パート1からパート2ヘ…WOWOW「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」第9-12話:月明かりの誓い~世子の運命

05月24日20時00分ドラマ
(c)2023MBC

ナムグン・ミン×アン・ウンジン共演で送る2023年最大級の話題作「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」が、ついにWOWOWにて放送・配信、5月31日(金)からの第9話~第12話のあらすじと見どころを紹介する。

第60回『百想芸術大賞』最優秀演技賞はナムグン・ミン…



「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」は、後金(清)の朝鮮侵攻という激動の時代の中で、惹かれ合いながらもすれ違う男女の切ない愛、そして、希望を捨てずたくましく生きる人々の勇姿を描くロマンス時代劇。【「恋人」を2倍のたしむ】では、ドラマの時代背景や実在人物、ネタバレあらすじ(あり/なし)と見どころ、豆知識、受賞歴などまとめている。

■キャスト
メインキャスト5人徹底紹介
知っておくべき18人紹介
イ・ジャンヒョン役:ナムグン・ミン
ユ・ギルチェ役:アン・ウンジン
ナム・ヨンジュン役:イ・ハクジュ
キョン・ウネ役:イ・ダイン
リャンウム役:キム・ユヌ
  ほか

■第9話「生き抜くための知恵」9話ネタバレ・豆知識
捕らえられたジャンヒョンは間者の疑いをかけられるが、逃亡した朝鮮の捕虜を捕らえることを条件に釈放される。一方、ギルチェは精神を病んだ父や幼い妹たちを抱えてその日暮らしをしていたが、戦時中に世話になった従事官のク・ウォンムが経営する鍛冶場に、銅銭を材料として持ち込み真鍮の器を作らせ販売する。一方、ジャンヒョンは同胞である朝鮮人の捕虜を捕らえ将軍を接待する。だが心楽しまず、目にはギルチェの姿が浮かぶ。ジャンヒョンは世子に、清に屈服させられても、現実を直視して大胆に生き延びる道を探せと語る。
その頃、ギルチェの商売は大当たり。ウォンムはギルチェに心ひかれていくが、ギルチェの心には今もジャンヒョンがいた。そんな中、ギルチェの前にある人物が現れる。

家族を養うために新たな商売を始めたくましいギルチェ。アン・ウンジンのドラマチックで纎細な演技力が視聴者から高い評価を得ていることは以前からお伝えした通りだが、本話で改めてそれを感じた方も多かった模様。これまで史劇でなかなか見れなかったたくましい女性像が描かれ、「2023年最も注目される女優にのし上がった」「本作品を通じて人生キャラクターを更新」などとネット記事で絶賛されている!


■第10話「待ち焦がれた帰還」10話ネタバレ・豆知識
恋人(c)2023MBC
ジャンヒョンが死んだと思っているギルチェは、ウォンムの求愛を受け入れる。ジャンヒョンは、帰国する世子に従って朝鮮に戻る。ギルチェと会うのを楽しみに家に向かったジャンヒョンが見たのは、ギルチェの婚礼の宴だった。「男なしでは生きられないのか?」と問うジャンヒョンに、ギルチェはそうだと答える。ギルチェはリャンウムから、ジャンヒョンの死を聞いていた。リャンウムはジャンヒョンに、あの女はお前を不幸にすると言うが…。
誤解が解いたジャンヒョンは婚礼を挙げようとするギルチェに、「もうあなたの側を離れない、もう待たせない、だからもう一度機会を下さい」と遠くへ行こうと言い…。

この回は韓国で2023年9月2日に放送したパート1の最終回。視聴率も12.2%まで記録した。パート2となる11話は1か月強の10月13日スタートで、ネット記事では「数多くの「恋人廃人」を量産して愛されただけに、パート2に対する期待も熱い」などと続編を心待ちにする声が散見された。
リャンウムがギルチェに自身が生きていることを伝えなかった事実を知ったジャンヒョン。リャンウムはジャンヒョンに気があり、「当時既にギルチェは婚約した状況のため訂正できなかった」「ギルチェが側にいるとジャンヒョンが不幸になると思った」と心の内を明かす。視聴者は「ここでもし、きちんと伝わっていたら、ギルチェは結婚せずに待っていたのに!」「ここに来て、身内からの邪魔が入るなんて」と、コグマな展開(もどかしい展開を、さつまいもを食べた時のような喉のつまりに例えて言う。対義語はサイダー)に怒ったり叫んだり感情を露わにした。


■第11話「忘れられぬ愛」11話ネタバレ・豆知識
恋人(c)2023MBC一時はジャンヒョンと駆け落ちしようか心が揺れたギルチェだが、結局留まることになる。瀋陽に戻ったジャンヒョンは、逃亡捕虜を捕まえる仕事に戻る。捕虜を売り払うと言いながら、実は自腹を切って代金を将軍に納め、捕虜を解放していた。義州で親しかった兄貴分のヤンチョンを捕まえたジャンヒョンは彼を屋敷にかくまい、瀋陽でも金儲けをしようと励ます。やがてジャンヒョンは朝鮮からも清からも必要とされる唯一無二の存在となっていた。ジャンヒョンが手に入れられない物はないと、清の王から依頼を受け家に出向いたジャンヒョンは、清の後宮で朝鮮の下女が虐待されているのを見かける。ジャンヒョンはそのまま放っておくことはできず、彼女たちの脱出を手助けすることに…。

パート2のスタートとなる第11話は、丙子の乱の後に、朝鮮の民の屈辱的な歴史から始まる。当時の時代背景やギルチェ達が苦しめられる“還郷女”についてはパート2:丙子の乱の後の朝鮮、還郷女って?で紹介している。
結局ギルチェはウォンムと結婚し、結婚せずにジャンヒョンと結ばれることを切実に願っていた視聴者も多く、悲しむ声も各所から聞こえてきた。また、清で生きるためとはいえ朝鮮人捕虜を狩る仕事なんてジャンヒョンらしくないと思っていたが、実は彼らを救っていたとは!さすがジャンヒョンだ。


■第12話「ギルチェの行方」12話ネタバレ・豆知識
恋人(c)2023MBC朝鮮に逃げ帰った捕虜たちを連れ戻しに清の役人がやってくる。ギルチェの美貌に目を止めた役人は、ギルチェを捕虜として拉致する。リャンウムがそれを伝えるが、夫のウォンムは、ジャンヒョンのもとに行ったに違いないと言って信じない。リャンウムとヨンジュンは後を追うが手掛かりもなく、引き返そうとするが…。一方、瀋陽に連行されたギルチェたちは、清の役人の前に引き据えられる。ジャンヒョンもその場に居合わせたが、ギルチェの姿に気づくことができない。

清から農作業をするように命令が下され、まだ暫く朝鮮には帰れなさそうだと嘆くソヒョン世子。ジャンヒョンは捕虜として連れてこられた人々は大半が農民であるため彼らを起用することを提案する。そしてソヒョン世子を捕虜市場へと連れていき、凄惨な現場を目の当たりにし現実を直視させた。ジャンヒョンは、まるでソヒョン世子が今後王になるために一つずつ大事なことを教えているかのよう。ソヒョン世子も頼りないようなイメージだったが、こうして少しずつ変わっていく。

WOWOW「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」番組サイト
 2024年スタート 金曜19:00-21:30

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【作品詳細】【「恋人」を2倍楽しむ】