「涙の女王」第7話、記憶を失くしたキム・ジウォンの“愛してる”にキム・スヒョン号泣…イ・ミスクとパク・ソンフンは母子だった(ネタバレ)
30日韓国で放送、Netflixでも独占配信したtvN土日ドラマ「涙の女王」第7話では、離婚合意書を巡ってペク・ヒョヌ(キム・スヒョン)とホン・ヘイン(キム・ジウォン)の間で熾烈な夫婦喧嘩が繰り広げられた。この回のあらすじと見どころ、視聴率などを紹介する。(ネタバレ)
これに伴い、第7話の視聴率は、前回の記録(首都圏15.3%、全国14.1%)には届かなかったが、首都圏世帯で平均14%、最高15.7%、全国世帯でも平均12.8%、最高14.5%を記録し、首都圏でも全国でも、地上波テレビを含む全チャンネルで同時間帯1位となった(ニールセンコリアより)。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
「涙の女王」は、財閥クイーンズグループの3代目で、“デパート業界の女王”ホン・ヘインと、“スーパーマーケットの王子”ペク・ヒョヌとの結婚3周年の夫婦の悲しみの危機と奇跡のように再び始まる愛の物語。【「涙の女王」を2倍楽しむ】ではドラマやキャストの紹介、ネタバレあらすじと見どころ、視聴率や、関連動画、制作発表会動画・レポートなどまとめている。
■キャスト⇒【相関図】
ペク・ヒョヌ(35歳)役:キム・スヒョン
ホン・ヘイン35歳)役:キム・ジウォン
ユン・ウンソン役:パク・ソンフン
子役:イ・ジュウォン
ホン・スチョル役:クァク・ドンヨン
子役:キム・ジュニ
チョン・ダヘ役:イ・ジュビン
※キャストと登場人物紹介
⇒メインキャスト(5人)編
⇒脇役(21人)・特別出演(5人)編
■第7話あらすじ
離婚合意書を書いたと認めたヒョヌ。これを書いたのが余命3か月の告白をした日と知ったヘインは、「3か月たてば私が死ぬから思いとどまったのね…全て嘘だったのね」と冷たく言い放った。ヒョヌは「なぜ離婚を考えたのか、理由を聞くべき」と話すが、ヘインは「聞きたくない」と外に飛び出した。気が付いたヘインは道路の真ん中にいた。トラックがヘインに向かって走ってきたが、ヒョヌがまた彼女を救った。「入ってくれ。君の言う通りにするよ」と言うヒョヌに、「次もこんなことが起きたら私を助けないで」と涙をにじませてヒョヌを突き放した。
その後、治療は進展しなかった。ヘインは生きる意欲を失くしていた。医師から愛・欲望・憎悪からも意欲がわくと聞いたヒョヌは、「治療をしない」と言うヘインを怒らせることで生かせよう考えた。「本当に何もせず、訴訟もしないで離婚できるのか。ありがたい」、さらに「黙っていれば財閥の婿でいられるのに、それを捨てようと思ったのは、君と暮らすのにうんざりしたからだ」と言ってヘインを驚かせた。「私をどこまで怒らせるの?」と尋ねるヘインに、「じゃあ、どうすればいいんだ。何かしてみろ」と叫んだ。
帰国したヘインは家族の前で「監査チームで徹底的に調べ上げ、不正があれば民事と刑事で訴えてやる」と氷のような表情で宣言。
空港でユン・ウンソン(パク・ソンフン)とのリゾート事業の契約が締結したと知ったヒョヌは、「今からでも工事を中止すべき」とスチョル(クァク・ドンヨン)に忠告するが、聞く耳を持たない。ホン・マンデ(キム・ガプス)会長には、ソンチーム長の横領件について言及。「チョ理事がソンの横領を見逃したうえ、監査法人とグルになっている。彼らの黒幕が盗聴器を仕掛けて私の部屋に受信機を置いたはず」と説明するが、黒幕はまだわからないと続けた。この様子をナポレオンの絵に仕掛けた隠しカメラからウンソンが見ていた。
ヘインは自分の印を押した離婚合意書をヒョヌに見せ、「いつ、どんな風に出すか、決めるのは私よ」と改めて宣戦布告。ヒョヌは「分かったが、ウンソンを信じるな」と猟場での事故現場の動画の復元をウンソンが邪魔したことを伝える。「騙されない」と言うヘインに「僕にだって騙されただろ?」と、ヘインの警戒心を呼び起こした。
朝から牛肉を平らげたヘインは、真っ赤なゴージャスなファッションで出社し、全社員を震え上がらせた。ナ秘書(ユン・ボミ)は「クジャク注意報」を発令。なぜなら孔雀のオスような派手なファッションは彼女の怒りの象徴だったから…。
ヘインは法務チームから監査チームにまでヒョヌを徹底的に調査させた。ヒョヌは仕事をこなしながらヘインとのし烈な夫婦喧嘩に立ち向かう。一方、ヘインの父ボムジュン(チョン・ジニョン)もまた、ヒョヌの行動を調べさせた。ヒョヌの監視者たちからの報告は「仕事が終わると一人でコインゲームセンターに行ってバットを振っていた」「小学校の校庭で大声で歌いながら一人持久走」「会う相手は猫一匹だけ」「携帯電話には妻の写真をたくさん撮っていた。とても美しく、愛情がなければ撮れないほど」などボムジュンを混乱させた。
ヘインのもとにも調査報告が届くが、ヒョヌに後ろぐらいところは全くなかった。それどころか、ヒョヌがヘインの名前でクイーンズの従業員に弔問金や花束まで送っていることを知る。ヘインは「小細工はやめて。たとえ記憶を失くしてもされたことは忘れない」と怒りをぶつけた。
密かにウンソンを調べていたヒョヌは彼が12歳で在米韓国人の養子になった後、養子先が急に豪邸に引っ越し、ウンソンも学費の高い私立に入学、その後、酒を飲まないはずの養父母が飲酒運転で死亡したと知る。
一方、チョ理事を出国させ乗っ取り計画を順調に進めるウンソンは、ヘインの病気を知る。夜遅く、ウンソンが滞在するゲストルームに誰かがやって来る。「出て行ってください」というウンソンに「同じ敷地内に息子がいるなんて頼もしい」と答えたのはモ・スルヒ(イ・ミスク)だった。
ヘインに生きる意欲を持たせるためにヒョヌは“捨て身の作戦”を決行したが、彼女の病状は進行していた。ある夜、ヒョヌは雨に濡れながら猫に餌をやるヘインを発見する。「私がここだとよくわかったわね」とヒョヌに笑顔を向けるヘイン。彼女の記憶からヒョヌに裏切られた部分だけすっぽり抜けていた。とぎれとぎれの記憶を話すヘインを見て泣き出し、謝るヒョヌ。「泣いてるの?なぜ謝るの?心配しないで。ペク・ヒョヌ、愛してる」と、ヘインはヒョヌを抱き締めた。結婚指輪は2人の指にそのままあった…。
■見どころ、感想、視聴率
第7話では、ヘインとヒョヌの夫婦喧嘩の裏で、ウンソンの乗っ取り計画が進行していた。そして前回の見どころでも紹介したが、大方の予想通りにウンソンの母がモ女史だと分かった。しかし親子はなぜここまでクイーンズを憎むのか?そしてヒョヌが知ったウンソンの養父母の死も気になる。
そんなウンソンにすっかり騙されているスチョル。今夜もスチョルが「DKS=どうせ後継者はスチョル」とまるでDAIGOのようなワードを使ったり、「湯布院にヒョヌを追いやる」など、日本ファンを喜ばせたりコミカル演技で笑わせてくれた。それでいて長兄の死で母親(ナ・ヨンヒ)にがんじがらめになってきたスチョルの悲哀もしっかり描かれた。これには夫を騙している妻ダヘ(イ・ジュビン)の心にも微妙な変化を与えたようだ。
また、夫婦喧嘩に巻き込まれる社員たちの騒動はこちらで詳しく紹介している。⇒第二次夫婦戦争勃発(険悪な夫婦写真とPV)
今回も視聴率1位を記録したが、本作は日曜日に高い数字を出しているだけに、今夜放送の第8話がどこまで数字を上げるのか、こちらも気になる。
tvN新土日ドラマ「涙の女王」は毎週土・日21時10分に放送、その後Netflixを通じて独占配信される。第8話は31日、気になる予告はYouTubeでも視聴できる。
◇YouTube|눈물의여왕 EP.8
◇tvN HP
◇YouTube|Netflix「涙の女王」オフィシャル予告編
【作品詳細】【「涙の女王」を2倍楽しむ】