に父を亡くしていたこと、その葬式を取り仕切っていたのが葬儀業者の師島だったこと、その時、仕事のできる師島を万里江がスカウトしたことが明かされたが、その中で、長男の悠作ではなく、次男の謙作が実家の和菓子屋を継いでいたことも語られていた。そのうち悠作の家族も登場してくるだろうとは思っていたが、なんとも早い登場だ。悠作の弟・謙作役はお笑い芸人・東京03の豊本明長が務める。
■第5話 ネタバレあらすじ
志織(ホラン千秋)のことを好きになってしまい、仕事が手に付かないため会社を辞めると言い出した師島(河野真也)は、酔いつぶれて万里江(小池栄子)の家で仮眠をとっていた。そこへ現れた達男(小林薫)が、社内恋愛についての教えを説き始めた。なんでも昔、部下の社内結婚を三組も成立させたらしい。脈があるかどうかは2人を見れば自分には分かると万里江(小池栄子)の豪語する達男に師島は自分と志織の仲もみて欲しいと頭を下げた。達男の言葉を信じた万里江は、週末に全社員を家に呼んで、達男が採ってきたキノコの料理でもてなすことにする。
一方、詩織の同棲相手である康彦(中川大輔)は、突然荷造りをはじめ、友人の家にしばらく泊まると言い出す。一度離れて将来について考えるという康彦に、「待ってるね」と詩織は寂し気に声をかけた。
そしてキノコ料理が振る舞われる日。万里江と達男が料理をしていると、順基(作間龍斗)の同級生のれいら(平澤宏々路)がやってきた。悠作(吉岡秀隆)から自分の漫画の感想を聞き出すためだ。その後万里江の会社の部下たちも集まり、キノコ料理パーティーが始まった。悠作と万里江の結婚式の話しで大盛り上がっていたが、志織が同棲相手が出て行ってしまったことを吐露したため、ちよっとシンミリした雰囲気に。万里江は、康彦にも考える時間も必要、良い事とフォローするが、達男は「帰らない覚悟をして出ていくこともある」と何やら重みのある言葉を口にする。
お客たちが帰ったあと、達男は師島には脈はないと断言、そして順基にも「(れいらには)脈なし」と告げる。「そんなことはわかってる」とすでに振られている順基は忌々しそうに答えた。その夜、万里江は達男から、初めから師島と順基に「脈なし」というつもりだったと明かされる。師島に会社を辞めさせないため、そして順基に勉強に打ち込ませるため、すべては娘の万里江のためだったと。
悠作が達男が単身で住める賃貸物件を不動産屋で集めてきた。順基が達男と別々の部屋で寝たがっていることや、猫がストレスから異常行動を起こしていること、悠作の口のヘルペスがなかなか治らないなどを理由に達男を追い出そうというのだ。
万里江は師島に、実は達男が出まかせを言っていたと詫びる。そして自分は脈があると思ったと話し、仕事に集中してほしいこと、どうしても難しかったらまた相談に乗ると告げた。師島は万里江の気持ちを汲んで、仕事を続ける決心を固めた。
そんな中、万里江の元に、ある鬼怒川でスナックをしているという女性から電話がかかってくる。女性によるとは鬼怒川にあるスナックのママで、なんと深堀家に来るまでの半年間、達男と一緒に暮らしていたのだという。
衝撃の事実に達男を問い詰める万里江。すると達男は友人の墓がある鬼怒川へ行き、墓参りの後に本気で死ぬつもりだったと話し始める。墓参りの後、酒を飲みたくなって入ったスナックで酔いつぶれ、そのまま泊まっていけばと言われた達男は、翌日も出ていけと言われなかったため、そのまま住み続けたのだと。「俺は真剣だった」という達男に「そんなの聞きたくない」と父の恋愛を認めたくない娘の万里江。
父の行動にショックをうけた万里江の一方で、「ボクはカッコイイと思います」と、悠作はこれまでては手のひらを返すように「男のロマン」を実現した達男を尊敬し始める。達男を見直した悠作は、土門(北村一輝)との打合せで、「舅との同居話」を描きたくなったと宣言。さらなる情報を集めるため、達男が残している荷物を受け取るために鬼怒川へ行くことにする。
スナックのママは、達男と恋愛関係にあったことを認め、酔った客をホテルへ送り届けただけなのに浮気を疑い、突然いなくなってしまったのだと話した。帰宅後、悠作は達男にママが浮気をしていなかったと伝えた。すると翌日、悠作は鬼怒川へ連絡を入れ…。
その夜、万里江が帰宅すると達男が身支度をしていた。悠作は家の外にバイクに乗ったママが迎えに来ていると慌てて入ってくる。万里江が必死に止めるのも聞かず、達男は「世話になったな」と万里江をふりきり、ママのハーレーに相乗りして去って行った。
2人を見送った悠作と順基は、「スナック 晴れ女」は「ハーレー女」という意味だったのかと笑いあった。
■第6話 あらすじ
達男が家を飛び出して数日がたった。順基は悠作の実家の和菓子屋「深堀」の手伝いを内緒で始めていた。悠作の弟の謙作(豊本明長)は、甥っ子をゆくゆくは後継者にと考えているらしく、そのことを知った悠作は猛反対。しかし万里江は順基が本当にやりたければと反対しない。そんなある夜、清美(高橋惠子)が、深堀家に泊まりに来た。最近は順基に会えなくてさみしいといい、翌日は順黄が好物だったケチャップライスを作って帰りを持つ。ところが、順基が「深堀」を手伝っていると知って態度が一変「なんでカワイイ孫をあちらさんの稼業をつがせなきゃならないわけ」と大激怒。怒りの矛先は万里江にも及び、子育てをめぐって言い争いに発展してしまう。さらに、順基が今まで抱えていた清美へのまさかの本音を口にしてしまい…。一方、鬼怒川でせいかつを始めていた達男について、驚くべき近況が熊沢(西堀亮)から伝えられる。
日テレ 新水曜ドラマ10「コタツがない家」は2023年10月18日22時スタート。主題歌:石川さゆり「ダメ男数え唄」(テイチクエンタテインメント)/出演: 小池栄子 吉岡秀隆 作間龍斗(HiHi Jets) 小林薫 北村一輝 ホラン千秋 高橋惠子 富田望生 河野真也(オクラホマ) 石川萌香 平澤宏々路 中川大輔 野々村友紀子 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@kotatsu_ntv」、番組公式Instagramアカウントは「@kotatsu_ntv」。番組公式ハッシュタグは#コタツがない家。PR動画は番組公式サイトで公開されている。
◇「コタツがない家」番組公式サイト
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