NHK「御史とジョイ」第7話:銀の製錬に気づき鉱山に向かうテギョン(2PM)に仕掛けられた罠

01月14日20時00分ドラマ
(c) STUDIO DRAGON CORPORATION

テソの鉱山に向かうイオンに仕掛けられた罠…NHKBS、BSP4K(日曜21時~)で1月21日放送の第7話「烏頭(うず)」のあらすじと見どころを紹介、NHK番組サイトで予告動画が視聴できる。
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:韓国語)| 字幕放送有り]



「御史(オサ)とジョイ」は、ひょんなことから王の隠密捜査官“暗行御史(アメンオサ)”になった美食家のお坊ちゃまと、離婚を決意し幸せを探して突き進むバツイチ女性のドタバタ捜査記録を描くラブコメ時代劇。「御史とジョイ」を2倍楽しむ】では、時代背景や各話のあらすじと見どこと、キャスト、メイキング映像などまとめている。

■キャストキャスト・登場人物・画像付で紹介
ラ・イオン役:オク・テギョン/2PMテギョン
キム・ジョイ役:キム・ヘユン
ユクチル役:ミン・ジヌン
クパル役:パク・ガンソプ
パク・テソ役:イ・ジェギュン
世子役:イ・ジュニョク(特別出演)
ほか

※以下、ネタバレが気になる方は※豆知識や「見どころ・感想など」をご覧になり、あらすじは視聴後の確認にどうぞ。



■第7話「烏頭(うず)」
御史とジョイ7話(c) STUDIO DRAGON CORPORATIONテソの根城でイオン達は旅芸人たちと楽しく過ごす。ジョイ(キム・ヘユン)に手を引かれてイオン(オク・テギョン)も踊るがバランスを崩してジョイと唇がぶつかりそうになるところをユクチル(ミン・ジヌン)に邪魔される。

旅芸人が去った後、世子の護衛兵だった翊衛司も引き上げることにし、亡き世子の処方箋をイオンに渡す。世子の内医院の記録は消えていたが、女官を通じて入手したのだ。そこには烏頭を毎食処方したと記されていた。だが烏頭は、白蓮や犀角と一緒に服用してはいけないはず※。翊衛司もまた世子の死を疑っていた。そして世子を死なせた責任を感じた翊衛司たちは、復職せずに命のある限りイオンを守ろうとしていた。それが守れなかった世子へのせめてもの償いと心得ていただった。

※白蓮は鎮静や健胃薬として、犀角は解熱・鎮静・解毒薬に用いる。烏頭は(うず)はトリカブト類の根)で有毒だが、鎮痛・鎮痙に用い、体を温める作用がある。

一方、捕まっていた海運判官ホン・ソッキ(チャ・ヨプ)はビリョン(チェ・ウォンビン)が居眠りする隙に縄を解き、一人で小屋を抜け出そうとした。そこにパク・ドス(チェ・テファン)が現れ、口封じのためにソッキを刺殺する。ビリョンは小窓から逃げ出すがドスに捕まってしまう。パク・テソ(イ・ジェギュン)はチャ・マルチョン(チョン・スンウォン)と共に追われて山にこもり、鉱山の近くに火薬を設置するよう命じ、自分の計画を阻止した暗行御使を必ず殺すと決意する。

江華島では、烏頭の取り引きを5日後に延期したいと言われたドクボ(ぺ・ジョンオク)が、商団の行首カン・ハンギの元へ。銃を撃って脅し「取引は3日後」と決めて帰って行く。

その夜、ジョイは離縁した義母チャン・パッスン(ナム・ミジョン)を見かけ心配になり後を追う。その姿を見たイオンはジョイの後を追う。行き着いた先は一面の烏頭畑だった。実はジョイの元夫チュハン(チュ・ジンス)がギャンブルで借金を作りテソの鉱山で働かされていた。パッスンは息子が心配でついてきたのだ。パッスンの話からイオンは、テソが鉱山で銀の製錬をしていると推測する。見張りはいないが、踏むと爆発する物があるらしい。後は任せろとパッスンを帰らせるイオン。ジョイはお金を渡して気を付けて帰るようにと言うが、母親に会ったら必要になるからと返され、初めて義母に心配される。

その頃、ドスに捕まり拷問を受けるビリョンは、霊力でドスとテソの関係に気づく。そこでテソの命令でソッキを見張っていたと嘘をつき、テソの鉱山を知っているから案内すると告げる。

翌朝、一人で鉱山の様子を見に行くというイオンを危険だと止めるジョイだったが、イオンはみんなに役割分担して出かけてしまう。一方、ビリョンは霊感でイオンも鉱山に向かっていると気づく。出くわさないようにわざと別の険しい道を選ぶ。その頃、パッスンと遭遇した吏房(チョ・ヒボン)は御史がテソの根城にいると聞き、ソッキも死んだ今、どう動けばいいのかを思案する。

テソは、イオンを殺すために鉱山の周りに爆弾や、縄を張って毒矢を飛ばす罠を掛ける。イオンの足元にはその縄があった。



■見どころ・感想・鑑賞ポイントなど
冒頭で、がつがつ食べるジョイがのどを詰まらせ、イオンに背中をさすってくれと頼む。背中をさすりながら愛おしそうにジョイを見つめるイオン。我に戻って怒ってみせたり、唾が入ったからと、自分の分まで食事を勧めたり、飴まであげたりとイオンのハートは完全にジョイに傾いたようだ。そんなイオンの優しさにジョイのハートにも火がついたかも。終盤、イオンが単身で鉱山に向かうときの、心配様はまるで夫を案じる妻のよう。

テソの悪事には目的があるが、ドスの方は悪行や殺人を楽しんでいる節があり、サイコチックなドスの表情が怖い。ビリョンを捕まえるシーンでもその不気味な姿が見られる。

一方、ドクボン役のぺ・ジョンオク。この回では見事な銃裁きも見せてくれる。

今回もイオンと亡き世子(イ・ジュニョク)との深い絆が見て取れた。世子は自身の護衛兵である翊衛司に何があってもイオンを守るように言い遺していたのだった。

原題:어사와조이
制作:2021年 韓国
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:韓国語)| 字幕放送有り]

NHK「御史ジョイ」番組サイト
 2023年12月3日スタート 日曜21:00-22:00

トレーラー
公式サイト

kandoratop【作品詳細】「御史とジョイ」を2倍楽しむ】