「予期せぬ相続者」イ・ジェウク&イ・ジュニョン、タッグ組み韓国トップの座を狙う!第1-2話ネタバレあらすじ

03月02日11時00分 
(2024年03月02日11時35分 更新)
ドラマ
ディズニープラス「予期せぬ相続者」独占配信中

2月28日に公開されたディズニープラス「予期せぬ相続者(原題:ロイヤルローダー)」では“韓国トップの座”に上り詰めるためタッグを組み危険な長期計画を進行し始めるテオ(イ・ジェウク)とイナ(イ・ジュニョン)。そこへ突如ヘウォン(ホン・スジュ)が現れると、自分とどこか似ているとテオに近づき不可解な言葉を告げるのだが…。
今回は第1話と第2話のネタバレあらすじと見どころ、感想などを紹介する。



「予期せぬ相続者」は、韓国の財閥オーナーの隠し子、そして野心家の幼なじみが手を組み、社会の頂点に立つことを目的に繰り広げていく非情な権力争いと復讐劇だ。⇒【各話のあらすじ】

■キャスト
ハン・テオ役:イ・ジェウク
カン・イナ役:イ・ジュニョン
ナ・へウォン役:ホン・スジュ
ほか

■第1話あらすじ
母の故郷に引っ越してきたテオ(イ・ジェウク)はアルバイトを探すためコンビニへ行くと、カンオグループ長男であるイナ(イ・ジュニョン)が自由気ままに商品を万引きする異様な光景を目にする。住人たちがイナの行動に対して一切口出ししない姿を不思議に思いながらその場を去るテオ。そんなテオの元にイナがやってくると「ここでは俺が何をしても見ないふりをする決まりだ」と告げる。するとテオはイナを透明人間だと言い、盗むならもっと大物を盗めと助言をし去っていく。

突如、刑務所にいる父親から電話を受けると血相を変えて学校を飛び出すテオ。向かった先は尼として修業している母親の元だった。テオはお経を唱える母親に逃げろと必死に訴え何とか南原行きの夜行バスに乗せる。母親が乗ったバスが出発すると間もなく、父親の指示によってやってきた手下たちがテオの母親を探しにやってくる。

父親から脅迫の電話を受けたテオはレスリング教室に入会しようとするが、高い入会費を見ると諦めて帰ろうとする。そこへちょうどイナがやってくるとまたもやテオを挑発する行動を見せる。そんなイナに対しテオが「殺し方も習えるのか」と無表情で尋ねると、イナは自分に勝ったら教えてやると勝負を挑む。テオは父親を殺したい復讐心で豹変すると思いっきりイナに襲い掛かる。そんなテオの姿を見たイナは降参を告げると、心を許した様子でハンバーガーを食べに行こうと誘う。

テオが人殺しの息子だと学校で噂になるとテオの味方をするイナ。2人は屋上で会うとテオは突然パートナーになろうと提案し出す。イナが驚いた表情を見せると、テオは続けて代わりにどんな望みでも叶えると伝える。初めは冗談だと思っていたイナだが、テオの真剣な表情をみると、一緒に名門校である韓国大学に入学できるかとテオに尋ねる。

テオはチェ・ドンウク教授の元を尋ねると、カンオグループの未来戦略に関するレポートを売ってほしいと相談される。ドンウク教授はテオにカンオ経済研究所から頼まれていた論文内容とテオが書いた論文の「共生協力センター」の内容が合致すると伝える。するとテオはレポート代を将来払ってもらうのを条件に譲渡し研究室を後にする。

計画通り相続権放棄の念書にサインし終えたイナはテオと合流すると一緒に酒を飲み明かすことに。しかし肝心の酒を買い忘れたことに気付き、イナは近くのコンビニに酒を買いに行く。そこで偶然ヘウォン(ホン・スジュ)と出会うと、以前から気になっていたイナは一緒に飲もうとヘウォンを誘い3人で飲むことに。イナは積極的にヘウォンに告白するもあっさり振られてしまう。飲み会も終わり向かいに住むテオとヘウォンは一緒にバスで帰ろうとすると、ヘウォンは2人で2次会に行こうと言い出す。缶ビールを片手に2次会をしているとヘウォンは突如、テオに「頼んだら助けてくれる?」と意味深な一言を口にする。



■見どころ・感想など
韓国トップの座を狙うため同盟を組んだテオとイナの出会い、そしてそこへ加入するミステリアスさを兼ね備えたヘウォンの登場まで一気に展開された第1話。
初めは敵対心むき出しだったテオとイナだったが、互いに“韓国トップの座に立つ”という目標を持つ者同士意気投合をし、危険な長期プロジェクトを遂行し始める。巨大財閥グループオーナーの隠し子であり、富と権力を持ち合わせるイナ。そこへ“殺人者の息子”のレッテルを張られた天才テオのタッグは今後の展開に期待間違いなしの絶妙な組み合わせだ。

制作記者会見でイナ役を演じるイ・ジュニョンは「近年悪役の印象が強いが今回は明るく自由奔放な姿、等身大の姿が見られるのではないか」と公言した通り、第1話から天真爛漫で時折愛嬌も見せるなど多彩な表情を魅せる姿が目立った。しかし、裏の顔がある設定だとも説明しており、第1話では兄の姿をただ遠くから見つめる姿や、テオとヘウォンの関係を陰で怪しむ姿も見受けられた。

一方、テオはまるでロボットのように感情を表に出さないが、言葉を発さずに相手をじっと見つめる表情がかなり印象的だった。特にヘウォンを常に意識するテオの姿が何度か見受けられたが果たして今後発展する可能性がある恋の前兆なのか、はたまた何か隠された計画があるのか?全く予想できないストーリーに翻弄されながら、進展していく3人の逆転劇に注目だ。

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■第2話あらすじ
家出をしたヒジュ(チェ・ヒジン)から連絡を受け迎えに行くテオ。わがままを言うヒジュに帰るよう説得をしていると道端でヘウォンと出くわす。テオから連絡を受けイナもやってくるとテオとヘウォンを家まで送ることに。そして、テオの事が気になっているヒジュはテオとヘウォンが真向いの家に住んでいることを知り衝撃を受ける。

翌日、家庭教師が解雇になったと知り急いでテオの元を訪れるヒジュ。ヒジュが唐突に告白をするもテオは労働者と雇用主の関係なだけだと冷たく突き放す。テオの冷徹な言葉にも負けずクールに振る舞うヒジュだったが、車に乗ると子供のように泣きじゃくる。そんなテオとヒジュの会話を偶然聞いていたヘウォンは図書館でテオを見かけると、「ヒジュを手段の一つとして考えたら」と指摘する。そんなヘウォンに対しテオは「忠告は要らない」と言い去ると、2人の会話を偶然近くにいたイナが目撃してしまう。

ある日、チンピラたちがヘウォンの元に母親が盗んだお金を取り立てにやってくる。ヘウォンが母親はいないとあしらうと、怒ったチンピラたちはヘウォンに手を出し始める。騒ぎになり他の学生達が集まる中、テオが止めに入り何とか事態は収拾する。イナはヘウォンが被害に遭ったことを聞くと電話に出ないヘウォンが心配になり校舎中を探し回る。そしてテオもまた再び学校へ引き返しヘウォンの元へと急ぐ。

ヘウォンを先に見つけたイナは安堵した様子でヘウォンを抱きしめると優しくキスをする。その時遅れてやって来たテオは2人がキスする姿を目撃してしまう。その後、しばらくの間イナの家で過ごすことを決めたヘウォンが荷物をかかえ歩いているとテオと出会う。ヘウォンが簡単な別れの挨拶を告げ去ろうとすると腕をつかみ「行くな」と引き留めるテオ。しかし、ヘウォンは「ここでテオを選んでも今の状況が変わることはない」と言い腕を振り払う。

テオが自宅へ戻るとイナの元へ向かったはずのヘウォンが再びやってきて、玄関でテオの名前を繰り返し呼ぶ。しかし、同じタイミングでイナからも連絡が来るとテオは覚悟を決めたような表情でイナの電話に出る。

それから5年後、共生協力センター創立5周年の式典当日になるとイナは一社員として会長の到着を出迎える。そしてテオはリーダー育成チーム代表として会長とついに対面する。



■見どころ・感想など
ヘウォンの正体を怪しむイナだったが、ヘウォンの身に危険が迫った一件をきっかけに2人の関係は急展開を見せた。一方、テオは終始ヘウォンを気にする様子ではあったが、イナに先を越されタイミングを逃してしまう。勇気を出しイナの元へ行くヘウォンを引き留めようと試みるも、ヘウォンに「ここでテオを選んだらきっと後悔する」と言われてしまう。その言葉で考えこんでしまったテオは再び戻ってきたヘウォンを今度は選択せず、最終的に目標達成のためパートナーであるイナを選択する。

ヘウォンの本心はずっとテオ一筋だった様子だが、自身が置かれている状況から脱却するにはイナの経済力が必要だと考えた結果、イナの元へ行く決断をするヘウォン。しかしテオに引き留められ心が揺らいだのか、踏みとどまり再びテオの元へ行く。しかし今度はテオがヘウォンではなくイナを選択するという何とも絶妙なすれ違いが起こってしまう。
3人の置かれている立場もかなり複雑が故に、互いの選択が複雑に交差したストーリー展開を魅せるのがこのドラマのポイントでもあろう。

そこからかなりの年月を経て、イナとテオは計画通り会長の近くまで地位が上り詰めている姿が最後映し出された。約5年間の間に2人に何があったのか、そしてヘウォンはどうなったのかなどさまざまな疑問が残るエンディングではあったが、次回以降少しずつ紐解かれていくのではないだろうか。

カンオグループの一員となった2人はどんな計画でトップの座を奪うのか?ここから本当の逆転劇が始まるだろう。

「予期せぬ相続者」はDisney+ にて2024年2月28日より独占配信開始(全12話/毎週水曜日2話ずつ配信)

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