「禁婚令 ー朝鮮婚姻禁止令ー」第9-10話キム・ヨンデ、パク・ジュヒョンの正体を知り衝撃!<ペントハウス>チョ・スミンが新キャラで登場

2023年11月19日08時00分ドラマ
ⓒ2022~2023MBC

ソラン(パク・ジュヒョン)と王イ・ホン(キム・ヨンデ)が現実の壁にぶつかり危機を迎える!シノン(キム・ウソク)の腕は…KNTVにて毎週土曜(20:00~22:30)テレビ初放送中のフュージョン時代劇「禁婚令 ー朝鮮婚姻禁止令ー」(全12話)第9話、第10話のあらすじと見どころを紹介、KNTV番組サイトで予告動画が公開中だ。(再放送は金曜11:30~14:00)

「禁婚令、朝鮮婚姻禁止令」は、7年前に世子嬪を失った悲しみから禁婚令を下した王の前に、亡くなった世子嬪に憑依できると言い張る詐欺師が現れて繰り広げられるフュージョン史劇。



■キャストキャスト・登場人物(画像付き)【22人まとめ紹介】
詐欺師イェ・ソラン/イェ・ヒョンソン役:パク・ジュヒョン
王イ・ホン役:キム・ヨンデ
義禁府都事イ・シノン役:キム・ウソク
世子嬪(嬪宮、アン・ジャヨン)役:キム・ミンジュ
兵曹判書チョ・ソンギュン役:ヤン・ドングン
ソ氏(ソ・ウンジョン)役:パク・ソニョン
愛達党クェンイ役:チェ・ドクムン
愛達党ヘヨン役:チョン・ボミン
内官セジャン役:イ・ヒョンゴル
尚宮ウォン・ニョ役:ファン・ジョンミン
 ほか

禁婚令ソラン■第9話
シノン(キム・ウソク)は部下チュンソク(ユン・ジョンフン)が自分をかばって死んだことの責任と、毒矢で右腕が使えなくなったことで辞表を出して姿を消してしまった。王はシノンの無事を部下に確かめさせるが、居所がつかめない。

一方で互いの想いを確かめ恋人同士になったソラン(パク・ジュヒョン)と王イ・ホン(キム・ヨンデ)。ところが朝廷ではお妃選びの揀択(カンテク)を進めることを決定。身分の賤しいソランを王妃に迎えるには問題山積。ソランを置いて揀択を進めることに悩む王。そこで「早々に世継ぎを作ってしまえばいい」という都承旨のアドバイス通りに実行に移すことに。

いつも以上にスキンシップを求め迫って来る王を拒否してしまうソラン。実は大王大妃から揀択の邪魔をするなと警告を受けていたのだった。存在を消されたソラン自身、王妃や側室になる気はなかった。

ヘヨン(チョン・ボミン)に告白してフラれた作家チョン・ドソク(ホン・シヨン)は、クェンイ(チェ・ドクムン)にシノンの居場所を占いで教えてもらい、2人で失恋酒をする。胸の痛みは希望がある証拠と言われたシノンは両親の待つ屋敷に戻る。自分の荷物をまとめた蔵の中で見慣れない飾り箱を見つける。その中にあったのは7年前に結ばれるはずだったイェ・ヒョンソンの似顔絵…ソランだった。

イェ大監の後妻ソ氏を尋ねたシノンは、「今も次女をヒョンソンと呼ぶのですか?」と似顔絵を突きだす。そして「ポッサム団と組んで人さらいをした逆賊!」と言い放つ。するとソ氏は「本当の逆賊は王を騙したソランだ」と言い返し、ソランに神気がないと自分が口を開けばどうなるか…と脅す。何も言い返せず立ち去るしかないシノン。

一方で王は花束と愛のテント作戦でついにソランと結ばれる。幸せなひと時を過ごしたソランの元に「おじいさんが危篤」の知らせが届き愛達堂に戻る。臥せっていたクェンイはソランを見るなり「王妃様、なぜこちらに…早く王宮にお帰り下さい」とうわごとのように話しだす。そばには医者もたくさんの薬も用意されており、それがシノンの気遣いと気づくソラン。

ソランは、手紙でしばらくクェンイの看病のために愛達堂にとどまると王に知らせる。そんなある日、シノンが愛達堂を訪ねてきてソランと再会する。ソランは王の女になったことを正直に打ち明け、「自分は側室になれる身分でないから、王との関係は秘密」と話す。「なぜ、イェ・ヒョソンであることを隠していたのか?7年間もお前を捜した」と問うシノンに、「私は7年間、自分を忘れようとした。そうでもしないと悔しいから。あなたは新婦を失ったかもしれないけれど、私は家族、名前、存在まで全てを奪われた。ヒョンソンはすでに死んだ」と涙で答える。「神気もなく、亡き嬪宮の魂を降ろしたのも嘘なのか」とシノンが聞いた時、「なんと申した?すべては嘘だったと?」と王の声が…。

■見どころ
都承旨(トスンジ)と言えば国王の秘書長官のような存在。そんな都承旨が王専用の「愛を営む秘密のテント」を設営をするとは(笑)。また、王キム・ヨンデの手ハートもお見逃しなく。せっかくのお忍びデートもソランにかかると金儲けの場所。王も金儲けに開眼?ひと仕事の後の楽しいデートやNソウルタワーの「愛の南京錠」のようなは「愛の紐結び」も登場する。

ところで、夫と子供たちを捜すために出宮を希望したウォン尚宮(ファン・ジョンミン)。宮女との合コンを餌に山賊たちを動かすとはさすが!爆笑連続の展開が続く中、終盤一気にシリアスムードに突入!



■第10話
ソ氏はソランには神気がなく詐欺師だと大王大妃に明かす。怒った大王大妃は「ソランが王宮に戻れば罰する」と王に告げる。王は信じられないとお忍びで愛達堂へ。そしてシノンとソランの話を聞いたのだ。

禁婚令王イ・ホン王はソランに向かって「もう王宮に戻って来るな」と冷たく告げて立ち去る。だが護衛2人に今後は報告は不要だと言いながら、ソランを陰で守れと指示する。愛達堂と王宮で愛する2人は涙にくれる。

兵曹判書(ヤン・ドングン)と手を組んで王の傍にいる女人を次々と殺害していたソ氏は、ソランも揀択の前に始末しようと愛達堂に刺客を送る。その頃、クェンイは「ソランにすぐに逃げろ!」と予言するが遅かった。刺客に襲われ逃げるソランは崖に追い詰められる。偶然通りかかったシノンが護衛たちとソランを助けに行くが、ソランはシノンの目の前で崖から転落、シノンも迷わず川に飛び込み助けようとするが、利き腕が動かずソランと共に沈んでいく。

護衛たちからソランが崖から転落して遺体も見つからないと聞いた王はショックの涙を流す。だが2人は釣りに出かけたソン大監(テガム)に発見され、娘ファユン(チョ・スミン)の手当てで助かる。意識が戻ったシノンは右手が治っていることに驚き、医師から強いショックを受けると麻痺が治る可能性があると言われたことを思い出す。やっとソランも意識を取り戻り、シノンの手が治っていることを涙を流して喜ぶ。

王宮で塞ぎ込む王は、「ソランが悪意のない嘘で自分を立ち直らせようとした」と理解を示し、「ソランの行動の全ては真心がこもっており、だからこそソランを愛したのだ」と都承旨に話す。そこにシノンからソランの無事を知らせる手紙が届く。シノンは愛達堂にも無事の手紙を出していた。

禁婚令取り消しの上訴が次々と届く中、王は大王大妃を動かした人物を探るために以前のように酒に溺れて意欲のない王の振りを続ける。一方、都承旨は、王宮を出たソランが狙われ命を落としたと大王大妃に話し、その反応から大王大妃を動かしたのがソ氏だと確信、王に報告する。一方でシノンもまたソランの命を狙った黒幕を探るために動き、ソ氏にたどり着く。お忍びで王宮の外にでた王はシノンに会い、彼の腕が治ったことを喜び、再び戻って余を守れと頼むが…。

ソン大監の屋敷に匿われているソランは王を思って涙を流す。ファユンはソランを慰め元気づけてやる。戻ったシノンはソランに王に会ったと話す。そしてソランと友達復活を宣言し、ソランの笑顔を見るために王の元にソランを連れて行くと誓う。

その後、ソランとシノンはファユンから揀択候補となったと聞く。だが先日さらわれて顔に傷をつけられたために選ばれることはないと打ち明け、有力候補が吏曹判書の長女イェ・ヒョンソンだと話す。逃げないで自分の名前を取り戻す決心を固めたソランは、自分がヒョンソンと打ち明ける。

ついに揀択が始まる。ソランはファユンの下女として同行。口元の布を外したファユンの頬にはうっすらと傷が残っていた。ヒョンソンと名乗って揀択に参加するヒョニは、ソランが生きていたことに驚く。

※揀択や“釜の蓋”を踏んで入宮するしきたりについては【韓国歴史コラム】詳しく解説している。

初揀択が始まり大王大妃はファユンの頬の傷に気づく。ファユンはポッサムに遭った経緯と罰せられるのは人さらいで被害者に咎はないと毅然と説明する。

賄賂や課題の刺繍のすり替えでヒョニはトップの成績に。その夜、ファユンから刺繍がすり替えられたと聞いたソランは、自分も賄賂を見かけたと話す。それを聞いたシノンは義禁府に戻ることにする。

王はシノンに女官たちの部屋を調べさせる。賄賂の品がバレると尚宮たちは出宮したウォン尚宮から渡されたと偽証する。

王はソランを宮女として再び入宮させる。王を騙したことを謝罪しようと覚悟を決めたソランの前に現れた王は、何も話さずキスをする。

■見どころ
ついに大人向けの恋愛小説を書き上げたチョン・ドソク。モソル団のトックン(イ・ジョンヒョン)とワンベ(キム・ミンソク)が「幽霊でもいいから花嫁が欲しい」と嘆く若者たちに小説を見せる。「待てば次号が無料になる」と今どきのウェブトゥーン(ウェブ漫画)のシステムまで取り入れた販促は効果絶大!読者たちは禁婚令へのうっぷんが爆発し、ついには儒生たちまでが禁婚令取り消しを訴える示威行為をする。

腕が治ってシノンが最初にしたのが王への手紙とは、シノンの男気に胸が熱くなり、「お前は余をたやすく手放せるのやもしれぬが、余には難しい」という王の言葉に泣かされる。ところで王の服(龍袍)も素敵だが、黒装束のキム・テヨンが素敵だ。

美しい刺繍の付いた薄布で頬の傷を隠すファユンを演じたのは、「ペントハウス」でキム・ヨンデと共演したチョ・スミン。彼女がシノンの部屋の前に置いた木苺の意味は?

自分に好意を示してくれたチュンソクが死にふさぎ込むヘヨン(チョン・ボミン)は、チョン・ドソク(ホン・シヨン)からの紙芝居での告白に「愛が分からない」と断る。そんな彼女にクェンイが「一緒にいると嬉しい相手が愛なのか、いないと寂しい相手が愛なのか…離れて感じる恋しさが恋だ」と教える。

いよいよ次週は最終回。どうやらシノンにもロマンスの予感がするが…。

KNTV「禁婚令」
 2023年10月21日スタート 土20:00-22:30 2話連続 TV初放送
  再放送日:毎週(金)11:30~14:00 ※2話連続

  原題:금혼령, 조선 혼인 금지령

【作品詳細】【「禁婚令」を2倍楽しむ】

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