NHK海外ドラマ「6人の女 ワケアリなわたしたち」第4話 もう1人のガン友“カレン”が熊に遭遇!ネタバレと予告
5月19日にNHK海外ドラマ「6人の女 ワケアリなわたしたち」第4話“カレン”が放送された。ネタバレあらすじと登場人物たちの新事実を紹介する。第5話“モルガン”は5月26日(日)22時よりNHK総合で放送される。第4話は5月26日までNHK+で見逃し配信されている。
「6人の女 ワケアリなわたしたち」は、年齢も職業も性格もまったく異なる個性的な6人の「がん友」の女性たちが、無謀にも高さ3,500メートルを超えるフランス・アルプスの山に挑んでいく物語。⇒【関連記事・各話のあらすじ】
5月26日に放送された第4話「カレン」で、癌で死去したエヴの妹・カレンも子宮がんを患っていることが判明した。38歳のカレンはパートナーとの間の子供を望み、検査を受けに行った先でがんを告知されてしまった。プロポーズしてくれた恋人のグザヴィエに打ち明けることができず、何も告げずに別れを告げていた。
カレンは全員からグザヴィエに真実を伝えることを勧められるが、最後まで勇気が出せず連絡できないでいたところ…これまでなんとか避けてきた野生の熊に出逢ってしまう。
サラのひき逃げ、ノエミの飛び降り、パティの蘇生拒否、と毎話生死に関わる大事件が起きているが、これまで皆無事に登山を続けられてきた。今回もカレンは熊に襲われることなく生き延びるのではないだろうか。
ドラマも残すところあと二話。次回は最年少で警察官のモルガン。どうやら彼女がこのグループに入ったのには、警察官としての任務を通じてのようなのだ。彼女が追う事件とはいったいどんなものなのか?モルガンのガンは嘘だったのか?物語が大きく変動しそうな第5話を楽しみに待ちたい。
■第4話“パティ”ネタバレあらすじ
エヴの幻影を観たパティは狼狽えるが、ヴァレリーは「死者は私たちのそばにいる。エヴが会いに来たならそれは偶然じゃない。きっと罪悪感が呼んだの。でも悪いことなんてしてない、エヴの望みを叶えたの」と安心させる。
さらに、カレンから「早とちりしていた。それに強く言い過ぎた」と謝罪をうける。カレンとパティは共にエヴの死を乗り越えようと誓いあう。
カレンはパートナーのグザヴィエからの連絡をすべて無視していた。長年パートナーだったグザヴィエとは子どもを持つことも含め、将来の夢を語り合っていたのだが、カレンが一方的に別れを言い渡していた。登山メンバーにも別れの本当の理由は話していない。
ひとり思い悩んでいたカレンは山で青い実をブルーベリーだと思いバク食いする。ブルーベリーに見た目も味もそっくりな幻覚症状を起こす危険な実・ベラドンナを口にしていた。
ハイになったカレンは、いつも以上に思っていることを口にして、皆を唖然とさせる。先行隊の男性陣もカレンの症状を心配して避難小屋に引き返してくる。ベラドンナの毒が不妊治療中のカレンに問題を起こすのではないかと心配したパティが声をかけると…。
カレンは不妊検査に行った婦人科で子宮けい癌を宣告されたと打ち明ける。これから癌治療を受けるため、カレンは一生子供をもつことはできないのだ。「これで皆の仲間よね」とカレンは叫ぶ。
カレンが癌を宣告された日、グザヴィエは彼女にプロポーズしようとしたのだが、「間違いだった。ただ黙って別れて。不満なんかない、私の問題」と理由も告げずに家を出た。それ以降、何度も連絡を取ろうとするグザヴィエを無視し続けている。
カレンは自分が恋人と幸せだったことを認めるが、彼に子供を作ってあげられないのが辛いと打ち明ける。それに、彼に憐れまれて、その後嫌われるのが嫌だと。「相手がどう思うかなんて分からない。打ち明けてみては?」とモルガンが話し、「彼にチャンスを与えるべきだ」と誰もがカレンに真実を告げることを勧めた。
急病で時間をロスした一行は難所の多い最短コースを登ることに。高所恐怖症のバティは吊り橋に怯えるが、皆からの励ましでなんとか乗り越えることができた。
山小屋に無事着いた一行は、ありあわせの材料で作るエヴのレシピ「なんでも混ぜて美味しくなるよう祈る」を実行する。
未だグザヴィエに連絡できずにいるカレンに、パティは「愛してるなら真実を伝えなきゃダメ。とくに彼となら愛が深まる可能性があるし…迷惑かけるのが何、愛ってそういうもの。愛してるって伝えて、そうできるあなたは幸せなの」と説得する。
ヴァレリーの師事で瞑想を行なっていた一行。カレンは気持ちを落ち着かせるため1人で森の中に入っていく…すると、そこにじっと避けてきた熊が現れ…。
■第4話の主要登場人物たち
第4話での、カレン以外の登場人物たちの動向を紹介したい。
ノエミは息子のアダンから頻繁に連絡をもらうようになり、心の底から安心した様子。検査結果も出ていないし、貧困状態からも脱していないが幸せそうだ。「コズミック・ツイン」のトムともさらに親しげに接するようになった。
パブロはスマートウォッチの不具合でイライラとしている。しかし、プロの山岳ガイドとしての力量を発揮し、全員を無事次の山小屋に誘導できた。ジョナタンはやっとリュシー以外の人間にも目が行くようになってきた。
ジュリアンはサラへの好意を隠そうともせず、女性陣はそのことでサラをからかう。サラも悪い気はしていなかったものの、あまりに積極的なジュリアンをけん制する。するとジュリアンからつれない態度を取られてしまう。バスルームでジュリアンと一緒になったサラは思わずキスをし…そのまま2人は求めあう。
カレンに“悟りのヴァレリー”と呼ばれるいつも穏やかなヴァレリーには、薬物依存していた過去があることが判明した。悲惨な生活を送っていたというヴァレリーには何やら秘密がありそうだ。
最年少のモルガンが両親と連絡を取るシーンがあった。意味深な表情を浮かべる父親が気にかかった。現在妊娠中のモルガン、次回予告で、モルガンがある調査のため病院に潜入していたことが判明。彼女がガン患者というのは嘘なのか?何故病院に潜入することになったのだろうか?
■第5話“モルガン”あらすじ
年少の参加者モルガンにはほかの5人には言えない秘密がある。モルガンが今回の登山に参加したのは、生前のエヴに誘われたからだった。実は、モルガンはあることを調べるため、警察官であることを利用して、エヴやサラ、ヴァレリーが治療を受けている病院に潜入していた。治療仲間に加わっていたモルガンに、ある日エヴは尋ねた。「モルガンという名の患者はいないはず」と…モルガンの秘密、そしてエヴだけが知っていた真実とは?切り立った尾根に差し掛かったところで、モルガンがメンバーの一人に怒りをぶつける。
© Jean-François Baumard / TF1 / Federation Studios
■「6人の女/Six Women/Les Randonneuses」予告動画
Unifrance 公式YouTube「Six Women / Les Randonneuses (2023)」トレーラー(英語字幕)⇒「6人の女」予告動画
■キャスト
サラ … アリックス・ポワソン(声:三石琴乃)
ノエミ … クレマンティーヌ・セラリエ(声:一龍齋貞友)
パティ … カミーユ・シャムー(声:桜井明美)
カレン … ジョゼフィーヌ・ドゥ・モー(声:高橋理恵子)
モルガン … ティフェーヌ・ダヴィオ(声:永宝千晶)
ヴァレリー … クレール・ボロトラ(声:甲斐田裕子)
エヴ … エルザ・ランギーニ(声:八十川真由野)
トム … リュシアン・ジャン・バティスト(声:落合弘治)
ジュリアン … マクソンス・ダネ・フォーヴェル(声:土屋神葉)
ジョナタン … バティスト・ルカプラン(声:土屋神葉)
パブロ … ジェレミー・クレドヴィル(声:杉村憲司)
ほか
原題 Les Randonneuses
制作 2022年 フランス
© Federation Studios - Empreinte Digitale - TF1 / MMXXII
【放送予定】NHK総合 2024年4月28日(日)23時より 全6話
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:英語)| 字幕放送有り]
(放送日時は変更になる場合があり)
NHK「6人の女 ワケアリなわたしたち」番組公式サイト
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