「ブルーモーメント」SDM警察班統括責任者の橋本じゅんは本田翼が死んだ理由を知っている?第4話ネタバレと第5話あらすじ

05月16日10時37分ドラマ
©フジテレビ

晴原(山下智久)のチームに警察の沢渡満(橋本じゅん)が加わった!SDMを潰したい総務大臣・立花藍(真矢ミキ)のスパイとして活動を始める!5月22日(水)「ブルーモーメント」(フジ、22時)第5話が放送される。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



山下智久主演「ブルーモーメント」は、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語のドラマだ。

その第4話は5月15日に放送された。第4話はSDMで晴原の助手として活動している雲田彩(出口夏希)が遭遇した災害について詳細がわかった。姉・真紀(石井杏奈)と一緒にいたのに、姉はクレーンが倒れてきたことで歩けなくなり車椅子生活になってしまった。しかし、彩は無傷。二人の間に感情的なものが残っていた。彩は自分だけが助かったという感情、助かった人が助からなかった人に対し感じる罪悪感・サイバーズギルドを感じていたのだ。それは、第4話に登場する少女にも共通する。足が動かなくなる、あるいは亡くなってしまうという目に見える苦しみと、そんな人を前に自分だけが助かったという心の苦しみ。災害はどちらも苦しめてしまうのだ。

ブルーモーメント_1©フジテレビ5月22日に放送される第5話からはSDMに新メンバーが加わる。SDM警察班統括責任者に就任した沢渡満(橋本じゅん)だ。沢渡は特命担当大臣の園部肇一(舘ひろし)と対立関係にある総務大臣・立花(真矢ミキ)の夫であり、SDMの中でなにか不正がないかを嗅ぎ回るためにスパイとしてやってきたのだ。スパイであることを公言してはばからないが、災害に関しての知識は抜群だ。雹の予測があった時、避難誘導と市民の行動予測を的確に無線で指示をする。警察官としての働きは申し分ないが、どうやら灯(本田翼)の死に関連がある。立花と沢渡夫婦はいったい何を知っているのか?

フジテレビ系連ドラにレギュラー出演するのは、実に12年ぶりの出演となる橋本じゅんだが、山下智久との共演は初。TBS系の「MIU404」(2020年6月期)では水上恒司とバディ役を演じた。今回は同じSDMのメンバーとなるが、どうやら対立する関係を演じる。

■前回:第4話ネタバレあらすじ
灯(本田翼)の避難指示で多くの命が失われたと「関東南部豪雨で9人が死亡」「身勝手な正義」などと書かれた記事がでてしまった。灯の父である特命担当大臣の園部肇一(舘ひろし)が記事を止めたと言われているが、園部はそんなことはしていないという。誰かがこの記事が出ることを阻止したい人間、ひいては灯が亡くなったことに関連している人間がいるのではと思われた。

そんな中、晴原(山下智久)たちは世間にSDMの存在意義を広めるため、SDM独自の防災活動を始める。SDMメンバーは半年前に台風が直撃して大きな被害があった千葉県華原市へ子供たちへの防災教育のために向かう。そこは、雲田彩(出口夏希)の地元だ。彩の姉・雲田真紀(石井杏奈)が市役所の市民生活課担当者として現れた。彼女は彩と共に3年前につむじ風によって被災し、その後車椅子生活を送っていたが、彩は自分だけ無事だったことで姉と気まずい関係にあった。

晴原は温厚なイケメンキャラ「ハルカン」の顔を覗かせ、子ども達とともに防災マップを作り始める。子供たちの中には、半年前の台風によって祖父を亡くした経験を持つ10歳の少女・迫田実花(落井実結子)と彼女を気遣う幼馴染の根岸航平(湯田幸希)の姿があった。ダブルレインボーの話がでると、航平は実花に一緒に見に行こうというが、実花はやんわりと断る。亡くなった祖父は絵画の先生で、実花たちと一緒に見に行こうと約束していたのだ。

皆と距離をおいているように見えた実花に真紀が声をかけた。実花はぬいぐるみをみせ、祖父からもらったもので、耳のところがとれかかっていた。両親からは捨てて良いといわれているが、実花は祖父を思い、捨てられないでいた。そこにきた彩はぬいぐるみを預かる。そして、真紀は彩にやりたいことをやればいいという。しかし、姉だけ怪我をしたという気持ちがあり、彩は真紀に気を遣っていた。

実花の為にと、ぬいぐるみを直してあげると、実花はフラッシュバックで過呼吸になってしまう。子どもたちが動揺しているため、防災訓練は翌日に繰り越しになった。彩は落ち込むが、SDMのメンバーは厳しい言葉をあえてかけていた。

そんな中、晴原の解析により台風の影響でこの地域に危険が迫っていることが判明する。避難指示を早急に出すよう要請し、地元テレビ局の協力により、SDMが中継で注意喚起をすることになった。「被災を経験している自分が危機を知らせるのが一番効果的」だと彩は忘れたい過去と対峙し中継に出演することを志願する。カメラの前に立ち、自分が経験したことを語り出す。しかし、すぐに涙があふれ言葉に詰まってしまう。その様子をみていた真紀は「がんばれ」と声をかける。彩は勇気を振り絞って、言葉を伝え、晴原から流れてくる情報をテレビカメラに訴えた。

そんな中、防災教育のために集まっていた子ども達の中の航平がいないことがわかった。航平は実花の祖母が暮す富士平にむかっていたのだ。竜巻はもうすぐやってきてしまう。園部(水上恒司)らが航平を探しに向かう。航平を心配した実花は倒れてしまう。しかし、航平は元気に現れた。防災マップがあったから大丈夫だと。園部は勝手な行動をしたことを注意する。航平は祖母までなくしたら、実花が立ち直れないと思って、祖母のもとへむかったのだった。祖母は家にいて無事だった。

晴原の解析で、ダブルレインボーが見れるところがわかり、子ども達がみなで向かう。みな、実花に元気になってほしかった。晴原は自然の脅威も伝えるが、素晴らしさも伝えていきたいという。

真紀は被災した自分だからこそ伝えられるものがあるかもといい、一歩をふみだし、彩のことも応援する。彩はうれし涙をこぼした。

園部は上野香澄(平岩紙)にSDM警察班統括責任者に立花大臣(真矢ミキ)の夫である沢渡満(橋本じゅん)が就任することを告げる。

晴原は偶然、沢渡に会う。沢渡は灯があぶない場所に走ってゆくのをみかけていた。



■第5話あらすじ
総務大臣・立花藍(真矢ミキ)の夫でSDM警察班統括責任者になった沢渡満(橋本じゅん)が、園部灯(本田翼)の生きている最後の姿を見たと晴原柑九朗(山下智久)に声をかけてきた。

沢渡は、自分はSDMの問題を炙り出し、SDM自体を潰す「スパイ」だと隠す素振りもなく飄々とメンバーに伝えるのだった。そんな中、晴原が巨大な雹(ひょう)が2時間以内に降る兆候を捉え、SDMが出動する。

現場に到着すると、市の防災危機管理課の畑中含め市民に危険性が伝わっていない。時間がない中、沢渡は避難誘導と市民の行動予測を的確に無線で指示をする。要避難エリアに住む妊婦の矢崎里沙(木﨑ゆりあ)が雹に当たり重傷という連絡が入る。

さらに降り注いだ雹の影響で地域一帯が濃霧に包まれ、それにより車両誘導中だった畑中が事故に遭い危険な状態に。二人ともすぐに病院で処置を受ける必要がある中、両方救おうとせず一人を確実に助けることを優先するべきだと晴原に伝える沢渡。晴原はどうする?


フジテレビ 2024年4月スタート。毎週水曜日22時放送「ブルーモーメント」。出演:山下智久、出口夏希、水上恒司、本田翼、夏帆、岡部(ハナコ)、舘ひろし / 真矢ミキ、仁村紗和、平岩紙、橋本じゅんほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@bluemoment_cx」。

フジテレビ「ブルーモーメント」番組公式サイト

【2024年春ドラマ紹介】【関連記事・各話のあらすじ】