NHK海外ドラマ「6人の女 ワケアリなわたしたち」第1話 夫をひき逃げした“サラ”ネタバレと予告
4月28日にNHK海外ドラマ「6人の女 ワケアリなわたしたち」第1話“サラ”が放送され、ガン友6人がそれぞれの想いを胸に登山を開始!夫・マイクがひき逃げしたサラも登山を続けることに…。第2話“ノエミ”の予告動画は番組公式サイトで公開、第1話はNHK+で見逃し配信されている。
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「6人の女 ワケアリなわたしたち」は、年齢も職業も性格もまったく異なる個性的な6人の「がん友」の女性たちが、無謀にも高さ3,500メートルを超えるフランス・アルプスの山に挑んでいく物語。
4月28日に放送された第1話「サラ」では、6人のガン友が登山に出発するところから始まった。その日、哲学者ルソー研究の第一人者として知られる著名な大学教授の妻・サラは、誤って夫マルクをひき逃げしてしまった。それというのも、夫を尾行していった先で。彼が愛人とその娘と会っていることを見てしまったからだった。
夫の研究にも深くかかわっていたサラだが、今回乳がんが再発。手術を受けたが腫瘍をすべて取り除くために、左の乳房のほとんどを切除していた。そのショックから夫を遠ざけてしまったことは後悔しているが、サラを心配するあまり、仕事も家事も何もさせてくれなくなった夫に不満も感じていた。それでも、ひき逃げすることはなかったと反省したサラ。しかし、夫が犯人を覚えていないことを知ったサラは、少しホッとして登山を続けることに。
■キャスト ⇒第1話、主要人物11人紹介
サラ … アリックス・ポワソン(声:三石琴乃)
ノエミ … クレマンティーヌ・セラリエ(声:一龍齋貞友)
パティ … カミーユ・シャムー(声:桜井明美)
カレン … ジョゼフィーヌ・ドゥ・モー(声:高橋理恵子)
モルガン … ティフェーヌ・ダヴィオ(声:永宝千晶)
ヴァレリー … クレール・ボロトラ(声:甲斐田裕子)
エヴ … エルザ・ランギーニ(声:八十川真由野)
トム … リュシアン・ジャン・バティスト(声:落合弘治)
ジュリアン … マクソンス・ダネ・フォーヴェル(声:土屋神葉)
ジョナタン … バティスト・ルカプラン(声:土屋神葉)
パブロ … ジェレミー・クレドヴィル(声:杉村憲司)
ほか
■第1話“サラ”ネタバレあらすじ
「がん友」たちとの登山当日。夫の不審な行動を追跡していたサラは、夫のマイクが愛人との間に娘が居たことを知ってショックを受ける。慌てて車を発進させたサラは、うっかり夫をひいてしまい、パニックになりながらも、なんと夫を放置し、そのまま仲間の待つ列車に乗り込んだ。
サラを待っていたのは、この登山の企画者でガンで亡くなったエヴの妹・カレン、気丈弁護士のノエミ、救急医のパティ、警察官ノモルガン、インド帰りのヴァレリーの5人の仲間。エヴの遺灰をみんなで頂上にまくために集まった。山岳ガイドのトムに引率されながら始まった登山。先発隊はエベレスト登山経験者のパブロ率いる、ジュリアンとジョナタンだ。ジュリアンはジョナタンの失恋を忘れさせようと今回の登山に誘っていた。
カレンの荷物の中に骨壺があることを知ったトムは、5人の女性達が「がん」を患っていること、遺灰を頂上にまくのが目的であることを知らさせて驚く。散骨は事前に知らせてほしかったし、もしも体調不良が起こったらと心配する。しかし、「次」がないかもしれない彼女たちは登山中止を受け入れず、救急医であるパディは緊急のときのための体制を整えてあると請け負う。
そんな中、サラはパティーとヴァレリーとノエミ、そしてカレンに夫を轢いてしまったことを打ち明ける。夫が愛人と楽し気に過ごしていることにパニックになったのだと…。轢いた後、夫は確かに生きていたと話すサラだったが、その後スマホの電源は切っていたため連絡は受けていない。電源を入れてみるが、山中は圏外だった。ノエミはサラも被害者だと庇うが、自分が犯罪に加担することに耐えられないカレンは「あなたのせいで刑務所に…」と愚痴をいう。
今日の宿泊所であるロッジに着いた一行。サラの留守電には3つの着信があった。一つ目は車に引かれる直前の夫から「登山を楽しんで」というもの、二つ目は救急病院から夫が入院したという知らせ、三つ目は娘からのもので事故にあったがいくつか骨折しただけで命に別状はないというものだった。安堵するサラと仲間たち。
それでも保身に走ったカレンは警察官のモルガンにサラがひき逃げをしたことを密告。しかし、モルガンはサラに登頂後、下山してからの出頭でも問題ないと話す「ただし、今後問題がおきてもカレンにだけは秘密にして」と言う。娘のためにすぐに下山しようと思っていたサラだったが、仲間たちに引き留められ、引き続き登山を続けることに。
一方、ひき逃げした人物を覚えていないと言っていたマイクは、事故直前の記憶を思い出す。フロントガラスの向こう側にした犯人は、サラではなかったか?
■第2話“ノエミ”予告
ノエミにはオーストラリアに留学中の自慢の息子がいる。企業の顧問弁護士としてバリバリ働いていたノエミだが、がんが見つかり、そのショックと治療のために仕事でミスが目立つようになってしまった。息子の学費のために加入していた保険を確認するが、思いがけない事実を突きつけられる。そこでノエミは秘密の計画を立てることに…。医師であるパティは、モルガンの体調不良の原因に気づく。サラは電話で夫と言い争いになり、勢いで別れを告げる。
■「6人の女/Six Women/Les Randonneuses」予告動画
Unifrance 公式YouTube「Six Women / Les Randonneuses (2023)」トレーラー(英語字幕)⇒「6人の女」予告動画
原題 Les Randonneuses
制作 2022年 フランス
© Federation Studios - Empreinte Digitale - TF1 / MMXXII
【放送予定】NHK総合 2024年4月28日(日)23時より 全6話
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:英語)| 字幕放送有り]
(放送日時は変更になる場合があり)
◇NHK「6人の女 ワケアリなわたしたち」番組公式サイト
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