「イップス」第8話 アンミカ大誤算!完全犯罪が関西弁で命取りに…ネタバレと次回予告

06月01日11時10分ドラマ
©フジテレビ

5月31日(金)にフジテレビ系 金9ドラマ「イップス」第8話が放送され、アンミカが完全犯罪に挑むも関西弁が命取りに…模倣事件の進展なし。

第9話萩原利久が“絶望的にツイてない”殺人犯役でゲスト出演する。予告動画は番組公式サイトで配信中。Tverで最新話を無料配信、FODで全話配信されている。



「イップス」は、互いにイップス(Yips=心の葛藤により、筋肉や神経細胞、脳細胞にまで影響を及ぼし「できていたことができなくなってしまう」心理的症状のこと)を抱えたおしゃべりなベストセラーミステリー作家・ミコと、犯人を追い詰めることが出来なくなったエリート刑事・森野が事件を解決してゆくミステリーコメディー。

5月31日に放送された8話では、アンミカがポジティブマインドな恋愛小説家・ナンリサこと南条理沙役でゲスト出演。理沙は長年の恋人に“妻”が居たことを知り、計画殺人に手を染める。しかし、完璧だったはずの計画が、おもわぬ目撃者によって崩れることに…。

スケート場での事件以来、イップス症状に悩まされなくなってきた森野はグイグイ真相に迫っていく。その傍らで森野の応援に余念のないミコも、“イップスに悩む”子役の少女の関西風イントネーションに気づき、アリバイ崩しの一躍を買った。リサのチャームポイントでもある関西弁が思わぬところで足をひっぱってしまったのだ。

今話でも、前回同様“模倣事件”の進展はなく。ミコのイップスが改善されたか否かも触れられなかった。森野も症状が改善させたとはいえ、やはり事件の核心にせまることはできず、途中離脱してしまった。2人の絶不調バディのトークと、軽快な事件解決だけで充分楽しめているのでこのまま“模倣事件”の件はフェードアウトしてもよいかもしれない。

次回第9話には、何をやってもうまくいかない最強に“ツイてない男”犯人・宮永隆一役として萩原利久がゲスト出演する。借金生活、誤って殺人、交通事故と不運が重なる犯人が絶不調バディとの遭遇。あまりの運の悪さに萩原自身も「演じていて楽しくなってしまった」と苦笑いするほど。演達者の萩原が最強にツイてない殺人犯役をどのように演じきるのか注目したいく。



■第8話 ネタバレあらすじ
黒羽ミコ(篠原涼子)は、ミコとは因縁がある関西出身の恋愛小説家、“ナンリサ”こと南条理沙(アンミカ)と人気俳優の窪田達臣(河相我聞)がMCを務めるBS放送の恋愛トーク番組「ナンリサ・窪タツの『恋するクリニック』」にゲスト出演することに。

理沙と窪田は公にはしていないが7年前から恋愛関係にあった。しかし、実は窪田は6年前に結婚していたことが一週間前に発覚。ミコがコメンテーターを務める情報番組『朝キュン』でもその話題を取り上げていた。理沙は窪田が妻と別れてくれることを願うが、窪田は“大人の関係”は続けようと提案し、一週間後にその答えが欲しいと告げた。

ゲストとして呼ばれていたミコだったが、以前から理沙とは馬が合わず、テレビ局に到着早々、理沙と嫌味合戦に。ミコは番組出演をおっくうに感じていたが、本番直前になって、突然収録が中止になる。窪田が、大道具倉庫で遺体となって発見されたのだ。

警察による現場検証が始まろうとしている中、いつもの警察関係者に挨拶をするミコ。樋口一之(矢本悠馬)らも驚くほど早いタイミングで現場に現れる森野徹(バカリズム)。森野曰く、スケート場の事件以来調子が良いのだという。

窪田の死因は脳挫傷で、倉庫の棚の上にあった石膏像が落下し、下にいた窪田の頭を直撃したことが原因だと思われた。俳優が大道具倉庫に出入りしていることなど不自然な状況に疑問を抱いたミコと森野は、理沙からも話を聞くことにする。

だが理沙は、森野の質問には答えるものの、天敵のミコのことは完全無視。窪田の死亡推定時刻、理沙は楽屋で配信用動画の撮影を行っていたという完璧なアリバイがあった。現場スタッフにもウケのいい理沙は、小説のネタにするといって事前に監視カメラの位置を確認しており、大道具倉庫への経路にも映っていない。ただ、テレビ局のオーディションに訪れていた子役の少女に倉庫付近にいるところを目撃されていた。理沙はアリバイをさらに完璧なものにしようと、少女に自分を見たことを人に話さないよう忠告する。

しかし、この忠告が理沙のアリバイを崩すことになる。子役の少女は理沙に言われた通りに「見ていない、知ってない」と話し、それが関西のイントネーションなことをミコが指摘。少女は理沙が倉庫近くのゴミ箱にリップクリームを捨てたことを明かす。さらに動画の撮影時刻のトリックもみやぶられ、決定的な証拠となった。

周囲には恋愛経験豊富だと思われていた理沙だったが、実は窪田が初めての恋人だったと明かし、どうしても彼の裏切りが許せなかったのだと泣いた。



■第9話 あらすじ
宮永隆一(萩原利久)は、“何をやっても運のない男”。友人の大城俊(三浦獠太)と起業したものの失敗。現在は建設作業員として働いていたが、闇金から200万円近い金を借りていた。消費者金融業者の佐久間康(ニシダ/ラランド)に暴行をうけ、無我夢中で抵抗するうちに佐久間の命を奪ってしまう。我に返った宮永は逃げだそうとするが、道に飛び出すと同時に車にはねられ…。宮永が目を覚ますと、そこは須藤健吾(本多力)の家だった。宮永をはねてしまった須藤は、ケガの手当をするために彼を自宅に運び込んだのだ。須藤は100万円を差し出し謝罪する。とその時、テレビから建設現場で遺体が発見されたとのニュース速報が流れた。宮永が犯人だと気づき、逃げようとする須藤。その拍子に、須藤は足を滑らせてテーブルの角に頭をぶつけて死んでしまう。

「イップス」(毎週金曜日21時)はフジテレビ系にて4月12日放送スタート。主題歌:AARON『フェイス』/出演:篠原涼子、バカリズム、染谷将太、渡辺大知、勝村政信、味方良介、足立英、矢本悠馬ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@yips_fujitv」。

フジテレビ「イップス」番組公式サイト

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