「青春ウォルダム」第18話でチョン・ソニの正体を知るユン・ジョンソク、どうするパク・ヒョンシク(ネタバレ)

04月01日14時30分 
(2024年07月27日10時13分 更新)
ドラマ
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韓国時代劇「青春ウォルダム~運命を乗り越えて~」(全20話)の第18話では、ついにソンオン(ユン・ジョンソク)がコ内官(チョン・ソニ)がミン・ジェイだと知り、チェイの恋心にも気づく。この回のあらすじと見どころ、豆知識など紹介する。本作はLeminoにて全話独占配信中で、4月からはNHKBSなどでも放送する(放送予定など)。
【Leminoで独占配信の韓国ドラマ】



「青春ウォルダム」は不可解な呪いにかけられた孤独な王世子と、一家殺人の濡れ衣を着せられた天才少女とのミステリー・ロマンス時代劇だ。【「青春ウォルダム」を2倍楽しむ】では、時代背景やキャスト、モデルとなった実在人物、ネタバレあらすじと見どころ、豆知識などまとめている。

■キャスト【相関図】【メイン6人徹底紹介】【その他】
イ・ファン役:パク・ヒョンシク
ミン・ジェイ[チェイ]/コ・スンドル役:チョン・ソニ
チャン・ガラム[カラム]役:ピョ・イェジン
ハン・ソンオン役:ユン・ジョンソク
キム・ミョンジン役:イ・テソン
チェ・テガン役:ホ・ウォンソ
 ほか

※以下、あらすじはネタバレですので、気になる方は見逃したときなどの参考に、見どころと豆知識を参考にしてください。

■第18話あらすじ

世子と忠臣の離間作戦


継妃スヒョン(ホン・スヒョン)は呪いの書の『友はお前に背き刀をむけ…』を現実にするためにソンオンを呼ぶ。公主と大君を守ってくれたと感謝し、こんないたずらが届いたと手紙を渡す。そこには「東宮殿のコ・スンドル内官はミン・ジェインだ」とあった。事実ではないと否定するソンオンに同意しながらも、「世子が女性を内官として東宮殿に置くはずがない。しかも殺人犯ミン・ジェインを」「もしそうなら正郎=ソンオンに話すはず。正郎の婚約者だから」「あんなに美しい内官を見たのは初めて」「世子がコ内官をとても大切にしている」など、ソンウンの心にファンへの猜疑心を植え付ける言葉を重ねた。

否定したソンオンだったが、これまでコ内官と世子との間に感じた違和感も、コ内官がチェイなら全て納得がいく。

テガン、双子の兄の悪事を知る


書庫の前でチェイの首を絞めるテガンは、ファンの「やめろ」のひとことで正気に戻った。チェイがテガンの双子の兄テヨンが書庫にいたことを話す。テガンは「一味ではない。子供の頃、兄は死んだと思っていた。世子に迷惑がかかることを恐れて碧川出身であることを黙っていた」と弁明。兄が数々の罪を犯していることを知りショックを受けたテガンは「死んでおわびする」と謝るが、ファンはお前を信じていると伝えるも、しばらく家に帰るようにと告げる。

ハン・ソンハが世子嬪に


そんな中、ハン家のソンハが世子嬪に決まる。チョン・ウォンボ一派は、ハン・ジュンオンに外戚になったことで勢力拡大すると皮肉るが、ジュンオンは「外戚という立場を利用して、権力と強欲に溺れて国と民を軽視することを、勢力と呼ぶのか」と、言い返す。そして「今後この国では外戚のけん制を論じる者がいなくなる。外戚ではなく忠臣として王に仕え、民を治めることになる」と、話を切り上げる。

東宮殿の者たちから世子嬪決定の祝いを告げられても、ファンは素直に喜べない。用意した家の鍵もまだチェイに渡せず、萬研堂に行くというチェイに「一人で行くな。どこでも私が一緒に行動する」とチェイへの気持ちを抑えられないファン。

織錦図の密書


萬研堂。チェイの父・開城府尹ミン・ホスン(ソ・テファ)が描いていた赤い線を記憶をたどりながら描くカラム。ミョンジンでさえ、それが何なのか分からない。そこにやってきたファンが「織錦図」で一種の暗号だと見抜く。しかし受取人にしか解読できない。カラムが町で出会った開城府判官を思い出す。開城のミン家にも度々訪れホスンが信頼している人物だ。昇進して都城にいる彼から密書を受け取り、密書は左議政ハン・ジョンオンに渡すはずだったと聞く。

世子、忠臣、そして婚約者


書庫の掃除に向かうチェイ。「か弱い腕ではむりだ」水桶を持ってやり一緒に書庫へ向かうソンオン。何処で寝起きしているのかと聞かれ「世子が別に部屋用意してくれた」とチェイ。「生きていてくれてありがとう」と優しく語りかけるソンオンの言葉に、バレたと観念するチェイ。「気づかずに悪かった。知っていたら守ってあげられたのに」と謝る。「人としてもミン・ジェイとしても十分に尊重してくれました」と感謝するチェイ。書庫の外にはファンが来ていた。

「家族を殺した真犯人を捜すことの方が、身の安全よりも大切でした」と、ソンオンの元に行かなかった理由を話す。「世子は最初から知って傍に置いたのか」の問いには、「世子から何度も正郎様の元へ行くよう言われたが、そばに残ると私が決めた」と答えた。今の状況がチェイにとっても世子にとってもどれほど危険なことか知っているかと告げ、「一緒に宮廷を出よう」と手を差しだす。しかしチェイはその手を取らず、ソンオンの元に戻る気はないと告げた。チェイのファンへの気持ちに気づくも、「私たちは婚姻を結んだも同然。破断しない限りあなたは私の女です」と言う。「そんな言葉で私を引き留められないことはご存知でしょう。これ以上待たないでください」とチェイは本心を伝えた。

書庫を出たソンオンはファンがいるのに気づき、「チェイを返すと言った約束を信じています」という。「女性は物ではない。婚約したとはいえ、意思がある女性を無理やり連れて行くことはきない」とファン。「掟と道理を考えると、私のもとに戻るはず」と立ち去るソンオン。

継妃スヨンと迷魂術


、ソンオンのことには触れずに、なぜ大君が迷魂術をかけられたのかと声に出す。黙っていられずにチェイは桃の話を打ち明ける。そして継妃も仲間かもしれないという。「母上を疑うのか」とチェイを黙らせるファンだが、「狙われたのは公主だけで大君は狙われていない」チェイは一つの仮説だと説明する。

ファンが気にかけていた大君の髪が白髪になった。迷魂術にかかった者は白髪になるという、ファンの仮説は正しかった。ファンはハヨン公主から「大君が兄上に桃を上げたという話は、母上も一緒に訊いたのか」と訊ね、チェイはうなずく。

法師の残した1000年生きた魚“ムヒャンヒョルモク”は継妃スヨンが引き継いだ。鉢に移した魚は人に正気を失わせる赤い卵を産んでいた。

宋氏の死の真相と次なる呪い


その夜、世子がお忍びでジュンオンを訪ねる。そして「左議政は私の味方か」と改めて確認し、ミン・ホスンからの密書を渡した。そしてミン・ジェイの無実と密書を解読して真実を明らかにする手掛かりが欲しいと頼む。

密書には10年前に祟礼門(スンレモン)の前ではりつけ刑にされた碧川の宋家の死について書かれていた。ホスン一家殺害も碧川の残党が関係している。解読した文面を見せられたファンは絶句する。

その頃、ウォンボ達は、ジュンウォンと世子失脚に取りかかろうとしていたが、ひと足先に碧川の残党が動いていた。テサンは秘密の部屋に忍び込んだ時、チェイの短刀を盗み出していた。急いで東宮殿に駆け付けたがファンは不在。文机の上には『呪いの書』が置いてあり、赤い文字の位置が『妻なしで一人で老いていき、子なしで孤独に…』の行に変わっていた。チェイは世子嬪が危ないと気づき別宮に駆け出していく。そして部屋に血まみれで倒れる世子嬪のそばに、血が付いたチェイに短刀があった。チェイがそれを手に取ったとき…。



■見どころと感想など
ソンオンがチェイの正体を知ったことで、チェイを巡るファンとソンオンとの三角関係が始まる。しかしテヨン(ホ・ウォンソ)が、侵入した夜、チェイを心配して月明りの下で一晩中読書をするファン。そんなファンの横顔をうっとり見つめるチェイ。ソンオンの恋は苦戦を強いられそうだ。

一方ミョンジン&カラムカップルの恋は本格的に始まりそうな予感。カラムがダルレたちに仕立てた服を渡す際、付き添ったミョンジンが、カラムとチェイの正体を知っていることを明かし、以前見かけたカラムの女性姿が「後ろ姿だけだが美しかった」と伝え喜ぶカラム。笑いと癒しを与えてくれる素直なカップル。そんな二人にも“身分差”という壁がある。この2人ならそんな壁を乗り越えてくれそうだ。また今回、ミョンジンがファンを「世子」と呼んでしまったことで、世子を守る「盾捜査団」は全ての秘密を共有することになった。

またこの回では、クォン尚宮(ユン・イエヒ)、マンドク(キム・ギドウ)、ポクスン(イ・ミンジ)、そしてテサンが法師(チョン・インギョム)の墓参りをする。マンドクたちは近いうちにネワンコルへ戻り、テサンも弟テガンを連れて行くと言うが、ネワンコルが開城の秘密の隠れ家なのか?

ついに事件の黒幕が継妃スヨンと分かったが、白髪になったミョンアン大君の髪をとかしながら「宋賢(ソン・ヒョン)」と心で呼ぶ。まさかミョンアンの父親は…。

tvN公式YouTube予告動画

NHK「青春ウォルダム」
 BSP4K 4/7(日)21時、BS 4/12(金)[(木)深夜24時25分]スタート!

【作品詳細】【「青春ウォルダム」を2倍楽しむ】
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