井ノ原快彦「特捜9 Season7」伊東四朗の依頼から殺人犯があぶり出された!第8話ネタバレと第9話あらすじ

05月23日10時28分ドラマ
©テレビ朝日

22日放送の第8話は鑑識班の師弟コンビ・伊東四朗&宮近海斗が登場!中田喜子が俳句好きな意地悪ばあさんとしてゲスト出演!5月29日(水)「特捜9 Season7」(テレ朝、21時)第9話放送!最終章へ突入!予告動画は番組公式サイトに公開されている。



7シーズン目を迎えた「特捜9」は井ノ原快彦演じる特捜班の浅輪直樹と個性的なメンバーで事件に対して群像捜査を行い、真犯人を突き止め、背後に潜むさまざまな人間ドラマとそれらに全力で向き合う刑事たちの姿を1話完結形式で描くドラマだ。

その第8話が5月22日に放送された。「特捜9」の前身である「警視庁捜査一課9係」の時から出演していた鑑識・猪狩哲治(伊東四朗)がゲスト出演した。「警視庁捜査一課9係」の時の設定では、現在も特捜班として活躍している小宮山志保(羽田美智子)が以前勤めていた所轄にいたという設定で、特捜班の中でも小宮山と一番親しい。伊東四朗と羽田美智子はテレビ朝日の人気シリーズ「おかしな刑事」では長いシリーズを親子として演じ、この「特捜9」では以前の同僚として登場している。刑事物が多く、シリーズ化することの多いテレビ朝日らしい人物配置となっている。

そして、第8話は猪狩が持ち込んだ相談ごとが殺人事件だったことがわかる。猪狩の知り合いの佐々木敏江(中田喜子)が亡くなって、いったんは病死と判断されたが、実は終活セミナーの主催者による強盗殺人だった。残されたもののために就活ノートは必要だが、そこには個人の財産がくまなく書かれる。このノートの情報を使って金を取ろうとした主催者による殺人を暴いたのは、猪狩の弟子でもある鑑識の佐久間(宮近海斗)だった。

5月29日に放送される第9話からは最終章に突入する。第8話では伊東四朗、宮近海斗が登場したが、第9話は元特捜班の村瀬(津田寛治)が登場する。ディープフェイク画像を相手に警察はどうするのか?

井ノ原快彦©テレビ朝日5月17日に主演の井ノ原快彦が48回目の誕生日を迎えた。撮影中の羽田美智子、向井康二、深川麻衣、津田寛治、吹越満、田口浩正、山田裕貴、原沙知絵らがポスタービジュアルを模したケーキをプレゼントした。井ノ原はその再現度の高さに感心し、「食べられないよ」と話したほどだったという。

■前回:第8話ネタバレあらすじ
ある休日、特捜班の主任・浅輪直樹(井ノ原快彦)と小宮山志保(羽田美智子)は、かつて鑑識官だった猪狩哲治(伊東四朗)の依頼を受け、古びたマンションに向かった。実は、猪狩の知人・佐々木敏江(中田喜子)が2カ月前に自室で孤独死したのだが、猪狩は生前、敏江から自分が死んだら調べてほしいと頼まれていたという。敏江と猪狩は俳句という趣味で知り合ったのだが、猪狩は特に敏江と親しいということはなかったのだが、なぜか依頼を引き受けたのだ。

敏江は30年前に夫と死別し、定年まで弁当工場を勤め上げたあと、猪狩も所属する俳句の会に参加したものの気難しい性格で周囲となじめず、孤独に暮らしていたらしい。発見されたときは死後数週間経過しており、持病もあったことから心臓発作と判断されたようだった。マンションの別の住民から敏江の部屋から異臭が漂うと連絡を受け、管理人の小坂真子(笛木優子)が警察に頼んでドアを開けたところすでに腐敗が進みつつある敏江が見付かったのだ。

さっそく、敏江の部屋を確認した直樹たち。室内には若者に人気のゲーム機や容量の大きな炊飯器も置かれ、誰かを家に呼んでいたような形跡があった。さらに、死亡推定日の少し前に銀行口座から400万円がおろされていたことが判明する。また、写真には若き日の敏江と夫らしき人物、幼い女の子がおさめられており、敏江に娘がいる可能性が浮上した。

そんな中、ある人物が捜査線上に浮かぶ。それは敏江が参加していた終活セミナーのスタッフ・新田春斗(島村龍乃介)で、彼は青柳靖(吹越満)が更生を見届けてきた人物だった。青柳と矢沢英明(田口浩正)は春斗に会いに行く。春斗は家に行っていたのは終活セミナーのことで呼ばれたからで、ゲームを付き合わさせられていただけだという。

直樹と小宮山は部屋にあった写真の少女を探す。一緒に映っていた男性はすでに死亡していたが、その息子がその少女のことを少し覚えていた。しかし、ある時いなくなってしまったという。その後の調査で、少女は児童養護施設に預けられていたことがわかる。敏江の部屋にあったのと同じ写真を大事に持っていたが、13歳になったころ、捨ててしまったという。その写真には「百満月」に迎えに行くと書かれていた。

その少女が管理人の真子であることがわかった。さらに鑑識の結果、敏江が亡くなった日に、カレーを作り、真子と春斗が一緒に食事していたことがわかる。その事実を突きつけると、春斗も真子も自分が犯人だと言い出した。

春斗は真子から敏江から金を奪う目的で近づいているなら協力すると持ちかけられた。真子は敏江に復讐したいのだという。二人は共同で敏江に近づき、親しくなった。亡くなった日、敏江と一緒にカレーを楽しんだのだ。

二人は自分がその後敏江を突き飛ばしたというが、実際は敏江は自分の全財産ともいえる400万円を投げつけて、「もう家族ごっこは終りだ」と言ったのだという。二人はそこで敏江の部屋を出た。二人とも殺人はしていない。

犯人は終活セミナーの取材社だった。春斗に金を巻き上げるように言っていたが、いつまでたっても埒があかないので、敏江の部屋に行ってみた。キーボックスの場所や暗号はたちぎぎして知っていたので、それを使って部屋に入ろうとしたところ、敏江に気付かれた。そして敏江を殴って殺してしまった。主催者は就活ノートに400万円があると書かれていたことから殺人を思いついたのだった。

真子は自分は2度も敏江に捨てられたという。最初に捨てられた時と、今回。ただ、敏江は真子を暴力夫から守るために逃がしたのだった。そして、今回も真子が自分の娘だと気がついたが、自分との関係がわかると真子のこれからの重荷になると思って身を引いたのだ。そのことを聞き、真子は自分が部屋の片付けをすると言った。

■第9話あらすじ
特捜班主任の浅輪直樹(井ノ原快彦)と後輩刑事の新藤亮(山田裕貴)は宝石店強盗事件の捜査中、繁華街で容疑者とよく似た男・朝倉昭雄(森谷勇太)と遭遇する。2人は必死に朝倉を追うが、あえなく取り逃がしてしまう。

一方、青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)は拳銃密売犯を追い、あるバーを張りこんでいた。この店のトイレで行われた取り引きが撮影された動画がネットに上がっていたのだ。2人は動画と似た男・馬場(フェルナンデス直行)を発見し、追い詰めるが…。

そして小宮山志保(羽田美智子)は高尾由真(深川麻衣)から応援要請を受け、現場の高級住宅街に急行。その付近では最近、ペット窃盗事件が立て続けに起きていることがわかり…。

その後、捜査支援分析センター(SSBC)副所長・村瀬健吾(津田寛治)と分析官・三ツ矢翔平(向井康二)の解析により、3つの事件の関連がわかった。

テレビ朝日 2024年4月3日スタート。毎週水曜日21時放送、「特捜9 Season7」。出演:井ノ原快彦、羽田美智子、向井康二(Snow Man)、深川麻衣、津田寛治、吹越満、田口浩正、山田裕貴、中越典子、原沙知絵、中村梅雀ほか。番組公式Twitterアカウントは「@5drama9tokusou」。

テレビ朝日「特捜9 Season7」番組公式サイト
テレビ朝日「特捜9 Season7」番組公式Twitter

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