9年前の約束!サン、護衛官たちへ100本矢の特訓を開始「イ・サン」-NHK
せっかく捕らえた白布事件の罪人たちが、反世孫派の手によって連れ去られた!しかも、罪人たちを移送せよとの通達には玉印があり、筆跡もサンのものだった。【PR】DVD情報
9話は、サンがソンヨンとテスと9年ぶりに夢の再会を果す場面が、10話は、サンが後に最強の護衛部隊となる、隊員たちとの葛藤の場面が最高の見どころとなっている。
反世孫派の狙いは、孤立無援のサンが王位を継ぐにふさわしくない人物と、英祖に信じ込ませること。今や宮中は全て反世孫派。ほとんどの臣下が反世孫派に寝返っていた。
さらに、10話で、状況はサンにとってますます不利に傾く。偽造の通達は間違いなくサンの筆跡との判定が下ってしまった。しかし、英祖はある方法で偽造を証明した。
一方、9話では、誘拐されたソンヨンの救出劇も見ごたえがある。とある遊郭に売り飛ばされたソンヨンは絶他絶命!そこにテスが助けに入るのだが、一番の功労者は、いつもソンヨンに迷惑をかけている図画署の画員イ・チョンだった。彼が偶然立ち寄った妓楼でソンヨンの声を聞いていたのだ。助かったソンヨンは、この後サンと9年ぶりに夢の再会を果す。感動の名場面をお見逃しなく。
ところで、9年ぶりということは、3人は20歳?男性二人は少々無理があるが、ソンヨンは十分通用しそうだ。イ・ビョンフン監督は、実に女性を美しく撮る。「チャングムの誓い」でイ・ヨンエの毅然とした美しさもよかったが、ハン・ジミンの聡明でいてちょっぴりおきゃんなところのある、ソンヨンのアップのときには、それまで無かった花を突然バックに入れる大サービスもしている。
監督は、もうひとり素敵な女性を描いている。サンの正妻ヒョイだ。サン11歳、ヒョイ10歳で結婚した。…ということは、ソンヨンたちと知り合った頃、すでに、ちびサンは妻帯者!
ヒョイは、決して出すぎたことをせず、側室たちにもいつも優しく、聖君イ・サンにふさわしい聖母のような女性として描かれている。
今や孤立無援となったサンにとって、2人の親友との再会はこの上もない喜び。それはテスも同じで、護衛官になってサンを守ることを真剣に目指す。
テスが目指す護衛部隊だが、、ドラマ中盤以降は最強の部隊となるが、10話ではそこに至るまでの護衛官たちとの葛藤を描いている。
ことの始まりは、英祖の前で行われた弓矢の御前演習。護衛官たちのあまりにお粗末過ぎる弓矢の技術に英祖が激怒!
サンは自らが護衛部隊の特訓をはじめた。サンの腕っ節の強さは視聴者には証明済み。ここでは、みごとな弓の腕前を拝見しよう。
ところが、サンが用意した厳しい練習メニューに、護衛官たちは不満タラタラ。とうとう宿舎に火まで放ってしまった。さあ、この護衛官たちを奮い立たせたきっかけは何だったのか?10話で確認できるのでお楽しみに。
さて、この特訓騒ぎの場面で、テスは、生涯続くもうひとつの友情と、彼の人生を変えた大切な人物との出会いをする。護衛官のソ・ジャンボとカン・ソッキ、そしてホン・グギョンだ。
もうひとつ、今度はイ・ソジンのファンには見逃せない場面を紹介しよう。サンは護衛官たちに厳しい練習をさせたが、自分もそれ以上の練習をしていたのだ。そんなタフなサンだが、さすがに彼の肩が悲鳴を上げていた。部屋で痛めた肩をちらりと見せるシーンがある。これが実に色っぽいのだ。監督は上半身を全部脱がせるつもりだったが、これを、イ・ソジンが提案して、片肩だけのチラ見せにしたのだ。しかし、功を奏した。豪傑な主人公が多い歴史ドラマの中で、色っぽい主人公は実に新鮮だ。そういえばイ・ソジンの演じる人物はいつもどこか色っぽい。これについては、「チェオクの剣」(イ・ソジン)で力説しているので、参考にされたい。
サンの魅力にノックアウトされていると、ドラマはとんでもない方向へを進んでいった。テスも受験した武科採用試験の会場で、大事件がおきてしまった。サンのあずかり知らないところで、サンが英祖から恨みを買ってしまうことになる。さあ、何が起きたのかは、16日のNHKBShiで夜10時からの字幕版2話連続の「イ・サン」で確かめよう。先行して放送している吹替え版は、日曜日夜9時からBS2で放送中!予告動画は番組サイトで。
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※ NHK BS「イ・サン」番組サイト 画像:(c)2007-8 MBC
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