井ノ原快彦「特捜9 Season7」走る、走る山田裕貴!誘拐と思われていた事件の思わぬ結末…第7話ネタバレと第8話あらすじ

05月16日10時37分ドラマ
©テレビ朝日

国会議員・谷繁正秀(山田明郷)の裏金を身代金として奪った犯人たちは晴れ晴れとした笑顔で捕まった!特捜班は谷繁を検察へ引き渡す!5月22日(水)「特捜9 Season7」(テレ朝、21時)第8話放送!Travis Japanの宮近海斗が久々に登場!予告動画は番組公式サイトに公開されている。



7シーズン目を迎えた「特捜9」は井ノ原快彦演じる特捜班の浅輪直樹と個性的なメンバーで事件に対して群像捜査を行い、真犯人を突き止め、背後に潜むさまざまな人間ドラマとそれらに全力で向き合う刑事たちの姿を1話完結形式で描くドラマだ。

その第7話が5月15日に放送された。ドラマ冒頭とラスト、特捜班の仲の良さが垣間見れる。近くに開業したお弁当屋まで誰かがが買い出しに行くのだが、全員でのじゃんけんで決める。そして、毎回負けるのは新藤(山田裕貴)だ。そして出かけた弁当屋で事件に巻き込まれる。

新藤の目の前で倒れた男性・谷繁秀輝(吉田悟郎)が息も絶え絶えに話したところ、娘が誘拐されてその身代金を運んでいるところだった。新藤は直樹(井ノ原快彦)たちに連絡しながらも、身代金を引き渡すために走る!受け渡し場所は何度も変わり、そこまで全力で走らないと間に合わないため、息があがりながらも新藤は走る。本当は誘拐ではなく、国会議員・谷繁正秀(山田明郷)に恨みを持つもの達が裏金を奪ってやろうとした事件だった。誘拐されていたと思われる娘・風花(中村たんぽぽ)は離婚して会えなくなっていた実夫に会いに行っていただけで、犯人たちはそのことを知っていて、誘拐にみせかけた事件を起こした。今シーズンから本格復帰の新藤役の山田裕貴が大活躍の回となった。

5月22日に放送される第8話は、久しぶりに元鑑識の猪狩哲治(伊東四朗)、その弟子の鑑識官・佐久間朗(宮近海斗)が登場する。猪狩は旧9係のころから特捜班を影から支えてくれた人物で、その直系の弟子である佐久間は「特捜9」のシーズン1~4まではレギュラー出演し、シーズン5では佐久間を演じる宮近海斗が所属しているTravis Japanがアメリカ留学するのに合わせて、海外研修中という設定になっていた。シーズン6で再登場し、今回も第8話にゲスト出演する。

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■前回:第7話ネタバレあらすじ
新藤亮(山田裕貴)は、お昼の弁当を買った帰り、道でボストンバックを抱え、うずくまっている男性を見つける。男性は苦悶の表情で助けを求めた後、意識を失ってしまった。彼が見せたスマートフォンには「娘は預かった。1億円用意しろ。13時までに駅に持ってこい」という脅迫メッセージと拘束された女の子の画像が残されていた。持ち物を見ると谷繁秀輝という名前が確認できた。

誘拐事件が起きていること、しかも身代金受け渡し時刻まであまり猶予がないことを悟った新藤は、通りかかったフードデリバリー配達員に救急要請を依頼して男性のことを頼むと、自分はバッグを抱えて指示された駅に向けて走りだした。

新藤から連絡を受けた主任・浅輪直樹(井ノ原快彦)ら特捜班は、すぐさま新藤のバックアップにまわるべく捜査を開始する。倒れた男性は、黒い噂が絶えない国会議員・谷繁正秀(山田明郷)の息子で秘書の谷繁秀輝(吉田悟郎)だ。そして誘拐されたのは、秀輝と妻・明里(早瀬マミ)の娘で小学5年生の風花(中村たんぽぽ)とわかる。だが、警察に通報は入っておらず、谷繁家が内々で対処しようとしたものと思われた。

その頃、なんとか指定された時間内に目的の駅に到着した新藤。だが、犯人から場所の変更指示が入り、新藤はまた全力で走ることになった。目的地の公園に着くと、また、変更の連絡が入る。さらに半グレのような人物が二人、新藤の前にやってきた。スマホにはその二人を撒くようにと書かれている。必死に逃げる新藤。

直樹たち残った特捜班のメンバーが調べたところ、風花は二人の娘ではなく、妻の連れ子だった。そして、父親には懐いていないという。実の父についても調査が入った。居酒屋を経営しているが、借金をかかえている。母親の話によると、いつもは行きたがらない塾に率先して行ったこともわかった。

新藤はなんとか指定通りの場所に金の入ったバックを置いた。するとそこに同じようにフードデリバリー配達員の服装をした人間が4人やってきて、新藤を混乱させる。そして、4人が去って行くと、残ったバックに「お疲れ様」と書かれた紙が入っていた。

さらに風花は誘拐されたのではなく、実父に会いに行っていただけだった。

1億もの金がすぐに用意できたことから、直樹達は祖父である谷繁正秀が恨まれているのではと狙いをつける。恨んでいると思われる人物の写真をみた新藤はその中に秀輝が倒れた時に救急者を呼んだ人物がいることに気がついた。

犯人たちは風花の実の父が経営している居酒屋に集まっていた。そして、1億の金を店主に渡す。そこに直樹と新藤がやってきた。4人はいずれも正秀に恨みをもっている人物だった。そして偶然にもこの店で知り合った。正秀が裏金を現金でもっていることを知っている風戸(JP)たちが計画をたてた。正秀を困らせることが目的で金ではなかった。

4人は捕まるものの笑顔だ。「逮捕はされたが、勝負には勝った」というのだ。

バックは正秀のもとに返されたが、中身は空だった。怒る正秀に小宮山(羽田美智子)は、中身は検察に届けたという。裏金が明らかになれば正秀は逮捕される。

風花は自分のために全力で走って倒れた秀輝に心を開いた。

■第8話あらすじ
ある休日、特捜班の主任・浅輪直樹(井ノ原快彦)と小宮山志保(羽田美智子)は、かつて鑑識官だった猪狩哲治(伊東四朗)の依頼を受け、古びたマンションに向かった。実は、猪狩の知人・佐々木敏江(中田喜子)が2カ月前に自室で孤独死したのだが、猪狩は生前、敏江から自分が死んだら調べてほしいと頼まれていたという。

敏江は30年前に夫と死別し、定年まで弁当工場を勤め上げたあと、猪狩も所属する俳句の会に参加したものの気難しい性格で周囲となじめず、孤独に暮らしていたらしい。発見されたときは死後数週間経過しており、持病もあったことから心臓発作と判断されたようだった。

さっそく、敏江の部屋を確認した直樹たち。室内には若者に人気のゲーム機や容量の大きな炊飯器も置かれ、誰かを家に呼んでいたような形跡があった。さらに、死亡推定日の少し前に銀行口座から400万円がおろされていたことが判明する。また、写真には若き日の敏江と夫らしき人物、幼い女の子がおさめられており、敏江に娘がいる可能性が浮上した。

そんな中、ある人物が捜査線上に浮かぶ。それは敏江が参加していた終活セミナーのスタッフ・新田春斗(島村龍乃介)で、彼は青柳靖(吹越満)が更生を見届けてきた人物だった。真実を突き止めるため、直樹は猪狩の“弟子”でもある鑑識官・佐久間朗(宮近海斗)に、“ある検証”を要請するが…!? 遺品が語る孤独死の真実とは…!?

テレビ朝日 2024年4月3日スタート。毎週水曜日21時放送、「特捜9 Season7」。出演:井ノ原快彦、羽田美智子、向井康二(Snow Man)、深川麻衣、津田寛治、吹越満、田口浩正、山田裕貴、中越典子、原沙知絵、中村梅雀ほか。番組公式Twitterアカウントは「@5drama9tokusou」。

テレビ朝日「特捜9 Season7」番組公式サイト
テレビ朝日「特捜9 Season7」番組公式Twitter

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