Netflix韓ドラ「京城クリーチャー」第4−5話:病院に潜入したパク・ソジュンとハン・ソヒの前に遂に怪物が出現

2023年12月24日19時20分ドラマ
Netflixシリーズ「京城クリーチャー」パート1独占配信中
パート2は2024年1月5日独占配信開始

1945年を舞台に京城 (ソウル) で起きる不可解な事件を紐解く超大作スリラー「京城クリーチャー」。第4−5話では、甕城 (おうじょう) 病院で再び合流したパク・ソジュンとハン・ソヒが、謎の怪物の正体に近づいていく様子が描かれた。あらすじと見どころを確認してみよう。
【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】



「京城クリーチャー」は1945年の春、京城 (ソウルの旧称) にある謎めいた甕城 (おうじょう) 病院を舞台に、人間の貪欲さによって生まれた怪物(クリーチャー)と対峙し、生き残るための戦いに身を投じる実業家とトドゥクンの姿を描く。【「京城クリーチャー」を2倍楽しむ】では各話のネタバレあらすじと見どころ、キャスト、制作発表会レポートなどまとめて紹介。

■キャスト
チャン・テサン役:パク・ソジュン
ユン・チェオク役:ハン・ソヒ
前田ユキコ役:スヒョン
ナウォル夫人役:キム・ヘスク
ユン・ジュンウォン役:チョ・ハンチョル
クォン・ジュンテク役:ウィ・ハジュン
詳しいキャストやそれぞれの役柄についての詳細はこちらも参照→
Netflix韓ドラ「京城クリーチャー」押さえておくべきキャスト・登場人物を写真付きでまとめて紹介

■第4話「刻印」あらすじ
京城クリーチャーNetflixシリーズ「京城クリーチャー」独占配信中日本軍兵士に銃を向けられ窮地に追い詰められたチェオク(ハン・ソヒ)を救ったテサン(パク・ソジュン)。石川(キム・ドヒョン)は尾行をくぐり抜けたテサンが甕城病院に侵入したのではないかと疑い始める。

逮捕された独立軍同志を救出したいジュンテク(ウィ・ハジュン)と幸本(ウ・ジヒョン)と共に病院に潜入したテサンだが、チェオクが実験室から救出した子供たちを見て、明子(ジウ)の救出作戦が変更になったことを聞かされ途方に暮れ、人体実験の存在を知ると明子救出を急ごうとするが、子どもたちの救済を断ることはできなかった。軍内部でも医師の死亡や子供の失踪で騒ぎが起きる中、探していた幸本を前にして母の行方を尋ねるチェオク。残酷な真実を打ち明けられず嘘をついた幸本。子供を匿っていると疑って詰めかけてきた兵士に危機に陥るも、子どもたちは人力車に隠れ病院を抜け出し金玉堂に保護されていた。

夜中に病院を訪れた由紀子(スヒョン)は一路博士(ヒョン・ボンシク)にテサンが病院に潜入していることを警告。彼女が夫の子供を身ごもった明子を病院に幽閉するのには別の思惑があった。テサンはジュンウォン(チョ・ハンチョル)ら親子を作戦から外して逃がそうとするが、チェオクは意地でも引こうとはしなかった。地下の実験室に潜入を試みる一同。しかし、ジュンウォンらが拘束した日本軍兵士に刀でとどめを刺しているところを見られてしまい、侵入者の存在を知らしめてしまう。追手が迫っていることを知らない一同。一方で怪物は一路博士の見ていない隙を突いて逃走し、兵士を襲い始めていた。

反発し合いながらも徐々に距離を縮めていくテサンとチェオク。追撃してきた兵士を周囲に気づかれずに返り討ちにすることに成功した一同だがテサンの腹部の傷が開いてしまう。行動をともにし始めた二人は今まさに兵士の生き血を吸う謎の怪物と対面し言葉を失う…。



■第5話「死闘」あらすじ
京城クリーチャーNetflixシリーズ「京城クリーチャー」独占配信中京城を支配する日本の要人と、親日派の同胞をまとめて始末する作戦を立てていたジュンテクら。しかし、直前になってダイナマイトを隠していた同志が捕らえられてしまった。甕城病院に捕らえられた同志からダイナマイトのありかを聞き出すのがジュンテクの狙いだったが、日本軍に見つかってしまう。

銃で応戦しながらも怪物から逃げ惑うテサンとチェオク。どうにか逃げ延びたものの、圧倒的多数の日本軍に包囲され、窮地に立たされたジュンウォンも火災を起こして怪物から逃げ延びた。ジュンテクの解放を条件に親日派で商社社長である父親(チェ・グァンイル)に取引を持ちかける一路博士。その頃、ジュンテクは注射を打たれ、実験体にされそうになっていた。テサン、チェオクが捕らえられ、更にテサンらふたりは引き離されてしまう。

拷問を受けていたチェオクは加藤中佐(チェ・ヨンジュン)に助けられ、侵入した目的を打ち明けると化け物を生み出したことを責める。加藤中佐は彼女が怪物と化したソンシム(カン・マルグム)の娘であることを知ると、怪物がどういう反応を示したのか興味を示し始めた。一方のテサンも兵士と取引して牢獄の脱出に成功し、チェオク救出に向かう。独房に囚われたチェオクは壁の血文字を見て、母ソンシムが間違いなくここに囚われていたことを確信し嗚咽する。

チェオクを救出したテサンは一時撤退を勧めるが、母を救出するために残ろうとするチェオクを止めることはできず、抱きしめて安全を祈ることしかできなかった。ジュンテクは祖国独立の志と命のために、テサンら侵入者の名前を書かされ、テサンは牢獄にいた怪物と対峙、武器を手に入れたチェオクは加藤中佐の前に現れると母の居場所を問いただした…。

■見どころ
怪物の暴走により、大きな秘密を抱えたまま閉鎖された病院への侵入を果たしたテサン。第3話まではそれぞれの登場人物のバックグラウンドや、命をかけてまで病院の秘密を暴く動機が詳しく描かれたのに対して、第4話では遂に病院内で集結し、物語の核となる怪物との対面を果たした。

怪物の正体がチェオクの母親だという事実は第4話の時点で確定したものの、チェオクはまだその真実に気づいておらず、侵入者と日本軍、人間と怪物の攻防がスリリングに描かれた。一時、チョ・ハンチョル演じるジュンウォンが怪物に殺されかける場面が登場するが、10年間探し続け、変わり果てた姿になってしまった妻に殺されてしまうのではないかと手に汗握る展開だった。一方で、加藤中佐や一路博士といった怪物を生み出した研究サイドの人間の狂気も最大限に描かれた。

第5話の終盤ではいよいよチェオクが母と怪物の関連に近づいていく様子が描かれ、続く展開に期待を集めた。また、軍部だけではなく、由紀子も物語の闇に深く関わっている描写があり、彼女がなぜ、夫の愛人を何があっても死なせないように指示をしたのかは未だ謎に包まれている。果たして彼女の思惑とは…?怪物の正体を知ったとき、チェオクは何を思うのか…?パート1のラストスパートとなる第6−7話でどこまでが描かれるのかに注目したい。

Netflixシリーズ「京城クリーチャー」パート1は2023年12月22日、パート2は2024年1月5日より独占配信する。

■作品情報
原題:경성크리처「Gyeongseong Creature (英題)」
監督:チョン・ドンユン
脚本:カン・ウンギョン
製作: Story & Pictures Media
共同製作: Studio Dragon、kakao ENTERTAINMENT
配信: Netflix

【作品詳細】【「京城クリーチャー」を2倍楽しむ】

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