【最終回】多部未華子の提案で4人はしばらく松下洸平の家に住む「いちばんすきな花」第10話ネタバレと第11話予告

2023年12月15日10時04分ドラマ
©フジテレビ

ちょっと人と違う感性をもつ4人(多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠)が出会い、2人組ではなく4人として育んできた友情はどういう結末を迎えるのか?フジテレビ、2023年12月21日(木)22時から「いちばんすきな花」最終回・第11話を15分拡大で放送する。予告動画は番組公式X(Twitter)で公開されている。



多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜のクワトロ主演の会話劇「いちばんすきな花」の第10話が12月14日に放送された。第8話、第9話はゆくえ(多部未華子)の塾の先生であり、椿(松下洸平)の中学の同級生であり、夜々(今田美桜)の従姉妹、そして紅葉(神尾楓珠)の高校時代の数学教師である美鳥(田中麗奈)との関係が大きく扱われた。第10話は、その美鳥との関係があった上での4人が描かれた。

ドラマの前半で飲みに行った紅葉と夜々が紅葉のバイト仲間に揶揄われるが、紅葉のことを「顔がいいだけ」とか「付き合って面白いか」などを言われてしまう。紅葉はいつものことなので聞き流そうとするが、夜々は紅葉の良さをわからずに適当なことをいう二人に怒ってしまい、「あ、あれですか?ヤフコメとか書いてるのお前らだろ?バーカバーカバーカ!」と言ってしまう。これはネットでも評判になり「スカッとした」という意見が多くでていた。

紅葉のイラストは順調なのだが、ネットでは好意的な意見だけではなく、イラストのことを“ゴミ”と書いている人もいる。これについて、他人の価値観と自分の価値観は一致するとは限らないと言って、尊重はしてもそれがすべてと思わないという結論に4人が到達した。

そんな4人を描いてきた「いちばんすきな花」も、12月21日に放送される第11話をもって最終回を迎える。引っ越す前の椿の家でしばらく“住む”ことにした4人だが、そこに椿の弟の楓(一ノ瀬颯)を、ゆくえの妹のこのみ(齋藤飛鳥)が加わることで意外な展開が待っている。配信数では絶好調となっている「いちばんすきな花」はどんな結末を迎えるのか?



■第10話あらすじ
春木家にいつものように4人が集まった。ゆくえ(多部未華子)は椿(松下洸平)たちそれぞれに美鳥からの伝言を伝える。一通り伝え終わると夜々(今田美桜)と紅葉(神尾楓珠)はそれぞれリビングを出ていくが、その様子を確認したゆくえは椿に、実は美鳥は家から近い公園の桜がきれいなので椿にはそれまで住んでみてほしかったと言っていたことを伝える。夜々や紅葉がいる前で伝えると、二人は「春まで」といいそうだったからという。

ある日、夜々と紅葉は美鳥のことなどを話しながら居酒屋で飲んでいると、近くの席で飲んでいた紅葉のバイト先の同僚、園田拓真(世古口凌)と松井隼人(川本光貴)に声をかけられる。園田たちは夜々を紅葉の恋人と思って揶揄う。最初は「彼女さん、かわいいですね」というレベルだったが、しまいに「佐藤さんのどこがいいんですか?」と言い出した。これに怒った夜々は二人に向かって「バカ!何にも知らないクセに。ばーーか!」と言い出してしまう。

紅葉のイラストは好評だと担当編集者に言われ、次の仕事の依頼も来るが、ネットの声は優しいものばかりではない。紅葉はそれが気になり、椿の家にいるときにも「そんな声は気にしない」と言ったゆくえに反発してしまい、二人の間に気まずい空気が流れる。しかし、椿も夜々もそれぞれの言い方で自分の意見と他人の意見は全く別なことを説明し、人それぞれの正義があることを皆で認識する。

ゆくえの塾に来ている希子(白鳥玉季)は勇気を出して学校で教室に入ろうとするが、他の女子生徒たちが希子のことを悪くいっているのが聞こえてきて、足がすくんでしまう。穂積(黒川想矢)はそんな希子に声をかけるが、いじめの対象が自分ではなく穂積に移るのもいやだからと保健室にも来ないでと声をかけた。塾にやってきた希子は大勢の中で自分を殺しているのと、一人でいるのとどちらがいいんだろうとゆくえに話す。ゆくえは自分の幸せを第一に考えるようにという。

ゆくえは妹のこのみ(齋藤飛鳥)の誕生日の準備をする。紅葉もバイトがある。そんな日、夜々は椿の家に行って手料理を作る。実は幼い頃から母親(斉藤由貴)にたたき込まれたおかげで料理は得意なのだ。手料理のおいしさに椿が感動していると、夜々は椿に告白する。しかし、椿は「ごめん」と断る。

このみの誕生日の夜、紅葉を家に呼ぶ。紅葉もゆくえに対して思っていた「好き」という気持ちを伝えるが、「紅葉は紅葉なんだ」と言われてしまう。帰り道、夜々から電話がかかってきた。お互い「死にたくなったら電話する」と言っていたのだが、夜々は死にたいのではなく、失恋したからだという。紅葉は自分もそうだから慰められないという。互いにこんな時にこの気持ちを相手で埋めようとしないから友達としては両思いだと話す。

翌日、また、みなで家に集まる。椿から引っ越す前にこの家でなにかしたいことがないかと聞かれていた4人。いつも通りにおしゃべりをしている途中、ゆくえが「ちょっと住みたいです」と提案した。紅葉は「これまで何回も泊まっている」と話すが、泊まるのと住むのでは違うという。椿も戸惑うが、夜々は「行って帰ってくる場所」だといい、皆理解した。そして「ちょっと住む」ことになった。



■最終回・第11話あらすじ
春木椿(松下洸平)の家にしばらく住むことを決めた4人。翌朝、目を覚ました夜々が出勤のために出て行こうとしたタイミングで深夜バイトを終えた紅葉が「ただいま」と帰ってきた。そして「いってらっしゃーい」と夜々を見送った紅葉がリビングに行くと、ゆくえと椿はのんびりとコーヒーを飲んでいる。

その夜、ゆくえ、椿、紅葉がカレーを作る。そこにやって来た夜々のTシャツを見た紅葉は驚く。それは紅葉の作品なのだが、紅葉はTシャツに許可はしていない。夜々は紅葉と知り合う前に気に入ってネットで買ったのだ。犯罪に加担したと気落ちしてしまうが、紅葉は気に入って買ってくれたならむしろうれしいという。

出来上がったカレーを食べ出す4人だが、量を多く作りすぎたので、誰かを呼ぼうということになる。椿は弟の楓(一ノ瀬颯)を、ゆくえは妹のこのみ(齋藤飛鳥)を呼ぶことにするのだが、この2人を呼んだことで意外な展開になり…。

フジテレビ 2023年10月12日スタート。毎週木曜日22時放送「いちばんすきな花」。出演:多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜、田中麗奈、仲野太賀、齋藤飛鳥、臼田あさ美、白鳥玉季、黒川想矢、田辺桃子、泉澤祐希ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@sukihana_fujitv」。

フジテレビ「いちばんすきな花」番組公式サイト

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