韓国tvNにて最終回を放送したばかりの「きらめくウォーターメロン」、16日Leminoにて独占配信開始した第5話ではチェ・ヒョヌクが歌でバンドメンバーに認められ、渡米したソル・イナが帰って来る。Leminoで配信開始したこの回のネタバレあらすじと見どころ、イチャンが歌った楽曲などを紹介しよう。
●Leminoで独占配信の韓国ドラマ



「輝くウォーターメロン～僕らをつなぐ恋うた～」は、過去へタイムスリップしたCODA※の少年が、若かりし頃の父と出会いバンドを結成し、青春の日々と恋をレトロな世界観で描く珠玉のファンタジー青春ロマンス。
※CODA：Children of Deaf Adults＝ “耳の聴こえない両親に育てられた⼦ども”の意。⾳楽⽤語としては、楽曲や楽章の締めを表す＝新たな章の始まりの意も持つことも第1話で説明された。⇒【各話のあらすじ】

■キャスト
ハ・ウンギョル(高校２年生)役：リョウン
ハ・イチャン(高校２年生/1995年)役：チェ・ヒョヌク
チェ・セギョン(高校２年生/1995年)役：ソル・イナ
ユン・チョンア(高校２年生/1995年)役：シン・ウンス
　ほか

前回叩き出した最高視聴率（全国4.7％、首都圏4.8％）には届かないもののこの回も全国3.7％、首都圏4.4％と好調をキープした（ニールセンコリア調べ）第5話。リョウンのギターバトルやチェ・ヒョヌクの弾き語りなど見どころ満載だった。また二度と韓国に戻らないと言っていたセギョンが帰国したことで運命の歯車が狂い出す…。
※イチャンが歌った楽曲については以下、「見どころと感想」で紹介している。

■第5話「過去に来た理由」あらすじ
幼少期、家族でキャンプに行った先でおぼれたウンギョル（チョン・ヒョンジュン）を父イチャン（チェ・ヒョヌク）が救ってくれた。

ウンギョル（リョウン）は、傷跡を残した事故のせいで聴覚を失ったと聞いた傷跡が、高校生のイチャン（チェ・ヒョヌク）にはまだないことを知り、事故さえ防げば父の運命が帰られる。これが1995年にタイムリープした理由だったかもしれないと考えたウンギョルは「よそ見せずに僕だけ見ろ！1年だけぼくの傍から離れるな！僕が守ってやる」とイチャンに伝える。勘違いしたイチャンはそんなウンギョルから逃げ回る。

ウンギョルはイチャンが切望しているバンド結成のために、「初恋記憶操作団」を共にする条件でカン・ヒョンユル（ユン・ジェチャン）にジャムバトルを申し込む。ヒョンユルのベースギターも絶品でウンギョルとのセッションに集まった生徒たちは大盛り上がり。エレキギターならではの超高音と華麗なギターテクニックのウンギョルに感激したヒョンユルは負けを認めて、約束通りほかの2人と共に加入し「初恋記憶操作団」が結成される。

ところが今度はイチャンをリーダーと認めさせるためにボーカルテストが待っていた。ウンギョルは音楽も勉強も教える代わりに、祖母（コ・ドゥシム）の願いである大学に行くことを約束させて勉強も教える。「なぜ、こんなによくしてくれるの？」と聞くイチャンに、「前世で何度も命を救ってくれたから」と打ち明ける。

そんな中、セギョンが留学したという噂を聞いたウンギョルとマジュ（アン・ドギュ）はイチャンが傷つかないようにこれを秘密にする。ギターがうまく弾けないイチャンにウンギョルは、「ギターに話しかけるとギターが応えてくれる」と教え、思わず「その過程が手話と似ている」と口を滑らせそうになる。

ウンギョルはイチャンのためにギターを買おうと中古楽器店「ペクヤミュージック」へ。社長（パク・サンホ）から自由にギターを選ぶように言われたウンギョルは渡米したはずのセギョンを見かけて店から飛び出す。

セギョンは髪を短くしてフリーマッケットで服などを売っていた。セギョンのために必死でバンドを作って練習しているイチャンに、挨拶もなく渡米したことを責めるウンギョンだが、「その通り」と反省しイチャンに謝りに行くという彼女に、「二度とイチャンに会うな」と忠告する。そして帰国の理由を聞くウンギョルに「父がアメリカで浮気をし母は酒浸りでますますセギョンへの執着が激しくなった」とし、「これ以上親の人形のようになるのは嫌だと韓国に死にに来た」というも、何やらいたずらっぽい笑顔を見せるセギョン。

一方でイチャンは学校でセギョンの留学を聞きショックを受ける。ところがカラオケでいくら練習してもうまくならなかった歌が、遠くのセギョンへの思いを込めて歌うと、ヒョンユルたちをうっとりさせるほど見事に歌い上げ、リーダー認定を貰う。

セギョンがいないことで元気なくバイト先のアイスクリーム店に出かけたイチャンは。店長から招待券を持って来た少女が来ていたと聞く。追いかけるイチャンは、お前のせいでセギョンから誤解されたと、チョンア（シン・ウンス）を責める。何も答えず逃げるように立ち去るチョンア。クラクションを鳴らす車にひかれそうになった彼女を助け、「車をよけろ！その耳は飾りか！聞こえないのか！」と怒りをぶつける。そのままバイト先に戻ったイチャンは、彼女の耳が聞こえないと聞き、雨の中彼女を追いかけようとする。その時、店の前にいたのは傘をもったセギョンだった。

その頃、二度と帰国しないはずのセギョンが戻ってきたことで不安になるウンギョル。さらに両親の出会いが、父が20歳の時に通った手話教室だと思い出し、父の事故を防ぐと自分と兄が生まれなくなることに気づく。そこで一刻も早く両親を引き合わせようと考えながらアイスクリーム店に向かう。すると電話ボックスの傍にしゃがみこんで雨に打たれている少女を見つけ、それが母チョンアと気づかないまま傘を貸してやる。

走ってバイト先に着いたウンギョルが見たのは、見つめあうイチョンとセギョン…「遅かった」と呟くウンギョルの後ろには、「遅かった…セギョンが帰ってきた」と心で呟くチョンアがいた。



■見どころ・感想
リョウンのギターテクニックに見惚れたが、父の事故を防ぐためにイチャンにまとわりつく姿に爆笑させられた。「僕だけに集中しろ」「僕の傍を離れるな」「今日が1日目だ」と手を握るウンギョルに怯えるイチャン。そんな2人の辛みは爆笑必至だ。

今回は古本屋ですれ違ったり、傘を貸したやったりした高校生チョンア（シン・ウンス）が、母だとまだ気づいていないウンギョル。果たしてそれに気づくのはいつか？

第4話では「黄色いシャツの男」を披露したイチャン役のチェ・ヒョヌク。今回しっとりと歌い上げたのは、韓国のロックバンド、復活（ブファル）のメジャーデビューアルバム、1986年『Rock Will Never Die』の収録曲「雨とあなたの物語」だ。「愛している、愛している」と繰り返すフレーズが印象的な楽曲。。
また、カラオケでキーを変えて練習していた楽曲は、1993年ＭＢＣのドラマ「歩いて空まで」（主演チェ・ミンス、キム・ヘソン）の主題歌でチャン・ヒョンチョルが歌った大ヒット曲だ。

「輝くウォーターメロン」はLeminoにて毎週月木曜日に配信する。

朝食を食べるシーン。イチャンとウンギョルがシンクロする。その様子をみてハルモニが思わず兄弟か親子のようとつぶやく。

■スタッフ
脚本：チン・スワ
演出：
原題：반짝이는 워터멜론（パンチャギヌン ウォートーメルロン
韓国放送：2023年9月25日～11月14日（予定）tvN月火ドラマ（20時50分）
配信：Leminoで2023年11月2日（木）より、毎週月、木曜日に最新話配信予定

◇YouTube「輝くウォーターメロン～僕らをつなぐ恋うた～」ティーザー予告編

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