【最終回】NHK海外ドラマ「6人の女 ワケアリなわたしたち」第5話、妊婦の“モルガン”がガン患者を偽っていたわけとは!?ネタバレと予告

05月27日22時39分ドラマ
NHK番組サイトより

5月26日にNHK海外ドラマ「6人の女 ワケアリなわたしたち」第5話“モルガン”が放送された。ネタバレあらすじと登場人物たちの新事実を紹介する。最終回の第6話“ヴァレリー”は6月2日(日)22時よりNHK総合で放送される。第5話は6月2日までNHK+で見逃し配信されている。

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「6人の女 ワケアリなわたしたち」は、年齢も職業も性格もまったく異なる個性的な6人の「がん友」の女性たちが、無謀にも高さ3,500メートルを超えるフランス・アルプスの山に挑んでいく物語。

5月26日に放送された第5話「モルガン」では、モルガンとヴァレリーが実の親子だということが明らかになった。前話でヴァレリーが薬物依存だったことが分かり、モルガンが病院に潜入したというヒントが与えられたことで、もしかしたら…と気づいていた視聴者も多かったのではないだろうか?

薬物中毒で自分を捨てた母親に名乗りを上げるのは気が進まないモルガン。そんな彼女の背中を推したのは、生前のエヴだった。カレンが敬愛する姉で、パティの想い人、エヴは本当に魅力的な人だった。そんな彼女の望みを叶えるために、仲間たちは無謀にもガイドなしで頂上をめざすことに…。

次回はついに最終回。猛吹雪に見舞われる中、5人は無事山頂にたどり着けるのか?いや、それ以前に生きて帰ってこれるのか?



■第5話“モルガン”ネタバレあらすじ
ヴァレリーの師事で瞑想を行なっていた一行。カレンは気持ちを落ち着かせるため1人で森の中に入っていく…すると、そこにじっと避けてきた熊が現れた。カレンの不在に気付いたトムが駆けつける。カレンは死を覚悟するが、クマは何もせずに立ち去って行った。

クマと対峙して生き残ったカレンを仲間たちは賛美する。気持ちの整理がついたカレンはグザヴィエに電話し、自分がガンを患っていることを打ち明けた。

翌朝、トムは自分たちが標高3000メートルのところにいること、酸素が薄いためさらに登山が困難になることを告げる。パティはモルガンに妊婦であることをトムに打ち明けるべきだというが、モルガンは特別扱いされたくないと拒否する。

モルガンは妊娠はしているが本当はガン患者ではなかった。が今回の登山に参加したのは、生前のエヴに誘われたからだ。エヴはガン患者ではないモルガンが治療を受けているフリをしてエヴやサラ、ヴァレリーに近づいてきたことに気づいていたのだ。

実はモルガンは、二歳の時に別れた自分の生みの母・ヴァレリーに会うために病院に潜入したのだ。ある日突然、死んだと思っていた母がフランスに戻ってきたと聞かされ、さらに重い病を患っているときかされたモルガンは、自分を捨てた母に娘だと名乗りを上げる気にはなれなかった。実際ヴァレリーに会っても、まだ娘だと打ち明けるかどうかを迷っていた。

モルガンは登山中にヴァレリーにこれまでのことを尋ねた。「子供はいらなかった?」「女性には母親になる運命の人とそうでない人がある、私は後者なの…」ヴァレリーが自分は母親に向かない人間だと言ったことに腹を立てたモルガンは冷たい態度を取ってしまう。

切り立った尾根に差し掛かり、体調のすぐれないヴァレリーが値を上げそうになると、モルガンはもう然と怒り出した。「今さえよければ楽だろうね。皆の足をひっぱって。自分のことさえよければ、それでいいの?私を観てよ、本当に誰だかわからない!?」ヴァレリーはモルガンが実の娘だと気づき、めまいを起こして滑落してしまう。命綱でつながれていたため、なんとかみなで救いあげた。

ヴァレリーは皆に、モルガンが自分の娘・ルイーズだと話す。けれど、それも今気づいたことだと。ヴァレリーはルイーズとは二歳の時に別れたこと、その時自分はボロボロでルイーズを育てることがではなかったのだと話す。「娘よりドラッグを選んだ」と責めるモルガン。皆はモルガンがガン患者ではなかったとこも知らされる。

なんとか日のあるうちに山小屋に着いた一行だったが、モルガンが高熱を出して倒れてしまう。ヴァレリーはモルガンに優しく寄り添うが、モルガンは拒絶しつづける。そんな2人の様子を観ていたパティはモルガンが妊娠していることを明かし、「とにかく諦めないで、ルイーズに貴女は必要。二度目は逃げないであげて、貴女を試しているのよ、離れちゃダメ」と勇気づける。

ついに病人が出てしまったアクシデント続きの登山。これ以上進むことは危険だと判断したトムとパブロは、女性チームを下山させることに決める。女性人たちは反発するが、トムはその決断を覆さなかった。

どうしてもエヴを頂上につれていきたったかと語り合うサラ、ノエミ、パティ、ヴァレリーそしてカレン。5人はトムに無断で頂上を目指すことにする。翌朝、目覚めたモルガンは、みなが居ないことに気づきトムを起す。ところが追いかけようと扉を開けると外は猛吹雪で…。



■第5話の主要登場人物たち
第5話での、モルガン以外の登場人物たちの動向を紹介したい。

モルガンことルイーズの母だったヴァレリー。何故ドラッグに溺れてしまったのかは分からないが、依存症だった彼女に子供を育てることはできなかった。治療を終えてルイーズに会いに行ったときには、すでに彼女には新しい母もいたため会うことを断念していた。ルイーズが妊娠していることを知り心から喜んでいる。

クマに襲われなかったカレンは勇気をふりしぼってグザヴィエに自分のガンを告白し、今も愛していることを告げた。グザヴィエはカレンが心配していたように逃げ出すことはなく、カレンのガン治療にも毎回つきそうと約束。カレンは以前とうってかわって、すっかり大人しくなり、娘を捨てたヴァレリーのことも理解しようと瞑想までするようになった。

ノエミの元には、腫瘍は良性だったと検査結果が届く。けれど、その喜びはこっそりトムにだけ告げられた。トムとノエミ2人の関係が、また少し深まったようだ。

サラとジュリアンは、ついに仲間公認の恋人に。一方、ジョナタンは未だリュシーを忘れられず、送った動画に“イイネ”がつけられただけで舞い上がっていた。

そして、トムとともに女性陣の下山を決定したパブロ。アクシデント続きの女性チームにかなりうんざりしている様子。彼女たちが、悪天候の中、登山を決行したことを知ったらどんな顔をすることやら…。

■第6話“ヴァレリー”あらすじ
ガイド抜きで勝手に山頂を目指したサラたち5人は猛吹雪に見舞われる。 山小屋では5人の不在に気付いたガイドのトムとパブロが捜索に出発。残されたモルガンは知らせを待つしかない。猛吹雪でサラたちは引き返そうとするが、ヴァレリーが倒れ、ひとまず近くの洞窟に避難。携帯電話も通じないため、比較的体力があるノエミが一人で助けを求めに出ていく。

© Jean-François Baumard / TF1 / Federation Studios

■「6人の女/Six Women/Les Randonneuses」予告動画
Unifrance 公式YouTube「Six Women / Les Randonneuses (2023)」トレーラー(英語字幕)⇒「6人の女」予告動画

■キャスト
サラ … アリックス・ポワソン(声:三石琴乃)
ノエミ … クレマンティーヌ・セラリエ(声:一龍齋貞友)
パティ … カミーユ・シャムー(声:桜井明美)
カレン … ジョゼフィーヌ・ドゥ・モー(声:高橋理恵子)
モルガン … ティフェーヌ・ダヴィオ(声:永宝千晶)
ヴァレリー … クレール・ボロトラ(声:甲斐田裕子)
エヴ … エルザ・ランギーニ(声:八十川真由野)
トム … リュシアン・ジャン・バティスト(声:落合弘治)
ジュリアン … マクソンス・ダネ・フォーヴェル(声:土屋神葉)
ジョナタン … バティスト・ルカプラン(声:土屋神葉)
パブロ … ジェレミー・クレドヴィル(声:杉村憲司)
ほか

原題 Les Randonneuses
制作 2022年 フランス
© Federation Studios - Empreinte Digitale - TF1 / MMXXII

【放送予定】NHK総合 2024年4月28日(日)23時より 全6話
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:英語)| 字幕放送有り]
(放送日時は変更になる場合があり)

NHK「6人の女 ワケアリなわたしたち」番組公式サイト

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