アン・ウンジン、還郷女と呼ばれ…WOWOW「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」第13-16話:覆面の女~どうか幸せに
ナムグン・ミン×アン・ウンジン共演で送る2023年最大級の話題作「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」が、ついにWOWOWにて放送・配信、6月14日(金)からの第13話~第16話のあらすじと見どころを紹介する。
●第60回『百想芸術大賞』最優秀演技賞はナムグン・ミン…
「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」は、後金(清)の朝鮮侵攻という激動の時代の中で、惹かれ合いながらもすれ違う男女の切ない愛、そして、希望を捨てずたくましく生きる人々の勇姿を描くロマンス時代劇。【「恋人」を2倍のたしむ】では、ドラマの時代背景や実在人物、ネタバレあらすじ(あり/なし)と見どころ、豆知識、受賞歴などまとめている。
■キャスト
⇒メインキャスト5人徹底紹介
⇒知っておくべき18人紹介
イ・ジャンヒョン役:ナムグン・ミン
ユ・ギルチェ役:アン・ウンジン
ナム・ヨンジュン役:イ・ハクジュ
キョン・ウネ役:イ・ダイン
リャンウム役:キム・ユヌ
ほか
■第13話「覆面の女」⇒13話ネタバレ・豆知識
捕虜市場で売られる直前に逃亡したギルチェだが、崖に追い詰められ捕らえられる。一方、ギルチェの行方を捜す夫のウォンムは、傷物になった奥方を取り戻してどうするのだと言われ…。ある日、清の皇女に会ったジャンヒョンは、彼女こそ顔を隠して捕虜を捕らえていた謎の女だと知る。皇女はジャンヒョンに、なぜ捕虜を捕らえるのかと尋ねる。瀋陽に来たリャンウムから、ギルチェが瀋陽にいることを知らされたジャンヒョンは…。
覆面のカクファの正体がこの回で明らかになる。今後のジャンヒョンに大きくかかわる人物、果たしてその正体は?瀋陽まで来ておきながら諦めてしまった夫ウォンム。命がけで守ってそれでもあきらめないジャンヒョン。ここにギルチェへ向けた愛の深さが見て取れる。ギルチェも、何度も危機的状況に陥るもジャンヒョンには頼らず何とかしようとする姿が逞しくもあり、いじらしい。そしてこの回ラストも名シーンで、韓国で放送時大いにSNSを沸かせた。
■第14話「愛の痛み」⇒14話ネタバレ・豆知識
(c)2023MBC捕虜市場で売りにかけられるギルチェを、ついにジャンヒョンが見つける。なぜ私を訪ねなかったと言うジャンヒョンにギルチェは、あなたを頼る理由がないと答える。奴隷商人からギルチェを解放したジャンヒョンは、もう心配はないと言うが…。奴隷商人はギルチェを皇族に売ってしまった。ジャンヒョンを寝間に誘った例の皇女だ。ギルチェを朝鮮に送り返すと言うジャンヒョンだが皇女は拒否、もう彼女は私の侍女だと言い放つ。
第14話視聴率は11.7%とパート2では最高視聴率を記録、パート1最終話の12.2%へと迫る勢いの数字を叩き出した。カクファの正体は皇女だった。彼女との賭けで、ギルチェの名前を叫びながら全速力で走るジャンヒョンの姿は涙なしには見られない。「14話は1秒たりとも目が離せない」「演出もストーリー展開、俳優たちの演技、どれもやばすぎた」「自分の父親がドラマで泣く姿なんて見たことなかった、でも今回ジャンヒョンがギルチェを救う瞬間、父が涙を流していた…」などと絶賛の声が続々。
■第15話「そばにいたい」15話ネタバレ・豆知識
(c)2023MBCジャンヒョンは皇女とのギルチェをかけた賭けに勝つが、皇女の矢はジャンヒョンを貫く。解放されたギルチェだが、ジャンヒョンの傷が癒えるまで瀋陽にとどまることにする。ジャンヒョンと親分は、引き取った捕虜たちを朝鮮に返す算段をする。ギルチェを朝鮮に返したくないジャンヒョンは、傷が癒えても仮病を使いギルチェを心配させる。ジャンヒョンは、自分は両班ではなく役所の奴婢だったと、ギルチェに自分の過去を語り始める。
第15話はジャンヒョンとギルチェの関係上、大きなターニングポイントとなった。ギルチェとリャンウム(キム・ユヌ)が、お互い自分がジャンヒョンを看病すると譲らず、ジャンヒョンも仮病を使っているため起き上がることもできず面白い事態に。またギルチェに甘えるジャンヒョンの姿が各所で見られ、可愛らしい姿に思わず微笑んでしまう。また、ジャンヒョンとリャンウムの過去も今回描かれ、彼がこれほどまでにジャンヒョンを慕う理由が分かる。そしてリャンウムはギルチェに言い放つ言葉でギルチェが自責の念の涙を流す。
■第16話「どうか幸せに」⇒16話ネタバレ・豆知識
(c)2023MBC皇女はジャンヒョンに、ギルチェを救いたければ朝鮮に帰せと言い渡す。一方、朝鮮ではヨンジュンたち在野のソンビが朝廷に出仕することになる。危篤のホンタイジが死去するとその子(順治帝)が即位、ホンタイジの弟ドルゴンが摂政として権力を握る。皇女を自分の陣営に取り込みたいドルゴンに皇女は、朝鮮の捕虜を捕らえる権限を要求する。皇女はジャンヒョンを、お前が私のものにならねば朝鮮の捕虜を皆殺しにすると脅すが…。
ジャンヒョンと再び気持ちを通わせ合うも、激しい情勢の変化で朝鮮へと帰らざるを得ないギルチェ。またジャンヒョンと一緒にいたいが自身には夫がいるということもありギルチェは気持ちを自制して朝鮮に帰ったのに…。あれほどジャンヒョンとギルチェの仲を邪魔してきたウォンムは、果たしてギルチェをどんな態度で迎えるのか?
「還郷女」については「丙子の乱の後の朝鮮、還郷女って?」で詳しく説明している。
◇WOWOW「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」番組サイト
2024年スタート 金曜19:00-21:30
【作品詳細】【「恋人」を2倍楽しむ】