「ブルーモーメント」平岩紙が山下智久に真実を打ち明ける!本田翼の命を奪った理由とは?第6話ネタバレと第7話あらすじ
29日に放送された第6話、晴原(山下智久)は上野(平岩紙)たちと力を会わせて孤立した被災地域に医療物資を運んだ!その後、上野が灯(本田翼)の命を奪ったと晴原に告白!6月5日(水)「ブルーモーメント」(フジ、22時)第7話が放送される。予告動画が番組公式サイトで公開されている。
山下智久主演「ブルーモーメント」は、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語のドラマだ。
その第6話は5月29日に放送された。今回のSDMの役目は地震による孤立してしまったエリアに医薬品などを届けることだ。これ自体は大きな困難なく進む。ドローンによる運搬には上野(平岩紙)、晴原(山下智久)、雲田(出口夏希)があたり、オンライン診療は医療班の汐見(夏帆)があたる。順調に医薬品や食料、手紙が届けられた。しかし、一人の患者が傷口からはいった細菌によりガス壊疽を発生させていることがわかる。災害救助用のドローンについては上野が最も詳しい。息子との約束を毎回破り続けている上野だが、今回も途中で引き返して救助にあたり、患者は助かった。
第6話はこれまでの災害とは違い、目の前に燃えさかる炎があったり、強風や雹がたたきつけたりすることなどは無かったが、もっとも頻繁に発生する地震によるものだった。1月に発生した能登半島の地震でも孤立する集落があったことを考えると、身近な災害救助となり、そこにドローンが活用できることは希望がもてる展開だった。
しかし、第6話のラストは衝撃で幕を閉じた。晴原からも、灯(本田翼)からも、園部大臣(舘ひろし)からも絶大な信頼を得ている上野が5年前の災害の時に「私が奪った。灯の命を」と告白したのだ。もちろん、実際に殺したなどということではなく、何かを頼んだことで結果的に灯が死に至ったということだろうが、6月5日に放送される第7話でその真相に迫る。5年前と同じように線状降水帯による集中豪雨はSDMのメンバーを襲う。土石流が流れてくる中、晴原たちはどう抗ってゆくのか?
■前回:第6話ネタバレあらすじ
晴原(山下智久)は、関東南部豪雨の合同慰霊碑の前であった丸山ひかる(仁村紗和))に、園部灯(本田翼)の最後の行動の真相を知っているか問いかけるが、ひかるは何も話さない。そして、苦悶の表情で立ち去った。
晴原は15年前、灯と出会った頃を思い出す。天才数学少年と言われていた過去があるが、今は、殻に閉じこもっている晴原にくったくなく「話したかった」といって灯が話しかけてきた。灯は小学校時代に晴原を数学のコンクールに出ていたのだ。なんとか二人は距離を縮め、灯は大学の先輩の上野(平岩紙)に晴原とその友人の藤村(田中圭)を紹介した。晴原は強引に自分の領域に入ってくる灯のことが気にならないと、「灯が特別だ」と言っているのに気付かずに上野にはなす。灯は晴原に、母親を病気出なくしたことや、母の死に対する態度を見たことで「災害」によって命を奪われる人を減らしたいと切に願うようになったことを打ち明けた。二人の中に災害から人の命を助けたいという思いが広がっていった。
SDM本部に上野香澄(平岩紙)の息子・海斗(石塚陸翔)が一人でやってきた。海斗は長野で開催される全国紙飛行機大会に出場するから、絶対に来て欲しいと訴えてきたのだ。上野は「災害対策」を担当しているため、海斗との約束が反故になってしまうことが多い。これまでは大人しくしていたが、これ以上約束を破るならもう二度と約束などしないと言い出したという。それは「これ以上お母さんを嫌いになりたくないから」と。
3日前に静岡で地震が発生し、道路が分断されたエリアでは10名ほどが取り残されている。しかし、救援医療物資を運ぼうにも車両やヘリが入れず、携帯電話も繋がりにくくなっていた。そこで汐見早霧(夏帆)のオンライン診療と併せて、防災ドローンを実用することになった。ドローン運用には、実用化を進めてきた上野の力が必要不可欠になる中、実施は明日。全国紙飛行機大会の開催日と重なる。
一方、優吾(水上恒司)はひかるに5年前のことを問いただす。SDMに対する誹謗中傷が入り始めている今、5年前の灯の行動を知る人物からの情報が欲しいのだ。しかし、ひかるは何も言えないといって辞表を出した。
翌日、上野は業務を優先する。運用は順調に進み、上野は大会が終わる前に海斗の元へ向かえるかと思えたが、そこに新たな要救助者が発生する。ドローンのバッテリー残量も少なくなる状況の中、晴原は気象を読み最短ルートで現場に医療物資を届けようと試みる。ドローンが電波が届かない地域に入ってしまい、ホバリングしてしまう。そのまま通信がない場合は出発地点に戻る設計になっている。晴原は雲田に気象解析を頼み、自らは山の中に入ってゆく。
時間内にドローンの近くにきた晴原は気象の情報を雲田に頼む。しかし、まだ勉強中の雲田は即答できない。そこに海斗のために早く帰っていた上野が戻ってきた。無線で情報を聞いていたのだ。気象解析とドローンのルート選定を上野が行い、晴原の操縦により、医薬品は無事に届けられ、瀕死の患者が助かった。
上野、晴原、雲田で海斗の紙飛行機大会の会場に向かう。大会は終わっていた。海斗は優勝していて、上野に「見ててね」といって紙飛行機を飛ばした。自分を責めない海斗に上野はどうしてかという。すると「お母さんは破った約束の数だけ、誰かのために頑張ってるから」といって、嫌いじゃないという。それは上野が到着できないかもしれないと思った晴原が海斗に伝えていたのだ。
灯がSDMの構想を考え始めたのは、実は海斗が生まれた日だった。上野が産んだ海斗にあった灯は命は連鎖だと思うといって涙した。そして、不条理に泣くことない世界を作りたいと願い、SDMを考え始めた。
災害救助に成功し、海斗とも打ち解け、ハッピーな一日が終わると思われたその時、上野が晴原に「私が奪った。灯の命を。あなたのかけがえのないものの命を」と告げた。
■第7話あらすじ
突然、上野香澄(平岩紙)から告げられた晴原柑九朗(山下智久)。上野は5年前の関東南部豪雨の時、園部灯(本田翼)と一緒にいたこと、そして灯の指示通りに行動した人たちは皆助かっていたことを打ち明ける。真相を話そうとしたその時、指揮車両にアラートが鳴り響いた。
海上竜巻に巻き込まれた気象観測船と漁船が接触事故を起こしたという。さらに観測船は多量の水蒸気を観測していた。晴原はその情報か、東海地方で集中豪雨が起きることと予測する。要救助者の気象観測船 船長・保科正樹と晴原は連携を取る。
船内では幾度となく危険にさらされる中、晴原は混乱している要救助者を勇気づけ遠隔での解析にあたる。そして、集中豪雨の危機も迫る中、『国際防災会議』で不在の園部(舘ひろし)の代わりに立花藍(真矢ミキ)が指揮を執ることになった。
それぞれの悩みや、想いがある中、SDMの総力をかけ対応にあたるのだが…。
フジテレビ 2024年4月スタート。毎週水曜日22時放送「ブルーモーメント」。出演:山下智久、出口夏希、水上恒司、本田翼、夏帆、岡部(ハナコ)、舘ひろし / 真矢ミキ、仁村紗和、平岩紙、橋本じゅんほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@bluemoment_cx」。
◇フジテレビ「ブルーモーメント」番組公式サイト
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